2024.11.20
【入園式・入学式】ママの服装マナーは?おしゃれ見えする着こなし・コーデ例
子どもの新たな門出となる入園式・入学式は、一生に一度の記念にもなる晴れの日。これから付き合うことになるたくさんの人との初対面の場でもあります! そんな大切な日の服装は、華やかで印象良くおしゃれに決めたいところ。今回は、入園式・入学式の服装マナーを解説し、お手本コーデと人気アイテムもご紹介します。
入園式・入学式は、お祝いの場ということもあり、暗めの色よりは明るめの色が好まれます。お受験やブラックフォーマルのようにかっちりしすぎなくても良いですが、ある程度きちんと感のある服装を意識しましょう。幼稚園や小学校によっては、参列する保護者の服装が校風で決まっているところもあるので、事前に調べておくのがおすすめ。厳密なマナーではありませんが、守ったほうが浮かないので安心です。あくまでも子どもが主役なので、悪目立ちする華美な服装は避け、控え目でありながらも華やかで品のある着こなしにしましょう。
セレモニーコーデにおいては、服以外にもバッグの選び方が重要です。バッグのサイズは、小さめのものがフォーマル度が高く、素材は本革が無難です。本革以外のものでも、きちんと感が感じられるものならOK。荷物が多くなったときのために、サブバッグを用意しておくと良いでしょう。
春らしいベージュやピンク、ライトグレーなどの明るい色を取り入れると、シーンにふさわしい華やかさが出ます。ベージュのツイード素材のセレモニースーツなどは定番スタイルとして人気です。ネイビーなどのダークカラーのスーツを着用する場合は、上着をベージュや明るいグレーにすると、入学式らしさを演出できます。
アクセサリーは、パールネックレスや派手過ぎないコサージュが定番です。ベージュなどの明るい色のセレモニースーツには同系色か落ち着いた色のコサージュを、ネイビーなどのスーツにはベージュやピンク、ホワイトの淡い色のコサージュを選ぶと良いでしょう。パンプスはバッグと色を合わせると、統一感が出てコーディネートが品よくまとまって見えます。
- 【カラーボトムスで華やかなスタイルに】 ふわっと広がるピンクフレアスカートが女性らしいセレモニーコーデ。ジャケットライクなカーディガンに色物ボトムスを合わせれば、入学式仕様の着こなしが簡単につくれます。首元には二連ネックレスを合わせてさりげなく今っぽさをプラスし、バッグや小物もライトカラーを選ぶと、コーデがさらに華やかに盛り上がります。
- 【着映え度の高いボリュームスリーブワンピース】 ボリュームスリーブデザインが女性らしく、一枚で着映えるワンピース。袖のさりげないパールのデザインが華やかさで上品なイメージに。体のラインを拾いにくい落ち感のあるシルエットは、体型カバーも狙えます。シンプルなクルーネックのため、ロングパールネックレスやコサージュのアクセサリーとも相性抜群です。
- 【異素材で差をつけるオールブラックコーデ】 チュール素材のベアワンピースにトレンド感のあるショート丈のジャケットを合わせたスタイリング。 程良く見えるデコルテラインには、やや大きめのパールネックレスを加え、華やかなオケージョンルックに仕上げのがおすすめ。式典だけでなく、お食事会やパーティーにもぴったりの万能コーデです。
- 【品の良いワンピーススーツで好印象を狙う】 コーデに悩んだら、一枚で決まるワンピースがおすすめ。特にスーツタイプは、ジャケットと合わせてきちんと感のある着こなしが簡単に完成します。ワンピースは着崩れしないのも魅力で、長時間座っていてもシワになりにくい素材を選ぶと、身だしなみに気を使うことも減って快適です。
- 【卒入園学で兼用するならネイビーが大正解】 卒業式から着回したいなら、ネイビーカラーのアイテムがおすすめ。花柄がプリントされているものであれば、さらにお祝いのムードが強調されます。ウエストの切り替えによってシルエットのメリハリを効き、フレア感のあるスカート部が女性らしさを強調します。明るい色味のジャケットや小物を合わせるのが◎。
- 【オールインワンとジャケットできちんと感あるトレンドスタイル】 上品な光沢感が魅力的なサテン地のオールインワンと、一気にセレモニー感の出るツイードジャケットを組み合わせたきれいめスタイルです。インナーにはドレープデザインのブラウスを合わせて華やかさをプラス。あえてオーバーサイズのトレンチコートを選ぶことで、洗練された抜け感のある今っぽいセレモニースタイルに。
- 【パンツのセットアップでこなれた印象に】 動きやすくて程よくラフなパンツのセットアップコーデ。ブラウスは裾口がペプラムデザインになっているものならば華やかさも申し分なし。後ろの丈がやや長いのでヒップをカバーしてくれるのもうれしいポイント。アクセサリーには定番のパールネックレスを、靴とバッグは黒で揃えてコーデを品よくまとめます。
- 【ダブルジャケット×ワイドパンツでマニッシュに着こなす】 ハリのあるしっかりめのブルゾンに、ワイドパンツを合わせた大人かっこいいスタイル。甘さが気になるレース素材のトップスも、パンツと合わせることで甘さが緩和されます。ベルトでアクセントを加えてメリハリのあるシルエットに。小物はオーソドックスなベージュやゴールドで揃えると統一感のある上品なホワイトコーデに仕上がります。
- 【メリハリシルエットのコーディネートで女性らしく】 コンパクトなサイズ感のジャケット×ワイドパンツのコーデは、シルエットが好バランスに決まります。ボディラインを強調できるジャケットデザインならば、グッと女性らしい着こなしに。インナーにタイの大きなボウタイブラウスを合わせるとさらにフェミニンな印象になります。
監修
博多屋あい(はかたやあい)
ファッションスタイリスト・ライター。学生時代に経験したニューヨーク留学を機に、ファッションにかかわる仕事に興味を持ちはじめる。卒業後、雑誌やCM、広告を中心にスタイリストとして活動開始。レディース・メンズ問わず、クリーンで程よいトレンド感を取り入れたスタイリングが得意。現在は、スタイリストとしての経験を活かし、ライター業もこなす。「誰にでもわかりやすい」をモットーに、ファッション情報を日々発信中!