2022.10.12
M-65でグッとタフな印象に。
人気アイテムとおすすめコーデを紹介
2022.10.12
M-65でグッとタフな印象に。
人気アイテムとおすすめコーデを紹介
ミリタリージャケットとして幅広い年代から支持を集めている「M-65」。モッズコートと呼んだほうが聞き馴染みのある方も多いかもしれません。ミリタリー特有のユニークなギミックやラギッドなデザイン性はもちろん防寒性に優れています。冬だけでなく秋春にも活躍するM-65のおすすめコーデや人気アイテムをご紹介します。
CONTENTS
#01 M-65とは?
#02 M-65の人気アイテム
#03 M-65を使ったコーディネート例
M-65とは?
■最近まで実際に使われていたミリタリージャケット
1965年にアメリカ軍に採用された野戦用のフィールドジャケット。採用開始から2008年まで、およそ40年間現役のミリタリーウェアとして実際に取り入れられていました。
古着屋で見かけることも多く、特にヴィンテージのM-65は人気があります。
■「フィールドジャケット」と「モッズコート」
M-65は二種類存在するのはご存じですか? ジャケットタイプはミドル丈でスタンドカラー。フードは収納可能。
モッズコートタイプはフードの脱着が可能でどちらもライナーを取り付けることができます。
■機能的に秀一なディテール
ライナーが付属するということで、ほぼオールシーズン対応できる非常に使い勝手の良いアウターとなっています! 機能的にも便利なM-65は、さすがミリタリージャケットといったところ。
■オーバーサイズが今っぽい!
やはり今っぽく取り入れるのなら、シルエットはオーバーサイズで! M-65自体合わせやすいアイテムなので、ワイドパンツもばっちりハマります!
また細身のパンツを合わせて、シルエットのギャップを生かすのもおすすめ。
M-65の人気アイテム
M-65を使ったコーディネート例
ミリタリージャケットの定番カラーともいえるカーキを軸に、パーカー×デニム×スニーカーでカジュアルにまとめたM-65コーデ。男らしく無骨なジャケットも襟元から出るフードによってややポップなテイストに。
普遍的な着こなしだからこそサイズ選びは慎重に! すべてジャストサイズに着てしまうと垢抜けない印象になるので、スキニー等の細身パンツをプラス。そうすることでシルエットに遊びを持たせることができます。軍モノ初心者の方にも真似しやすい着こなしに!
- ミリタリー・モッズコート<improves> ¥6,490
ジャケットのM-65と同素材のパンツでセットアップしたコーディネート。テーパードタイプのパンツを合わせることで、くどくなくスッキリとしたフォルムを実現! こなれ感のある仕上がりになっています。
全体的に合わせたトーンが優しく明るい印象に。だからこそ、あえて差し色として反対色のものや柄シャツをインナーとして加えるのもGOOD! セットアップがシンプルなので、そこにプラスする色やデザインによって幅広いおしゃれを楽しむことができます。
ミリタリージャケットといえばカーキやベージュといったアースカラーなものがメインとしてありますが、ブルーのM-65はいかかですか? 着こなしの主役となるカラーリングで、全体的に華やかさがあります。他アイテムのカラーをモノトーンにすることで一気に垢抜けた印象に!
もし統一感が必要であれば、小物を同系色でまとめるのがGOOD。ニット帽やキャップ、ソックスやバッグなど比較的取り入れやすくおすすめです。
- その他アウター<NEWYORKER> ¥11,000
M-65パーカーはモッズコートと呼ばれ、男女問わず幅広い世代から人気を博しています。ボリュームのあるシルエットは今のトレンドともマッチしていて、ワードローブに一着は欲しいアウターです!
男らしくワイルドに着こなすなら、白ロンTにデニムといったシンプルな組み合わせがベター。パンツのシルエットはストレート、ワイドならよりラギッドさがあり個人的にはベスト。足元はアメカジを意識してローテクスニーカー、もしくはブーツで全体をさらに引き締めるのもGOOD!
- ブルゾン・スタジャン<AVIREX> ¥37,400
シャツをレイヤードさせたクリーンで清潔感のあるスタイリング。そこに合わせる無骨で存在感のあるM-65のモッズコート。一見すると相反する組み合わせですが、決してそんなことはなく、むしろテイストのギャップが生まれGOOD。M-65が軍モノで野暮ったさのあるアイテムだからそこ光る着こなしです!
テーラードジャケットやタイドアップしたコーディネートの上からさらりと羽織るのもアリ。もちろん足元はドレスシューズやローファー等の革靴できちんと全体を引き締めて!
カラーをネイビーに統一し、足元にはスニーカーを合わせたスポーティーなスタイリング。軽快さがあり、オフの日にぜひしたい着こなしです。M-65はカーキやベージュ以外のカラーをセレクトすることで、ミリタリー要素が程よくカットされるのでタウンユースとしておすすめ!
よりスポーツMIXを楽しむのならトラックパンツを合わせたり、キャップやサコッシュといった小物をプラスすることでより洗練されたテイストにスタイルアップします。
- ミリタリー・モッズコート<coen> ¥7,700
ミニマルでシックなカラーであるブラックのM-65を羽織れば、パーカー×チェックパンツといった子どもっぽく見えがちな着こなしも上品な大人スタイルに変身。本来グレーは膨張色なのですが、ブラックのコートとテーパードパンツが「Iライン」を作り上げておりスマートに。真似したいテクニックが詰め込まれたコーディネートとなっています!
アイテム一つだけを見るのではなく全体を合わせたシルエットを意識してコーディネートするのが、おしゃれになる近道だといえます。
- ミリタリー・モッズコート<ABAHOUSE> ¥12,100
居心地のいい、くつろいだを意味する「Cozy(コージー)」。コージーファッションと呼ばれ、今アパレル界ではこのキーワードがポイントになっています! トレンドであるオーバーサイズはまさにピッタリな着こなし。
M-65に合わせた、少しゆるめのパンツがポイント。どこか優しさや安心感の与える着こなしに。さらにライトブラウンの色味はコージーファッションのキーカラーでもあります。ただ裾が余ると野暮ったくなりすぎてしまうので、アンクル丈をチョイスするのがベターです。
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監修
小川剛司(おがわたけし)
ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
Instagram:@t_t_k_k_s_s