

2025.06.20
マザーズバッグのおすすめは?便利&おしゃれなアイテムの選び方
マザーズバッグとは?
子育てグッズの持ち運びに便利なおでかけバッグ
「マザーズバッグ」とは、その名の通りママのバッグ。子どもと出かけるときに使うもので、「ママバッグ」「ペアレンツバッグ」とも呼ばれます。マザーズバッグに定義はありませんが、特に赤ちゃんとのおでかけは、必要なグッズがいっぱい。マザーズバッグ専用として販売されているバッグなら、大容量で、おむつポーチや哺乳瓶ポケットなど、便利な機能が充実。おでかけ時のママをサポートしてくれます。
形によって4つのタイプがある
マザーズバッグは、大きく分けると「トート型」「リュック型」「ショルダー型」「2WAY」の4タイプ。トート型は収納力が高く、乳児期に人気ですが、肩からずり落ちることも。リュック型は肩への負担も軽減する一方、トート型と比べて荷物を取り出しにくいところも。自分にはどのタイプが合うか、よくチェックしましょう。
マザーズバッグの選び方
子どもの成長や外出スタイルに合わせて
マザーズバッグに欲しい機能は、子どもの年齢や外出方法によって違います。例えば、おむつやおしりふき、着替えなど、とにかく荷物が多い赤ちゃんの時期は、大容量のトート型が活躍。ベビーカーに掛けやすく、抱っこ紐のときでも、サッと物を取り出せます。子どもが歩き始めるようになったら、両手がフリーになって動きやすいリュック型が便利。ベビーカー移動がメインなら、トート型+ショルダー型の併用もおすすめです。
必要なものが入るか、収納力をチェック
離乳食が始まり、授乳もある1歳前後は、特に荷物の多い時期。おむつ替えの回数も多く、着替えやおもちゃ、ストローマグ、ミルク育児の場合は、さらに哺乳瓶や粉ミルクなども必要なので、これらがすべて入れられる容量のバッグを選びましょう。反対に、おむつがはずれて自分でもリュックが背負える4、5歳になったら、ママの荷物は激減。ペットボトルとタオルが入るぐらいの、コンパクトなショルダー型でも十分でしょう。
取り出しやすく、整理しやすいバッグがストレスフリー
荷物が多いママにとって、取り出しやすさはマザーズバッグ選びの重要なポイント。取り出し口が大きく開くタイプなら、中が見やすく、欲しいものがすぐに取り出せてスマートです。また、ポケットや仕切りが多いバッグなら、物の定位置が決められてバッグの中がスッキリ! 物を探す手間がなくなります。ストローマグやガーゼハンカチ、おもちゃなど、使用頻度の高いグッズを出し入れしやすい外ポケット、背面ポケットがあると便利です。
肩への負担や疲れをやわらげる設計が◎
抱っこ紐でのおでかけ時はもちろん、子どもがぐずったときに抱っこすることを考えると、少しでも軽いマザーズバッグを選ぶのがベター。ベビーカーの場合も、重いバッグをハンドル部分に掛けていると、子どもを下ろす際にベビーカーが後方へ倒れる危険性があります。また、ショルダーベルトも要チェック。細いベルトは肩に食い込んで痛くなりますが、太くクッション性のあるベルトなら、肩にかかる重さが分散されて、疲れを軽減してくれます。
夫婦で共有&長く使えるデザインがコスパよし
デザイン重視で選んだはずが、普段のファッションとマッチせずに使わないまま……。マザーズバッグに限らず、よくあるケースです。毎日使うことを考えたら、トレンドに左右されないシンプルなデザインがおすすめ。パパと共有するなら、黒のリュック型など、ユニセックスなタイプを選びましょう。いくつかマザーズバッグを持つ場合、ひとつは特別なおでかけ用を用意するのも◎。マザーズバッグを卒業した後も長く使えます。
おすすめのマザーズバッグ
トート型
乳児期に人気のマザーズバッグは、大容量のトート型。取り出し口が大きく、荷物を出し入れしやすいのが最大の特徴です。反面、持ち手の素材によっては肩から落ちやすく、抱っこ紐の使用時は注意が必要です。リュック型に比べるとポケットや仕切りが少ないことが多いので、荷物の整理に困ったら、ポーチやバッグインバッグを取り入れても◎。
ショルダー型
両手がフリーになり、物も取り出しやすいショルダー型は、子どもが歩き始めた時期におすすめ。おむつがはずれて荷物が減り、活発に動き回るようになる4、5歳以降もショルダー型が活躍します。ただし、片方の肩に荷物の重さがすべてかかってしまうので、疲れやすいのが難点。荷物が多いうちはベルトが太めのタイプを選びましょう。
リュック型
ここ数年、特に1歳以上のママに人気のリュック型。両手がフリーになるので、子どもを抱っこしたり手をつないで歩いたり、自転車に乗るときにも便利です。トート型やショルダー型に比べ、肩が疲れにくいのもポイント。一方で、トート型に比べて荷物を取り出しにくいため、出し入れしやすいデザインのマザーズバッグを選ぶといいでしょう。
2WAY型
マザーズバッグで増えているのが、2WAY、3WAYといった複合型。持ち手とベルトの両方がついていて、ショルダー型としても使えるトート型、持ち手があってトート型にもなるリュック型など、ひとつで何パターンもの使い方ができます。子どもが小さいうちはトート型、歩けるようになったらリュック型など、成長に合わせて使い分けられるのが特徴です。
監修
星野早百合(ほしのさゆり)