大人が似合うきれいめジャンパースカートコーデとは? 着こなしのコツとおすすめアイテム大人が似合うきれいめジャンパースカートコーデとは? 着こなしのコツとおすすめアイテム

2024.11.19

大人が似合うきれいめジャンパースカートコーデとは? 着こなしのコツとおすすめアイテム

組み合わせるアイテム次第でカジュアルにも上品にもなる着回し力の高さが魅力的なジャンパースカート。コーデによっては子どもっぽく見えてしまうので、どう着こなせばいいのか迷うときもありますよね。今回は、大人の女性に似合うスタイリングのコツとおすすめアイテムをご紹介します。

ジャンパースカートとは?

ジャンパースカートとは、胸当てのついたスカートのこと。エプロンのような見た目で、どことなくクラシカルな印象を感じさせるアイテムです。インナーにカットソーを入れたり、上からセーターを羽織ったりと幅広い着こなしが楽しめます。

ジャンパースカートの選び方

大人っぽく着こなすにはロング丈がおすすめ

大人っぽく着こなすにはロング丈がおすすめ大人っぽく着こなすにはロング丈がおすすめ
ジャンパースカートは子ども服としても親しまれているためか、スカート丈が短いと子どもっぽさが際立ちます。そのため、大人の女性はミモレ丈もしくはロング丈で取り入れることをおすすめします。特に足首くらいの丈の長さのジャンパースカートは生地もたっぷり使われるので、歩くたびに上品な印象に。なかでもAラインやマーメイドラインが人気のシルエットです。

色に迷ったらシンプルなデザインの黒を選ぶ

色に迷ったらシンプルなデザインの黒を選ぶ色に迷ったらシンプルなデザインの黒を選ぶ
どの色を取り入れようか迷ったときは、まず定番で使えるブラックを手にしてみては? ブラックなら、シーズンレスで活用できる上に手軽に大人っぽいモードな印象を表現できます。特にスタイルアップが叶うのは深めVネックのIラインジャンパースカート。上半身をスッキリ見せつつ、ウエスト位置が隠れるので脚長効果も抜群です!

ジャンパースカートを使ったコーディネートのポイント

身長に合わせてシルエットを選ぶ

ジャンパースカートと一言にいっても、アイテムのシルエットで見える印象は大きく変わります。そのため、アイテム選びに悩んだときは身長に合ったシルエットをおすすめします。 身長が163cm以上の高身長さんは、Aラインシルエット。身長が153cm以下の小柄さんはIラインシルエットを選ぶと頭身バランスが整います。平均身長さんはハイウエスト切り替えのあるデザインが◎。

ネックラインに合わせてインナーを決める

ジャンパースカートは襟まわりのデザインにも違いがあります。現在は、V字型の「Vネック」、丸く開いた「ラウンドネック」、首元に縦の切り込みが入った「キーネック」の3種類が主で、それぞれの形に合わせたインナー選びが重要です。 Vネックのジャンパースカートなら、横長に広く浅いネックラインの「ボートネック」のインナーが◎。ラウンドネックは「ハイネック」との相性がよいです。流行りのキーネックはシンプルな「ラウンドネック」のインナーを合わせましょう。

ショート丈カーディガンでスタイルアップさせる

ジャンパースカートはワンピース同様に上下が繋がっています。そのため、着こなし方やアイテム選びによっては脚が短く見えてしまうケースも少なくありません。それを防ぐためのお助けアイテムがショート丈カーディガンです。 丈の短いカーディガンを羽織るとハイウエストボトムと同じような脚長効果を得られるようになります。コーデが少し野暮ったく感じた時にぜひお試しを。

【シーズン別】ジャンパースカートを使ったコーディネート例

コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。 お気に入りのコーディネートをお楽しみください。

春夏シーズン

  • 【メッシュレースで軽やかに】 季節柄重たい印象を与えたくない春夏シーズン。そんな時は大胆な刺繍が映えるメッシュレースジャンパースカートで重たさを軽減させましょう。インナーのカットソーもドルマン型で素肌の見える面積を多めに。足元もつま先の見えるサンダルにすることで、全体的に軽やかさが生まれます。
  • 【ジャケットを合わせれば一気に通勤スタイルへ】 カジュアルなイメージの強いジャンパースカートも、ジャケットを羽織れば自然に通勤服のようなきちんとさが生まれます。ジャケットは同色だとセットアップのような統一感があってよいですが、ジャンパースカートに似た色はもちろん、ワントーン落ち着いた色を合わせるのもおすすめです。
  • 【ベージュ×ブラックで作るバイカラーコーデ】 ベージュのジャンパースカートはカジュアルコーデにぴったり! とてもなじみのいい色なので、どんなカラーアイテムとも合わせられます。とはいえ、色を多用しすぎると統一感がなくチープな印象になりかねないので注意が必要です。そこでおすすめなのが、ベージュとブラックのバイカラーコーデ。靴とバッグに黒のアイテムを取り入れることで、コーデがぐっと引き締まり大人の女性に似合うスタイルになります。
  • 【グレージャンパースカートでエレガントな大人コーデ】 ジャンパースカートは控えめなチェック柄で、ミディ丈のフレアスカートが特徴です。クリーム色の長袖ブラウスを重ね、襟元のレースディテールがビンテージ感をプラス。黒のストラップシューズが全体を引き締め、クラシックでフェミニンな印象を与えます。カジュアルからセミフォーマルなシーンまで幅広く対応できるエレガントなコーディネートです。
  • 【黒ジャンパースカートのレイヤードスタイルコーデ】 スクエアネックラインのジャンパースカートは、膝丈以上の長さで、クラシックなシルエットを持っています。ストライプの長袖シャツを重ねることで、シンプルながらもスタイリッシュなレイヤードスタイルを実現。メタリックなバッグとストラップ付きの黒いシューズが、全体のコーディネートにモダンな印象に。

秋冬シーズン

  • 【白ジャンスカは黒でモードに着こなす】 ジャンパースカートをモードに着るなら、やっぱりコントラストの効いた白×黒のモノトーンコーデが正解。メインのジャンパースカートが白の場合はインナーのニットや靴など、他のアイテムも黒でまとめましょう。モノトーンコーデの場合、ジャンパースカートは直線的なシルエットだとよりモードライクに着こなせます。
  • 【デニムジャンスカと花柄ブラウスで女性らしいコーデに】 フロントジップのデニムジャンパースカートは、女性らしい曲線シルエットでデイリー使いにぴったり。花柄ブラウスとのコーデで、かわいくもあり、長めの丈でアウトスタイルも楽しめます。可愛らしさときちんと感を兼ね備えたオブリークトゥストラップシューズは、履きやすさとデイリー使用に最適です。
  • 【秋冬にぴったりの裏地付きジャンパースカートでリラックススタイルを実現】 プリーツデザインが可愛いジャンパースカートは裏地付きで秋冬にはうれしい仕様。ジャンパースカートの下には、長袖のレーストップスが重ねられ、フェミニンな雰囲気をプラス。カジュアルなスニーカーを合わせることで、リラックスしたスタイルながらも洗練された印象を与えています。
  • 【冬の白コーデは鉄板の褒められスタイル】 コーデの色合いが重たくなりがちな冬こそ、白のジャンパースカートにイエローのニットを合わせた明るめカラーのコーデはいかが? シンプルで取り入れやすく好印象も持たれるスタイルです。アウターとブーツはホワイトに近いベージュにして少しだけ色を取り入れると、グラデーションが美しいきれいめスタイルに。
  • 【モコモコ素材ブルゾンを合わせてほんのり優しげに】 インナーにニットを合わせる・上からニットを重ねるスタイル以外におすすめのコーデは、ブルゾンやショート丈ジャケットなどのアウターを羽織るスタイル。なかでもブークレー素材はスタイルバランスも整いやすくなります。アウターを合わせるコーデの場合は、Iラインのジャンパースカートがおすすめです。

監修

角佑宇子(すみゆうこ)

ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。