
2021.07.05
マザーズバッグのおすすめは?
便利&おしゃれなアイテムの選び方
2021.7.5
マザーズバッグのおすすめは?
便利&おしゃれなアイテムの選び方
子どもとのおでかけに欠かせない「マザーズバッグ」。ママに嬉しい機能を備えた便利なアイテムはもちろん、最近では、人気ブランド発のおしゃれなバッグも揃います。では、使いやすくて見た目もかわいいマザーズバッグを選ぶポイントとは? お気に入りのマザーズバッグを味方にして、毎日のおでかけをより楽しく、充実させましょう。
CONTENTS
#01 マザーズバッグとは?
#02 マザーズバッグの選び方
#03 おすすめのマザーズバッグ
マザーズバッグとは?
■子育てグッズの持ち運びに便利なおでかけバッグ
「マザーズバッグ」とは、その名の通りママのバッグ。子どもと出かけるときに使うもので、「ママバッグ」「ペアレンツバッグ」とも呼ばれます。マザーズバッグに定義はありませんが、特に赤ちゃんとのおでかけは、必要なグッズがいっぱい。マザーズバッグ専用として販売されているバッグなら、大容量で、おむつポーチや哺乳瓶ポケットなど、便利な機能が充実。おでかけ時のママをサポートしてくれます。
■形によって4つのタイプがある
マザーズバッグは、大きく分けると「トート型」「リュック型」「ショルダー型」「2WAY」の4タイプ。トート型は収納力が高く、乳児期に人気ですが、肩からずり落ちることも。リュック型は肩への負担も軽減する一方、トート型と比べて荷物を取り出しにくいところも。自分にはどのタイプが合うか、よくチェックしましょう。
マザーズバッグの選び方
■子どもの成長や外出スタイルに合わせて

マザーズバッグに欲しい機能は、子どもの年齢や外出方法によって違います。例えば、おむつやおしりふき、着替えなど、とにかく荷物が多い赤ちゃんの時期は、大容量のトート型が活躍。ベビーカーに掛けやすく、抱っこ紐のときでも、サッと物を取り出せます。子どもが歩き始めるようになったら、両手がフリーになって動きやすいリュック型が便利。ベビーカー移動がメインなら、トート型+ショルダー型の併用もおすすめです。
■必要なものが入るか、収納力をチェック

離乳食が始まり、授乳もある1歳前後は、特に荷物の多い時期。おむつ替えの回数も多く、着替えやおもちゃ、ストローマグ、ミルク育児の場合は、さらに哺乳瓶や粉ミルクなども必要なので、これらがすべて入れられる容量のバッグを選びましょう。反対に、おむつがはずれて自分でもリュックが背負える4、5歳になったら、ママの荷物は激減。ペットボトルとタオルが入るぐらいの、コンパクトなショルダー型でも十分でしょう。
■取り出しやすく、整理しやすいバッグがストレスフリー

荷物が多いママにとって、取り出しやすさはマザーズバッグ選びの重要なポイント。取り出し口が大きく開くタイプなら、中が見やすく、欲しいものがすぐに取り出せてスマートです。また、ポケットや仕切りが多いバッグなら、物の定位置が決められてバッグの中がスッキリ! 物を探す手間がなくなります。ストローマグやガーゼハンカチ、おもちゃなど、使用頻度の高いグッズを出し入れしやすい外ポケット、背面ポケットがあると便利です。
■肩への負担や疲れをやわらげる設計が◎

抱っこ紐でのおでかけ時はもちろん、子どもがぐずったときに抱っこすることを考えると、少しでも軽いマザーズバッグを選ぶのがベター。ベビーカーの場合も、重いバッグをハンドル部分に掛けていると、子どもを下ろす際にベビーカーが後方へ倒れる危険性があります。また、ショルダーベルトも要チェック。細いベルトは肩に食い込んで痛くなりますが、太くクッション性のあるベルトなら、肩にかかる重さが分散されて、疲れを軽減してくれます。
■夫婦で共有&長く使えるデザインがコスパよし

デザイン重視で選んだはずが、普段のファッションとマッチせずに使わないまま……。マザーズバッグに限らず、よくあるケースです。毎日使うことを考えたら、トレンドに左右されないシンプルなデザインがおすすめ。パパと共有するなら、黒のリュック型など、ユニセックスなタイプを選びましょう。いくつかマザーズバッグを持つ場合、ひとつは特別なおでかけ用を用意するのも◎。マザーズバッグを卒業した後も長く使えます。
おすすめのマザーズバッグ
■トート型
乳児期に人気のマザーズバッグは、大容量のトート型。取り出し口が大きく、荷物を出し入れしやすいのが最大の特徴です。反面、持ち手の素材によっては肩から落ちやすく、抱っこ紐の使用時は注意が必要です。リュック型に比べるとポケットや仕切りが少ないことが多いので、荷物の整理に困ったら、ポーチやバッグインバッグを取り入れても◎。
肩に掛けたままでも物を出し入れしやすい外ポケットをはじめ、大小さまざまなポケットが充実。荷物を定位置に入れられるから、たくさんの物で散らかりがちなバッグの中をきれいに整理できます。シンプルなデザインと落ち着いたカラーリングは、どんなファッションにも合わせやすく、パパと共有できるのも嬉しいポイント。バッグ自体が軽量で、持ち運びもラクラクです。
オーガニックコットンを使用した大容量のマザートート。軽量で、撥水加工が施された機能的なアイテムです。シューズも入る底部分の別ポケットが特徴。落ち着いたグレーでパパが持っても違和感がありません。
■ショルダー型
両手がフリーになり、物も取り出しやすいショルダー型は、子どもが歩き始めた時期におすすめ。おむつがはずれて荷物が減り、活発に動き回るようになる4、5歳以降もショルダー型が活躍します。ただし、片方の肩に荷物の重さがすべてかかってしまうので、疲れやすいのが難点。荷物が多いうちはベルトが太めのタイプを選びましょう。
開閉口には巾着を付け、マザーズバックとして使いやすい内装ポケットをプラス。肩掛け時にも負荷が軽減できるよう、持ち手を幅広に、使いやすい長さも別注もポイントたくさんの仕切りを装備しているのでポーチや哺乳瓶、母子手帳などを綺麗に収納が可能。荷物を探す手間がなくなります。
丸いバールンシルエットがかわいい2wayトート。光沢感のある高密度ポリエステル素材を使用して、カジュアルになりすぎずにキレイ見えを演出。付属のストラップを合わせてショルダータイプとしても使える2way仕様。薄マチながらも10ポケット完備で抜群の収納力です。
■リュック型
ここ数年、特に1歳以上のママに人気のリュック型。両手がフリーになるので、子どもを抱っこしたり手をつないで歩いたり、自転車に乗るときにも便利です。トート型やショルダー型に比べ、肩が疲れにくいのもポイント。一方で、トート型に比べて荷物を取り出しにくいため、出し入れしやすいデザインのマザーズバッグを選ぶといいでしょう。
リンクコーデが楽しめる親子リュック。軽くて使いやすいナイロン生地で荷物もたっぷり収納可能。ストラップやファスナー部分に引き締めカラーをデザインし、きちんと感も。カジュアルすぎずキレイめコーデにも合わせやすいデザインです。
手提げトートやショルダー、リュックとして3WAYで活躍するバッグ。中のジップポケットに収納可能なパッカブル仕様で、マザーズバックとしてもおすすめ。背中に当たる箇所にはぴったりA4サイズが入るスペースがあり、タブレットやPCなど薄型アイテムが収納できます。
■2WAY型
マザーズバッグで増えているのが、2WAY、3WAYといった複合型。持ち手とベルトの両方がついていて、ショルダー型としても使えるトート型、持ち手があってトート型にもなるリュック型など、ひとつで何パターンもの使い方ができます。子どもが小さいうちはトート型、歩けるようになったらリュック型など、成長に合わせて使い分けられるのが特徴です。
色使いと柄がかわいい、大きめバックパックです。大容量なのに軽量なので使いやすく、消臭・抗菌効果のある巾着付きなので、おむつなどを入れておくのにも便利です。両脇にはメッシュポケットがあり、ペットボトル飲料などを入れられます。テニスラケット入れやマザーズバッグにもおすすめです。
使い勝手のよい10カ所のポケットをあしらい、収納力に優れた多機能リュック。肩のベルトを背面ポケットに収納するとトート型としても使えて、手軽に印象をチェンジできます。しっかりとマチがあり、A4やB4も入るサイズ感で、荷物の多いママも安心です。お手頃価格でカラフルなマザーズバッグは、コーデの差し色として取り入れてみるのもおすすめ。
監修
星野早百合(ほしのさゆり)
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターに。雑誌やWEBサイト、ムックなど、女性向けメディアを中心に活動。最近は、暮らしまわりや子育て情報、著名人のインタビュー原稿などを多く執筆。保育園に通う女児の母。