
2023.03.01
季節の変わり目、3月に最適なコーデは?
アイテム選びと着こなし方
2023.3.1
季節の変わり目、3月に最適なコーデは?
アイテム選びと着こなし方
3月は最低気温1~14度程度、最高気温4~25度程度と気温差が大きく、何を着たらよいか悩んでしまう時季……。毎日天気予報をチェックし、上旬・中旬・下旬に分けて、コーディネートを工夫する必要があります。今回は、おしゃれで快適に過ごせる、季節の変わり目コーデのポイントをご紹介します。
CONTENTS
#01 3月のコーデのポイントは? 着回しやすいアイテムの選び方
#02 3月のおすすめコーデ12選
└上旬
└中旬
└下旬
3月のコーデのポイントは? 着回しやすいアイテムの選び方
■【上旬】冬アウターを継続してOK! 色・素材・柄で野暮ったさを回避
朝晩が冷え込むこともある3月上旬は、まだ厚手のアウターが必要な時季。とはいえ、春の予感を感じさせるコーディネートを目指したいところ。明るい色や柄、軽やか見えする素材のアイテムで、春らしさを取り入れていきましょう。
■【中旬】春アウターに移行しつつレイヤードスタイルで調整
日中は、春らしい気温になる3月中旬。春向けのアウターにしてもよいけれど、油断は禁物。トレンチコートなどのアウターの中に、ライダースやデニムジャケットなどを重ねるレイヤードスタイルで上手に体温調整していきましょう。
■【下旬】春コーデに完全移行を! 合わせるアイテム全体を軽やかに
気温がグッと上がりはじめる下旬は、本格的な春コーデにシフト。アウターだけではなくトップスやボトムスも軽めのものをチョイスして、コーデ全体を軽やかに見せましょう。
3月のおすすめコーデ12選
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
■上旬

ベビーピンクのウールコートが春の予感を感じさせてくれるコーディネート。厚手のウールコートは、季節感が気になりますが、明るめのカラーを選べば、重たくならずスッキリと着こなせます。また、ショート丈であれば、厚手でも軽さが出るのでおすすめです。さらに、ボトムスはライトブルーのデニム、足元はスニーカーを合わせることで、コーデ全体が明るく春めきます。
- ダッフルコート<B:MING LIFE STOR> ¥14,465
- パンツ<SHIPS> ¥4,950
- シューズ<URBAN RESEARCH> ¥7,700

くすみグリーンのCPOジャケット×柄スカートのコーディネート。優しげな春カラーと柄アイテムのダブル投入で、全体の雰囲気を春仕様にアップデート。くすみカラーはキツイ印象にならないので、カラーアイテムになかなか挑戦できないという方でもトライしやすいですよ。柄アイテムは、1点プラスするだけでも着こなしに華やかさが増すので、積極的に取り入れましょう!

ハイゲージニットのセットアップを主役にした、フェミニンなコーディネート。ニットやカーディガンがまだまだ活躍する時季。重たい印象になりがちなニットも、編み目の細かいハイゲージなら軽やかに着こなせます。ボトムスの下にレギンスやタイツを合わせる場合、黒は避けてグレーやベージュなどのライトカラーを選ぶとGOOD。タイツは薄めの30〜40デニールがおすすめです。

軽くて暖かく、着映えする明るいカラーのキルティングコートは、防寒性と春らしさを兼ね備えたアイテム。朝晩の急な冷え込みには、春カラーのストールを羽織っても素敵ですね。コンパクトなシルエットのものであれば、レイヤードしても着込んでいる感が少ないので、服装の季節感を崩さずに防寒できます。ボトムスは、下半身を重たい印象にしない明るめカラーのアイテムやオールシーズン履けるデニムを合わせると◎。
■中旬

まだまだ寒い日もある中旬は、コートの中にシャツやパーカー、デニムジャケットなどを重ねたレイヤードスタイルがおすすめ。しっかり防寒をしつつ、こなれ感も出せますね。特に、春アウターの定番トレンチコートを使ったレイヤードが、大人っぽく仕上がるのでGOOD。腕まくりをしたり、ウエストマークをしたり、着こなしのバリエーションを楽しめるのも魅力です。ぜひ、1枚は押さえておきましょう!

ライダースなどのレザージャケットも、この時季から春コーデに取り入れてOKです。トレンチコートの中にインしたり、パーカーやカーディガンの上に羽織ったり、実はレイヤードスタイルに適したアイテム。ハードな着こなしになりすぎないよう、カットソー×イージーパンツのようなカジュアルコーデに合わせて、あえてコーデのハズしとして取り入れるとGOODです。

パーカーは、薄手アウターと重ねやすく、日によってはアウターいらずでコーデが完成する優れもの。季節の変わり目にはマストハブです! カジュアルなアイテムですが、ジャケットやトレンチコートなどの大人アイテムとレイヤードさせると、垢抜けた雰囲気に。さらに、きれいめシルエットや素材のボトムスを合わせると、大人向けのパーカーコーデに仕上がりますよ。
- ジャケット<ur's> ¥8,789
- パーカー<green label rela> ¥7,920
- パンツ<ジャーナルスタンダード レリューム> ¥5,610

レザージャケット×花柄ワンピースのコーディネート。中旬から着やすくなるちょっと薄手の春ワンピースは、花柄を選ぶと、コーデが一気に旬顔に。足元は、スニーカーを合わせると爽やかですが、まだまだブーツも継続したい時季。シンプルなホワイト系カラーや、つま先が開いているオープントゥタイプのショートブーツを合わせて、重たい印象になるのを回避しましょう。
■下旬

下旬は、春コーデに完全シフト。中旬に引き続きトレンチコートが活躍します。定番カラーもよいですが、春カラーのトレンチに挑戦してみてはいかが? ボトムスは、歩くたびに揺れるマキシ丈のプリーツやシフォン素材のスカートを選べば、エアリー感があって春らしさアップ。合わせるトップスは、シャツやブラウスを1枚で着てもOK。シアー素材を使ったアイテムを取り入れて、抜け感を出しても◎。

ライトアウターの注目株は、マウンテンパーカー。アクティブな印象の強いアイテムですが、きれいめにもカジュアルにもマッチする着回し力の高さが魅力。花柄スカートやワンピースなどに合わせても、いい具合に甘さを控えめにしてくれるので、コーデが大人っぽく決まります。足元は、きちんと感のあるパンプスやローファーを合わせると、カジュアルになりすぎない、程よいバランスの着こなしになりますよ。

アウター感覚で気軽に羽織れるロングカーディガンやコーディガン。少し暑くなって脱いでも、冬コートほど荷物にならず持ち運びにも困らないので、アウターがいるかいらないか迷う日に便利です。
小物使いも重要なポイント。重たい印象になりがちなコーデも、バックやシューズで明るめカラーをプラスすれば、春らしさをキープできます。まずはデイリー使いできる小物から、春色を取り入れるのも手ですね。

爽やかなホワイトシャツ×カラーパンツの春コーディネート。シャツ1枚のスタイルでは不安なときは、すぐに羽織れるカーディガンを肩がけして。洒落感が上がるだけではなく、防寒対策も出来て一石二鳥です。
この時季に合わせるパンツは、薄手のコットンやレーヨンなどの軽素材がベター。さらにクロップド丈を選ベば、足元に抜け感が出て着こなしがグッとこなれますよ。
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監修
博多屋あい(はかたやあい)
ファッションスタイリスト・ライター。学生時代に経験したニューヨーク留学を機に、ファッションにかかわる仕事に興味を持ちはじめる。卒業後、雑誌やCM、広告を中心にスタイリストとして活動開始。レディース・メンズ問わず、クリーンで程よいトレンド感を取り入れたスタイリングが得意。現在は、スタイリストとしての経験を活かし、ライター業もこなす。「誰にでもわかりやすい」をモットーに、ファッション情報を日々発信中!