
2022.02.25
コーチジャケットとは?
選び方のコツと最旬メンズコーデを解説!
2022.2.25
コーチジャケットとは?
選び方のコツと最旬メンズコーデを解説!
ストリートスタイルとの相性の良さや、サッと羽織れるラフさで人気を集めているコーチジャケット。ですがコーチジャケットといってもさまざまな色やデザインがあり、どれを選べば良いか分からない方もいるのでは? そこで今回はコーチジャケットの基本的な知識から失敗しない選び方、着こなしの参考になる旬なコーディネート術までをご紹介。ぜひ気になるアイテムをチェックしてみてください。
CONTENTS
#01まずは人気のコーチジャケットをチェック!
#02コーチジャケットとは?
#03コーチジャケットの選び方
#04コーチジャケットのおすすめコーデ
まずは人気のコーチジャケットをチェック!
コーチジャケットとは?
秋→冬→春とロングシーズンで着られ、男女問わず高い人気を誇るコーチジャケットですが、歴史やディテールの意味まで理解している人は少ないはず。ここではコーチジャケットの基礎知識を3つのポイントに分けてご紹介します。
1. アメフトのコーチが着用していたことが始まり
コーチジャケットとは、もともとアメリカンフットボールのコーチが着用していたライトアウターのこと。人気ヒップホップアーティストが好んで着用したことをきっかけに、ストリートシーンへと浸透し多くの人がデイリーコーデに取り入れるようになりました。
2. 軽快な印象のナイロン素材
基本的にナイロン素材でつくられることが多いコーチジャケット 。そのためほとんど軽量で、なおかつ適度な保温性も兼ね備えています。またシャカシャカとした素材感はコーデに軽快な印象を与え、スタイリッシュな雰囲気を演出します。
3. シンプルな形で使いやすい
スポーツが出自ということもあり、実用的で装飾やデザインを施さないシンプルなデザインが多いのもコーチジャケットの特徴です。ボックスシルエットや、裾のドローコードといったディテールもコーチジャケットならではのポイント。
コーチジャケットの選び方
コーチジャケットについて理解したら、次は失敗しない選び方をマスターしましょう!
選ぶときのポイントは3つ。人気のシルエットを押さえることや、取り入れやすい色みなどを心得ていると、自然とバランス良く見えます。ご自分のファッションの方向性を考えて、最適なデザインを選ぶことを心掛けみてくださいね。
1. ややゆったりサイズ
サイズ感でミスをしてしまうと、いくらデザインが良くても残念な格好に。今はオーバーサイズが全盛なため、ややゆったりサイズを選ぶことをおすすめします。ただ、あまりにも大きすぎてしまうとだらしなく見えてしまう可能性があるので要注意です。
2. 一枚目は鉄板の黒
ファッションにおいて、黒は汎用性が高く使い勝手の良いカラー。それはコーチジャケットにも言えることで、インナーやボトムスがどんな色合いでもまとまりやすく、着回し力は抜群。まず一枚買ってみるなら、黒を選べば間違いありません。
3. ストリートに魅せたいなら胸ロゴorバックプリント
コーチジャケットの胸にロゴがあるデザインや、背中にプリントが施されたタイプは人気のストリートスタイルにぴったり。無地ではまわりと被ってしまうこともありますが、このタイプを選べば差別化が狙え、個性も簡単に出せます。
コーチジャケットのおすすめコーデ
今までの選び方などを踏まえたうえで、きれいめなテイストからストリートなムードたっぷりのコーディネートまで、コーチジャケットの最旬スタイルをご紹介していきます。デザインやカラーリングなどにもこだわればスタイリングの幅がぐんと広がるはず。8パターンお見せするので、ぜひ着こなしの参考にしてみてください。

モノトーンコーデ
定番カラーである黒のコーチジャケット は、シンプルに着こなしてスポーティなムードをアピール。アウターの存在感をしっかりと際立たせるためにも、パンツとシューズは黒で統一。そうするだけで、失敗もなくバランスの良さも保証されます。また、インナーにはラフなグレースウェットがおすすめ。合わせてみると適度な抜け感と柔らかさがコーディネートに生まれ、スタイリング全体の印象を和らげてくれます。

爽やか休日スタイル
春夏に活躍する半袖タイプも忘れてはなりません。このタイプはシャツ衿なものが多いため、上品な印象がありコーディネートを大人っぽく仕上げてくれます。トレンドの白の“ゆるボトムス”でカジュアル要素を足せば、リラックス感のある休日スタイルの完成です。動きやすさを考慮して、シャツやパンツはゆるいシルエットのものを選んでおきましょう。仕上げにキャップやサングラスなどの小物で味付けしてアクセントに。

大人の上品スタイル
きれいめなチャコールグレーのコーチジャケットは、黒の次に狙いたい1着でもあります。シンプルにまとめるなら定番のスラックスやデニムパンツ合わせですが、ここは大人の高センスを感じさせるベージュのチノパン合わせが効果的。上をゆるく、下にいくにつれ細くなるVラインシルエットに仕上げたことで、おしゃれなムードを盛り上げます。さらにインナーはクルーネックのカットソー、足元にはスニーカーでラフに仕上げると、好感度をさらに後押ししてくれるでしょう。

ワントーンコーデ
秋冬の人気カラーであるブラウンのコーチジャケットを着るなら、野暮ったく見せないためのインナー選びが肝心。今回は、衿元からパーカーのフード部分をレイヤードさせて、アクティブ要素を追加。これだけでコーディネートの印象はガラッと変わり、あか抜けたスタイルの出来上がりです。コーチジャケットと同系色のパンツをセレクトすることで、高感度な人たちが取り入れるグラデーションコーデにもなります。落ち着いたカラーなので挑戦もしやすいおすすめコーディネートです。

モダンなアメカジコーデ
もともとスポーティなアイテムのコーチジャケットも、カーキを選ぶことで武骨な印象が備わってきます。クリーンなアイテムと合わせて上品MIXな雰囲気を楽しむのも正解ですが、カラーリングを生かして、ワイルドな方向に仕上げるのも手。カーキ特有のたくましい存在感のおかげで、王道のアメカジアイテムであるデニムパンツとも難なく調和。クリアフレームのサングラスや腕まわりのスペースにバングルなどのアクセントを投入して、現代的にアップデートさせれば完璧です。

レイヤードスタイル
着丈もちょうど良く、インナーとのこなれたレイヤードスタイルが楽しめる今年らしさ満点のコーチジャケット 。デニムライクな風合いが、大人のおしゃれにも最適で、ほんのりと個性を主張することも可能。中に仕込んだストライプ柄のシャツでトップスに奥行きを作ったことも、着こなしが単調に見えないポイント。柄アイテムに慣れていないのであれば、ボトムスや小物で黒を取り入れて、黒の持つ引き締め効果でバランス良く仕上げましょう。

クラシックな着こなし
秋めいた配色のチェック柄のコーチジャケットがクラシックな印象に。程よくカジュアルダウンさせるなら、インナーにはプリントカットソーを合わせてみて。真逆なテイストをバランス良くMIXさせて、こなれ感たっぷりに魅せる、これぞおしゃれな大人のなせる技です。ボトムスには旬なフレアパンツが、クラシックなアウターと相性抜群。同時にスタイルアップも叶えてくれます。足元のレザーシューズで品の良さをプラス。

あか抜け上級者スタイル
コーチジャケットの上にアウターを重ねれば上級者な雰囲気に。攻略のコツはそれぞれのアウターの素材感を変えて、着こなしにメリハリを出すこと。コートできちんと感を出しつつも、中のナイロン素材のコーチジャケットで程よくアクティブな雰囲気を演出できます。一番下にはハイネックカットソーが断然イチオシ。3枚レイヤード感が出るだけでなく、着こなしの完成度が高まって見えます。白や黒などの無難な色みを選んでおけば、着こなしのなかでのおさまりもバッチリ!