【おすすめベビーカー特集】
新米ママが知っておきたい種類と選び方

ベビーカーの種類

国内のベビーカーは、製品安全協会が定める「SG基準」によって「A型」と「B型」に分類されています。
A型は首がすわっていない生後1ヵ月（もしくは4ヵ月頃）から使用でき、背もたれのリクライニングが150度以上（4ヵ月の場合は130度以上）なのが基準のひとつ。頑丈で機能的ですが、大きくて重いのが難点です。
B型は腰がすわる生後7ヵ月以降に使える軽量＆コンパクトなタイプで、SG基準ではリクライニングが100度以上。A型よりリーズナブルですが、使用開始時期は遅くなります。
そのほかにも、SG基準ではA型に含まれるものの、A型とB型の良さを兼ね備えた「AB型」と呼ばれるベビーカー、シンプルな造りのバギー、タイヤが三輪の三輪バギー、二人乗り用タイプも。それぞれの特徴をチェックして、ライフスタイルや家族構成、予算に合ったベビーカーを選びましょう。

ベビーカーの選び方

■安全性で選ぶ

最も大切なのは、赤ちゃんの安全性。SG基準に適合したベビーカーには「SGマーク」が付いているので、ひとつの目安にするとよいでしょう。海外製はSG基準とは別の規格があるので、各国の規格に適合していれば安心です。シートは衝撃吸収性にすぐれているか、指を挟む危険性はないかなど、赤ちゃんの安全を考えた細かい基準を満たしています。

■快適性で選ぶ

シートが地面に近いと、夏場は輻射熱（照り返し）で熱中症になる恐れがあるので、おすすめは今の主流のハイシートタイプ。地面から舞い上がるホコリや花粉を吸い込むリスクも防げます。日差しから守るため、足元まですっぽりカバーできる幌（日よけ）があると安心。赤ちゃんは汗をかきやすいので、通気性がよく、丸洗いできるシートだと快適です。

■走行性で選ぶ

ベビーカーには、1本の脚にタイヤが1つずつの「シングルタイヤ」、2つずつの「ダブルタイヤ」があります。シングルタイヤは小回りがきいて押しやすく、狭い道や人通りの多い道を歩く人におすすめ。ダブルタイヤは溝にはまりにくく、軽量なモデルが多いので、家の周囲に石畳や踏切が多い人、公共交通機関を利用する人におすすめです。また、タイヤの直径は大きいほど段差を乗り越えやすくなります。よく通る道、利用する交通手段などを考慮して検討しましょう。

■移動手段で選ぶ

あまりにベビーカーが重く、大きいと、電車やバスに乗るとき、折り畳んで階段を昇るときなどにストレスに。主な利用場所やシチュエーションを考えて、自分に合ったサイズを選びましょう。電車やバスでの移動が多いなら、片手でコンパクトに折り畳めるタイプがおすすめ。車移動が多いなら、荷室に詰めるか、折り畳んだときのサイズを確認しましょう。

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