2022.07.19
キャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)って?
初心者でも安心の選び方を解説
2022.7.19
キャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)って?
初心者でも安心の選び方を解説
テント泊をするキャンプの場合、寝袋(シュラフ)はとても大事です。夏はともかく、春や秋の夜は冷え込みます。また、砂利や小石が多い場所にテントを設営しなければならないケースもあるでしょう。快適な睡眠を確保するためにも、シチュエーションに合った寝袋を選びましょう。
CONTENTS
#01 まずは&mallで人気のシュラフをチェック!
#02 寝袋(シュラフ)の選び方
#03 おすすめのシュラフ14選
└ 封筒型
└ マミー型
└ 人型
#04 合わせて買いたいおすすめのキャンプグッズ
まずは&mallで人気のシュラフをチェック!
寝袋(シュラフ)の選び方
■体に合った形状を選択
寝袋は大きく分けて3つの形があり、それぞれ特徴が違います。「寒いのが苦手」、「寝相が良くない」、「頻繁にトイレに行く」といった自身の体や寝方に合わせて決めましょう。
<封筒型>
ポピュラーな形状が「封筒型」です。その名の通り長方形で、普段使用している布団などに最も近いものでしょう。封筒型のメリットはゆとり。寝返りが打ちやすく、ゆったりと眠れるのが特徴です。また、封筒型は同一シリーズの寝袋を連結できるタイプもあります。ファミリーで川の字になって眠るのにうってつけの形状です。
<マミー型>
マミーとはミノムシのこと。ミノムシのように体にフィットさせる形状です。寝袋と体の隙間がなくなるので、保温効果がとても高くなります。マミー型は足元に向かって絞っていく形をしています。そのため、コンパクトに収納できるのも利点。ソロキャンプや寒さが苦手な人、フルシーズンキャンプに行きたい人などはマミー型がおすすめです。
<人型>
動きやすさを重視するなら人型の寝袋。いわゆる「着る寝袋」です。寝袋を着たまま動き回ることができます。例えば夜の焚火タイムで寝袋を着込んで、そのままテントに直行することも可能。機動性と保温性は抜群です。デメリットはコスト。人型の寝袋は高額なものが多い傾向にあります。「普通の寝袋ではないものが良い」、「真冬でもキャンプを楽しみたい」といった人は、検討してみてはいかがでしょうか。
■快適使用温度をチェック
それぞれの寝袋には「快適使用温度」が表示されています。「春夏用:5~10℃」、「3シーズン(春夏秋)用:-5~5℃」、「厳冬期用:-5℃以下」といった表記を確認し、寝袋を使うシチュエーションに合わせて選びましょう。メーカーによっては「最低使用温度」や「推奨使用温度」と表現しているものもありますので、あくまで目安として考えるのがベターです。
■携帯性と丸洗いの可否
寝袋は意外にかさばってしまうものです。特にオールシーズン対応の封筒型となると、保温性を確保するために中綿が分厚くなりがち。畳んで丸めると、ドラム缶のようなサイズになってしまうこともあります。コンパクトに収納できて持ち運びやすい携帯性を重視するか、寒い夜でも暖かさがキープできる保温性を重視するか、しっかり検討しておきましょう。
また、丸洗いができるかどうかも重要です。テント泊とはいえ野外で使用するものなので、汚れや汗が気になる人は丸洗い可能なアイテムを選ぶようにしましょう。
おすすめのシュラフ14選
<封筒型>
適正温度2度まで丸洗い&連結OK! 寝心地抜群の封筒型!メイプルのカモフラ柄をサイドにあしらった、ブラウンカラーの封筒型シュラフ。適正温度2℃まで対応するので、春から秋にかけておすすめ。丸洗いにも対応しており、ハンガーループ付きなので干しやすいのもポイント。持ち運びに便利な収納袋付き。
アウトドアブランドの王道、コールマンの寝袋が5,000円以下で手に入るコスパの高いアイテム。ポリエステル素材で5℃まで対応。ハイシーズンのキャンプには申し分ないスペックといえます。幅は約84cm、長さは約190cmなので大人でもゆったり眠ることができます。
敷布団と掛布団がセパレートされた寝袋です。気温によって敷布団と掛布団を着脱できるのがポイント。中綿には高機能保温素材「アモノフォロファイバー」が封入されており、まさにホテルのような寝心地を実現させています。
デンマークで1901年に創業したノルディスクは世界的ブランドの一つです。そんな名ブランドのシュラフは表地、裏地ともに100%オーガニックコットン。また、肌に触れる部分はフランネル生地が採用されており、快適な睡眠をサポートします。
テントの中に高級羽毛布団があるような感覚です。敷布団はエアーマットレスになっており、柔らかな寝心地を実現。快適温度は-8℃、下限温度-15℃というハイスペックなアイテムです。スノーピークらしい、常識を覆した寝袋といえるでしょう。
<マミー型>
保温性に優れるマミー型の中でも最高レベルのスペックを備えたアイテム。快適温度-1℃、下限温度-7℃。そして極限温度はなんと-25℃にまで対応しています。防水透湿ハイブリッド素材を採用した、オリジナル構造の山岳シュラフとなっています。
1941年に滋賀県で誕生した「NANGA(ナンガ)」は今、注目のブランドです。特にシュラフは同ブランドの代表的なアイテム。安全かつ高品質のダウンを使用し、独自の縫製技術によって誕生したシュラフは、一生モノのアイテムになるでしょう。
アウトドアファッションブランドとして絶大な地位を築いているノースフェイス。見た目、保温性、撥水性、快適性、どれをとっても文句なしのアイテム。鮮やかなカラーでおしゃれにキメたい人にぴったりです。
<人型>
最大の特徴はリバーシブル。ファッション感覚で使える寝袋です。ファスナーを開くことで、手を出すことができます。また、足元は筒状になっており、トイレの時などもスマート。気分に合わせてコーディネートを楽しみながら過ごしてみては。
合わせて買いたいおすすめのキャンプグッズ
監修
佐藤翔一(さとうしょういち)
キャンプ歴5年。アウトドアチーム「タキビーズ」で月に1回キャンプを行う。ドライブ(愛車:ジープラングラー)、自転車(愛輪:キャノンデール)、猫(愛猫:エキゾチックショート)が趣味。ガレージハウスに住みたいフリーライターです。
Instagram:アウトドアチーム「タキビーズ」@takibis.since2019