2022.04.28
ソロキャンプにマスト&あると便利な道具は?
2022.4.28
ソロキャンプにマスト&あると便利な道具は?
今、話題の「ソロキャンプ」。ひとりの時間を自由気ままに過ごせるとあって、その人気もうなぎ登り。初夏を迎えて、季節は絶好のキャンプシーズン。これからソロキャンプを始めたい初心者さんに、テントやシュラフ、キャンプファニチャーから食事関連まで、まずは揃えてほしい基本的な道具をご紹介します。
CONTENTS
#01 ソロキャンプに必要な道具は?
#02 ソロキャンプにあると便利な道具
#03 【ブランド別】おすすめのソロキャンプ道具
└ Coleman(コールマン)
└ snow peak(スノーピーク)
└ CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
└ LOGOS(ロゴス)
└ SOTO(ソト)
ソロキャンプに必要な道具は?
■テント・設営道具
テントは構造がシンプルで、立てやすいものがおすすめ。ソロでも、テントは2人用を選ぶと、荷物を置くスペースが確保できます。テントを購入したら1度試し張りしておくと、キャンプ当日にまごつきません。
そして、テント設営になくてはならないのがペグハンマー。重量や長さをみて、振りやすいものを用意しておきましょう。予備のペグやロープとともに、ハンマーもペグケースに入れておくと持ち運びしやすく、忘れ物予防にもなります。
■シュラフ・シュラフマット
封筒型に比べて携帯性のいいマミー型を選ぶといいでしょう。化繊のシュラフは水濡れに強く、ダウンシュラフは軽量でコンパクトに収納できます。いずれも、シュラフの「快適使用温度」を目安に、キャンプに行く季節や気温にあったものを購入してください。地面の固さやデコボコを解消しつつ冷えを遮断するマットもあるとより快適に眠れます。
■チェア
焚き火に当たりながら寛ぐには、座面の低いローチェアがおすすめ。キャンプ中一番長く使うものなので、ゆったり背中を預けられる背もたれ付きを選びましょう。たたむとコンパクトになるものを選ぶのもポイント。
■テーブル
ローチェアに合わせ、丈の低いローテーブルが◎。天板がロール状になったり、折りたたみできるタイプなら持ち運びも簡単です。焚き火のそばで使うのなら金属製を、テントの中でも使う場合はA4〜A3サイズ程度の小型のものがおすすめです。
■ランタン・ライト
初心者には火を使わないLEDライトが使いやすいです。クラシックなランタン型は雰囲気もよく、ヘッドライトは両手が空くので、暗い中でも安全に作業が可能。充電式はあらかじめフル充電し、電池式の場合は予備の電池も忘れずに。
■バーナー
コンパクトなシングルガスバーナーがおすすめ。使い勝手のいいカセットコンロタイプでもOKです。カセットコンロはコンビニなどでも燃料が手に入りやすく、アウトドア用ガス缶は高火力で風に強い利点があります。
■調理器具
キャンプ飯は何を食べたいか、メニューを決めると、必要な調理器具も見えてきます。鍋や湯沸かしに使えるクッカー、用途の広いメスティン、フライパン、包丁、さらに、コンパクトなコーヒーセットなどがあるとよいでしょう。
■食器類
環境に配慮し、繰り返し使えて油汚れが落ちやすい、木製や金属製のものがおすすめ。マグカップ、平皿、フォークやスプーン、箸などのカトラリー類があれば十分です。シェラカップは直接火にかけられるので、調理器具の代わりにも。
■日用雑貨
食器の汚れを拭ったり、テーブルを拭いたりするのにあると便利なシート類。専用のケースに入れれば、見た目もよく、夜露よけにもなります。熱源からテーブルを守るバーナーシート、生卵用のエッグホルダーもおすすめ。
ソロキャンプにあると便利な道具
必需品ではないものの、これがあればアウトドアが楽しめる便利な道具があります。暑い日差しや雨を遮り、テントの前に広いリビングスペースを作るタープ。地面や芝生にダメージを与えずに焚き火ができる焚き火台、火の粉から地面を守る焚き火シート。火消しを安全に担う火消し壺。睡眠の質をグーンとアップさせるコット(折りたたみ簡易ベッド)、食料品や飲み物を冷たく保管するクーラーボックスなどが挙げられます。
■タープ
■焚き火台・焚き火道具
■コット
■クーラーボックス
【ブランド別】おすすめのソロキャンプ道具
■Coleman(コールマン)
スタートパッケージというだけあって、テントからシュラフ、チェア、テーブル、調理器具、焚火台まで、これだけでソロキャンプができてしまう、入門者にうってつけなセット。全て付属のキャリーケースに収納でき、公共交通機関+徒歩移動にも対応。これを基本に、好みのギアを足していけばOK。
メラミン樹脂に、竹、コーンなど、植物由来の原料を50%以上混合して作られたエコな食器セット。落ち着いたカラーのプレート、ボウル、カップ、フォーク、スプーンのセットで、これがあれば1人分の食事がまかなえます。付属のメッシュケースは、食器を洗ったら吊るして乾かすのに便利。
30cmスチールペグに取り付ければ、カップや携帯置きなどミニテーブルになるすぐれもの。熱にも強く鍋置きとしても活躍します。軽量コンパクトなので持ち運びに便利。荷物をできるだけ減らしたいソロキャンパーにおすすめのギアです。
■snow peak(スノーピーク)
1人用のタープとテントが一体となった、ソロキャンパー用に特化したセットです。テントは吊り下げ式で、設営も簡単。軒の深いタープが雨や陽光を遮り、快適なソロスタイルをアシスト。また、プライベートな空間を守ってくれます。前方のポールは210cmと高さも十分。タープは単体でも使用可能。
まるで小さな焚き火を操るかのように、調理を楽しめるクッカーセット。燃料はアルコールです。アルコールは気温にさほど左右されず、低温下でも十分な熱量を保ちます。ガスバーナーのサブ使いとして、予備に持っているのに最適なセット。燃料を手に入れやすいので、災害時の備えにも◎。
シンプルながら、名品とたたえられるマグカップです。チタニウムは金属臭が少なく、飲み物の味が変わりません。飲み物が冷めたら、そのまま火にかけられる手軽さも。450mlサイズはちょっとした湯沸かしにも使えます。約70gと軽量で、取手が折りたためるため持ち運びも楽々。
「自然にダメージを与えず焚き火を楽しむ」このコンセプトは、スノーピークの焚火台から始まりました。頑丈なステンレス製で長く使用でき、オプションのグリルネットで、バーベキューも楽しめます。ソロ向けのSサイズの重量は約1.8kgありますが、たためば厚さ2.5cmまでフラットになります。
■CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
ソロキャンパーのために設計された、スリムなトングです。全長は25cm、B6サイズ・B5サイズのグリルと一緒に収納できます。先が細く小回りがきくので、炭火用のトングとしても。置いた時、トング先端がテーブルに付かない設計で、清潔に使えます。便利な収納ストッパー付き。
長さ約48cm、収納時は約11cmとコンパクトになるので、ソロ用にぴったりな火吹き棒です。クリップ付きなので、ポケットやベルトなどに留めておけばなくしにくい作りです。素材は熱に強いステンレス鋼とアルミニウム合金。ブラックの本体にロゴが光ります。収納バッグ付き。
焚き火やバーベキューで、熱や火の粉から手を守ってくれる革手袋。キャプテンスタッグのレザーグローブはソフトな皮革を使い、物が握りやすくなっています。内側には肌触りの良い綿生地が貼られています。また、薪を運んだり、鉈やナイフでバトニングしたりするときの怪我を予防します。
B6サイズのコンパクトなバーベキューグリルは、ソロテーブルにジャストフィット。パカッと開いて炭床をセットし、炭火を起こして焼き網をのせたら、1人バーベキュー開始! 片付けも簡単です。たたむと小さなトランク型になるので、持ち運びも収納も場所を取りません。
■LOGOS(ロゴス)
ソロテントの入り口に置くだけで、テントの出入りが格段に楽になる、地味に便利なスノコです。雨や朝露で濡れた地面の上に敷けば、靴を履くのもラクチン。それ以外にも、小型のクーラーボックスを置いたり、直接地面に置きたくないケトルなどの一時置き場に。たたむとスリムな棒状になります。
保冷力の高さとともに、凍結時間が約18〜24時間と、従来品の約半分という急速凍結を達成した保冷剤です。外気温30度のとき、クーラーボックス内のマイナス温度帯を約7時間キープするタフな性能。普段から冷凍庫に常備しておけば、急な停電時に庫内の冷気を守ってくれます。
夜のキャンプ場で、テントロープに引っかかり、危ない思いをしたことはありませんか? 小さなLEDライトをロープにセットしておくだけで、つまずきや転倒の危険を避けられます。点灯モードは、常時点灯・スロー点滅・点滅の3種。他のキャンパーの足元の安全にも貢献します。
フォーク、スプーン、箸のセットです。素材はアルミニウムとステンレス。耐久性が高い素材、繰り返し使えるので環境にも優しいです。フォークとスプーンは持ち手が2つ折りに、箸は真ん中から半分を中に収納できてコンパクト。持ち運びに便利な専用ポーチが付属します。
■SOTO(ソト)
斬新な形構造とデザインで、高機能かつコンパクトなボディを実現した焚き火台。収納時には厚さ25mmという薄さになるシングルバーナーです。バーナー部を2枚のガードで保護するので、頑丈でパッキングもしやすいメリットがあります。
A3サイズで広々と使える小型キャンプテーブルです。特殊な構造により、2つ折りからサッと開くだけで脚が飛び出す仕組み。テーブル天板の両端はわずかに高くなっており、物が落ちにくい作り。裏面のストッパーで、持ち上げても天板がさほど歪みません。専用収納ケース付き。
非常に軽く、保温・保冷に優れたチタン製のマグ。熱い飲み物を入れた時は、飲み口が熱くなりにくく、冷たい飲み物を入れた時は、結露しにくい2重構造。マグを片手に焚き火を囲むのがアウトドアの醍醐味。コーヒータイムにおすすめのアイテムです。
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監修
関美奈子(せきみなこ)
アウトドライター・デザイナー。『CAMP HACK』『BE-PAL.net』『となりのカインズさん』等のWEBメディアにて、自然や人に優しいキャンプのアイデアやDIY、ソロキャンプのノウハウを発信中。ガールスカウト世界連盟ジャンボリー日本代表、ガールスカウト日本連盟キャンプ指導者資格取得。キャンプ歴は40年。
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