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2025.01.24
気温10度の服装はどうする?暖かく過ごせる最適コーデ
春・秋・冬に予想される気温10℃の日。時季によっては、昼間と朝夜の温度差が激しかったり、氷点下まで冷え込むこともあるので、服装選びに悩んでしまうこともありますよね。そこで今回は、「最高気温10℃」と「最低気温10℃」に分けて、おすすめのコーデとアイテムをご紹介します。おしゃれと防寒を両立した、このシーズンならではの着こなしをマスターしましょう。
気温が10度になるのは何月頃?
10度は、東京でいうと11月から4月ぐらいまでの気温です。11月と4月は最低気温が10度くらいになり、12月から3月までは最高気温が10度になったり下回ったりします。最低気温が10度の日は、サッと羽織れる軽アウターがあると便利。最高気温が10度の日は、保温性の高いコートなどをコーデに取り入れて防寒しましょう。
気温が10度の日の服装は?
<最低気温10度の日のアウター>
急に冷え込むことが多い最低気温10度の日は、トレンチコートやマウンテンパーカー、デニムジャケット、ライダースジャケットなどの軽アウターがマストです。持ち運びもしやすいので、気軽に温度調整ができて便利。厚手のカーディガンをアウター代わりにするのもアリですし、オンオフ兼用で使える、きれいめのジャケットも重宝しますよ。
<最低気温10度の日のインナー>
定番のインナーとして、薄手ニットやカットソーはまず押さえておきましょう。さらに、裏起毛の施されたスウェットやパーカーがあると、軽アウターでも寒く感じないように調整できるのでGOODです。少しゆったりめのサイズを選んでおくと、もう少し寒くなってきたときに、シャツやカットソーなどをインした重ね着がしやすくなります。
<最高気温10度の日のアウター>
最高気温10度の日は、真冬仕様にコーディネートを組みましょう。ダウンジャケットやボアコート、ダッフルコートなど、防寒できるアウターが適しています。オフィススタイルやきれいめコーデには、シンプルで上品なノーカラーコートやチェスターコートも人気です。さらに、厚手で風を通しにくいメルトン生地のアイテムであれば寒さに負けません。
<最高気温10度の日のインナー>
一日中外で過ごす場合は、厚手のニットを着たり、ダウンベストを重ねたりするのが正解です。暖房の効いた室内と室外とでは寒暖差が大きいのも悩みのタネ。室内では、アンサンブルのニットやシャツとカーディガンの組み合わせにすると、体温調節が簡単にできます。薄手のニットワンピースもおすすめです。
<最高気温10度の日の小物>
日によってマイナスまで気温が下がることもあるので、防寒小物も必要です。ストールや手袋はもちろん、帽子やイヤーマフラーも活用しましょう。特にストールは、室内でひざ掛けとしても使えて便利なので、コーディネートに毎日加えても良いかもしれません。小物をプラスすると、着こなしのおしゃれ度が自然に上がるので、積極的に取り入れてみてください。
最低・最高気温が10度の日の服装
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介します。 お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
<最低気温10度の日のコーデ>
- 最低気温10度はほんのり寒さを感じる気温。暖かさとスタイルを両立させたこのコーディネートでは、厚手のケーブルニットカーディガンが体をしっかりと包み込み、チェック柄のロングスカートが足元まで暖かさを保ってくれます。黒いベレー帽とブーツが全体を引き締め、グレーのファーアイテムがアクセントとなっていることもポイント!全体的に落ち着いた色合いでまとめられており、寒い日でもスタイリッシュに過ごせるコーディネートです。
- 最低気温10度でも、ベージュのトレンチコートがあれば安心。軽やかでありながら防寒性もバッチリの一着ですが着こなしの幅が広いので季節の変わり目にも重宝します。鮮やかな緑色のトップスが、コーディネートにフレッシュなアクセントを加えます。黒のドット柄スカートはクラシックでありながらもモダンな印象を与え、全体のバランスを整える役割に。黒のパンプスはエレガントでシーンを選ばず、オールマイティに活躍してくれます。
- 最低気温10度の日におすすめのシックでモダンなコーディネート。ダークカラーのダブルジャケットは、暖かさとスタイリッシュさを両立。グレーのトップスはシンプルでありながらも上品さを引き立て、ゴールドのプリーツスカートがコーディネートに華やかさを添えます。白いソックスと黒いローファーで足元も防寒対策をしっかりと。黒いハンドバッグが全体のバランスを整え、スタイリッシュな冬の装いを完成させます。寒い日でもエレガントに過ごせるコーディネートです。
- 最低気温10度の少し肌寒い日にマッチする、黒のレースのロングドレスにグレーのライダースジャケットを合わせたスタイルをご紹介。黒のレースのロングドレスは華やかさを演出し、グレーのライダースジャケットは防寒性とカッコよさを提供します。足元には黒のパンプスを合わせて、全体のバランスを整えました。このコーディネートは、特に秋や春の肌寒い日にぴったりです。
- 最低気温10度の日におすすめのシンプルなコーディネートです。黒のロングジャケットはシンプルながらも特に首周りには存在感があり、どんなスタイルにもマッチします。白いセーターは暖かく、ベージュのパンツと合わせることでリラックス感と上品さを両立。バイカラーのフラットシューズは足元を軽やかに見せ、全体のコーディネートを引き締めます。白と黒のトートバッグは実用性とデザイン性を兼ね備え、どんなシーンにも対応可能です。
<最高気温10度の日のコーデ>
- 最高気温10度の寒い日には、ベージュのダウンジャケットが大活躍。インナーは黒のロゴ入りセーターでカジュアルさを演出し、深緑のプリーツスカートで女性らしいエレガントさをプラス。黒のブーツで防寒性とスタイルを両立し、ふわふわのバッグをアクセントに。防寒対策をしつつもおしゃれを楽しむスタイルのコーデです。
- 最高気温10度の寒い冬の日にぴったりのシンプルコーデ。茶色のコートは防寒性抜群で、厚手で暖かく、シンプルなデザインが魅力的。コートから見える白いロングスカートはコーデにアクセントを与えてくれています。黒いブーツは足元もしっかり防寒。白いバッグはスカート共にアクセントとなり、全体のコーディネートを引き締めます。シンプルスタイルで、寒い日でもおしゃれを楽しむことができます。
- 最高気温10度の日に最適なコーディネートをご提案!ベージュのキルティングコートは軽量ながらも高い保温性を提供し、寒さからしっかり守ります。インナーには黒いワンピースをセレクトし、シンプルでありながらもカラーのバランスの取れたコーディネートを実現。足元には白いブーツを加えることで、モダンな雰囲気を演出します。
- 最高気温10度の寒い1日におすすめのコーディネート。厚手の白いふわふわのコートが主役で、ロングスカートとブーツも白で揃えたオールホワイトコーデ。コートはオーバーサイズのシルエットでトレンド感をおさえつつも、寒さ対策はばっちり。白のロングスカート、ブーツは白で統一しているので、季節感もばっちりおさえています。チェック柄のマフラーを巻けば、シンプルながらもおしゃれなアクセントが加わります。
- 寒さが厳しい最高気温10度の日には、暖かさを重視したコーディネートが必要不可欠。ダークグレーのボアロングコートは保温性抜群で、インナーのブルーのトップスが爽やかさを演出。デニムパンツと黒のローファーでカジュアル感を加えつつも、黒のレザーバッグでコーデ全体の引き締め効果を演出。暖かくかつおしゃれな理想的なコーディネートです。
監修
博多屋あい(はかたやあい)
ファッションスタイリスト・ライター。学生時代に経験したニューヨーク留学を機に、ファッションにかかわる仕事に興味を持ちはじめる。卒業後、雑誌やCM、広告を中心にスタイリストとして活動開始。レディース・メンズ問わず、クリーンで程よいトレンド感を取り入れたスタイリングが得意。現在は、スタイリストとしての経験を活かし、ライター業もこなす。「誰にでもわかりやすい」をモットーに、ファッション情報を日々発信中!