![クッカー選びのポイントは?<br>素材や形状別のおすすめアイテムを紹介](/medias/cooker_main.jpg?context=bWFzdGVyfGZlYXR1cmV8ODEwMzJ8aW1hZ2UvanBlZ3xzeXMtbWFzdGVyL2ZlYXR1cmUvMTIyNTI3NDQ2MTM5MTgvY29va2VyX21haW4uanBnfDJlYjQzOWMyYjMxOTdhN2JjMWJhMGVlYWU2MmJhNzc3OTBhNmY3ZDJlODRlODI3OTcwZTM4Y2Y4OTFkNmNlMmY)
2022.09.07
クッカー選びのポイントは?
素材や形状別のおすすめアイテムを紹介
2022.9.7
クッカー選びのポイントは?
素材や形状別のおすすめアイテムを紹介
キャンプで1番の楽しみは、なんといっても空の下で食べる食事ですね。おいしいキャンプご飯を作るために必要なのが、キャンプ用のクッカーです。材質や形状など、さまざまなクッカーがありますが、軽量&コンパクトで持ち運びしやすいものを選ぶとよいでしょう。取っ手がたためるものや、複数の鍋が入れ子になるものもあります。
CONTENTS
#01 &mallで人気のクッカーをチェック!
#02 クッカーの選び方
#03 【形状別】おすすめクッカー16選
#04 便利なクッカーセットもおすすめ!
まずは&mallで人気のクッカーをチェック!
クッカーの選び方
![](/medias/cooker.jpg?context=bWFzdGVyfGZlYXR1cmV8MTQ4NjMyfGltYWdlL2pwZWd8c3lzLW1hc3Rlci9mZWF0dXJlLzEyMjQ4MTg1MDc3NzkwL2Nvb2tlci5qcGd8ZmQ0ODNhNzMyYjI4Y2JmMTliNWViMWVmYTk0YTdlZWUyNmE0ODc5Mjg0ZDJlZjU5YjY3YTMzOWY2ZDYzY2IzOQ)
■素材
「アルミ」「ステンレス」「チタン」の大きく3つに分けられます。「アルミ」は、軽量で熱伝導に優れており、クッカー全体に熱が回ります。「ステンレス」は、硬質で頑丈ですが、重量があります。やや焦げつきやすい面も。「チタン」は、頑丈で硬質、非常に軽量です。熱伝導率が低く、こちらも焦げつきやすいです。
ビギナー向けには比較的安価なアルミ製、耐久性と蓄熱製で選ぶならステンレス製、トレッキングや徒歩ソロキャンプには軽量なチタン製がおすすめです。
■容量・サイズ
一人分の炊飯なら、満水容量500ml程度、インスタント袋麺1食分の調理なら500ml、ファミリー用なら1,000ml程度の容量が必要。複数のクッカーが入れ子になるものは、コンパクトにまとまるので持ち運びしやすいです。
■形状
「丸型」「角形」「浅型」「深型」などさまざまな形状があります。「丸型」は、普段使用する鍋に近い感覚で調理できます。使いやすい反面、パッキングするときにデッドスペースが生まれがち。「角形」は、パッキングしたときの収まりがよく、中にカトラリーや調味料ボトルを入れて運べるメリットも。「浅型」は、炒め物やパンケーキなどの調理に適しています。薄いので、荷物の隙間に詰め込むことも可能です。「深型」は、スタッキングが効くものが多く、中に小鍋やケトル、ガス燃料缶などを入れられます。炊飯や汁物の調理に最適!
【形状別】おすすめクッカー16選
■丸型
アルミ素材にフッ素加工した使いやすいクッカー。浅鍋とフライパンのセットで、これだけであらゆるアウトドア調理に対応します。鍋の中にはアウトドアガスバーナーと、230gクラスのガス缶2個をスタッキングすることが可能です。
クッカー大小、リフター、遮熱ディスク、リッドからなるクッカーセットです。クッカーはアルミニウム製、樹脂製のリッドには湯切り用の穴があり、パスタや素麺などの湯切りに便利。全てクッカー大の中にスタッキングでき、携行にも便利です。
■角形
重量375gのアルミ製正方形クッカー。満水容量は1L。取っ手はなく、付属のリフターで扱います。インスタント袋麺がぴったり入るサイズ感です。鍋厚が1.6mmとやや厚手 で、熱伝導率もいいため、おいしいご飯を炊くことができます。
万能調理器として人気のメスティンですが、元祖はこのトランギアです。容量750mlで、約1.8合までの炊飯が可能。アルミ製なので熱の回りがよく、炒め物や煮物、蒸し料理、スイーツなどの調理に。小物入れとしても使えます。
かわいらしいキャラクター柄のメスティンです。アルミニウム合金製で熱伝導率もよく、容量は1,000ml。約2合までの炊飯に対応します。炒める、焼く、蒸す、煮るなど、あらゆる調理が可能。グレーカラーなので汚れが目立ちにくい利点も。
ふっ素加工でこびりつきにくいステンレス製のメスティン。容量は850mlで約1.5合のお米を炊くことができます。ブラックのボディもスタイリッシュでかっこいい!ソロキャンプにもおすすめです。
■浅型
熱の回りのいいアルミ製。普通のフライパンとして使えるほか、ピザオーブンやオーブン機能のある焚き火台の中に入れ、塊肉やハンバーグ、チーズ料理などの調理に使えます。取っ手は折りたたみ式で、コンパクトに収納できます。
厚さ約6mmの黒皮鉄板です。重量は1.5kgとヘビー級ですが、蓄熱性がとても高く、ステーキや野菜などをパリッと焼き上げます。付属のハンドルはひっくり返すとスクレーパーになり、こびり付いた食材などの焦げを落とすのに使えます。
全体が5mm厚の鋳鉄製で、蓄熱性が非常に高く、肉などがふっくらジューシーに焼き上がります。直径約20.2cmで、キャンプ以外にご家庭のキッチンでも使いやすいサイズ感。約1.49kgと重めなので、車で移動するキャンプ向き。
■深型
収納サイズは直径13cm×高さ14cm、重量265gの軽量クッカー。容量はポットが900ml、フタが250mlと、ソロキャンプに適したモデルです。アルマイト加工が為されたアルミ製で熱伝導率がよく、炊飯や汁物の調理に適しています。
チタン製で約175gと超軽量の1〜2人での使用に適した小型クッカー。900mlのポットの中に一体型のシングルバーナーを入れることも。山岳用から徒歩ソロキャンプまで使い道も広く、携帯性のいいロングセラーモデルです。
フライパンとしても使用できるフタ付きのクッカー。外側は傷が付きにくく、内側は焦げ付きを防止する加工が施されています。にぎりやすいシリコンハンドルもポイント。メッシュポーチ付きで携帯にも便利です。
容量2.6Lの使いやすい丸型はんごう。炊飯だけでなく、深さをいかしてパスタをゆでたり、汁物の調理やレトルト食品の温めにおすすめ。わかりやすい水量目盛付き。取っ手の中心が出っぱっているので、調理の際に吊り下げても傾きにくくなっています。
便利なクッカーセットもおすすめ!
ファミリーキャンプや仲間と行くキャンプなら、1つでいろいろな調理ができるセットもののクッカーがおすすめです。スタッキングができるタイプが多いので、運搬にかかるスペースは鍋1つ分だけ。また、1つずつそろえるよりもお買い得です。
監修
関 美奈子
アウトドライター・デザイナー。『CAMP HACK』『BE-PAL.net』『となりのカインズさん』等のWEBメディアにて、自然や人に優しいキャンプのアイデアやDIY、ソロキャンプのノウハウを発信中。ガールスカウト世界連盟ジャンボリー日本代表、ガールスカウト日本連盟キャンプ指導者資格取得。キャンプ歴は40年。
Instagram:@minako_seki_atelierbaku