
2021.05.18
ボタンダウンシャツの着用マナーは?
オン・オフで使えるコーデ例
2021.5.18
ボタンダウンシャツの着用マナーは?
オン・オフで使えるコーデ例
オフィスカジュアルのスタンダードなアイテムとして人気のボタンダウンシャツ。一枚でも様になるそのシルエットはクールビズとも相性バッチリ! オフのときにも着ることができるカジュアルなアイテムであり、シーン問わず大活躍するシャツです。そんなボタンダウンシャツの着用マナーやオン・オフで使えるコーディネートをご紹介します。
CONTENTS
#01 ボタンダウンシャツとは?
#02 ボタンダウンシャツの着用マナー
#03 【シーズン別】ボタンダウンシャツを使ったおすすめコーディネート
└春夏シーズン
└秋冬シーズン
ボタンダウンシャツとは?
■襟の先にボタンが付いているタイプのシャツ
なんといっても特徴的なのが襟元のディテール。ボタンで固定されることにより襟が立ち上がり、立体感のあるフォルムに。このようなディテールは元々、ポロ競技用のユニフォームが発祥なので、ボタンダウンシャツのテイストはカッチリとしたものでなく「カジュアル」寄りといえます。
■ネクタイなしでも様になる
ネクタイを着けないことが多いオフィスカジュアル。レギュラーカラーのシャツでは、首元がヨレてしまい少しルーズな印象になりがちですが、前述した襟元のディテールのおかげでボタンダウンシャツは一枚でも様になります! ここが一番のポイントです。
■クールビズとも相性バッチリ
夏のオフィスカジュアルではトップスに困るという方も多いもの。「カットソーやポロシャツだと少しカジュアル過ぎるし、かといって長袖を着るのは……。」というときに活躍する万能アイテムなのです。ノーネクタイのボタンダウンシャツの上にさらりとテーラードジャケットを合わせても、ノージャケットでもキマります。
おすすめアイテム
ボタンダウンシャツの着用マナー
■オフィスカジュアルなアイテム
ドレスシャツとして混同してしまいそうなのですが、こちらは前述した通りカジュアルなアイテムです。そのため、冠婚葬祭、重要な商談や会議等、フォーマルな場ではボタンダウンシャツを選ばないほうがベター。
■襟元のボタンは閉めたままで
襟元のボタンを外したままにしてしまうと、せっかくの襟の立ち上がりのよさを台無しにしてしまうのでとてももったいない! また不格好なシルエットになってしまうので、ボタンはきちんと閉めてスマートに着こなしましょう。
■ネクタイを付けるときは先にボタンを外してから
ネクタイの着脱時には先に襟元のボタンを外すのが、正しいボタンダウンシャツの着方。そうすることでネクタイをきちんと収納でき、襟の形もキレイに整います。ボタンを痛めることもないため、長く愛用することができます。
【シーズン別】ボタンダウンシャツを使ったおすすめコーディネート
■春夏シーズン

シックな面持ちがある半袖のボタンダウンシャツ。着る人を選ばないそのスタンダードなデザインはどんなシーンにもフィットします。
<フレッドペリー>ならではの上品でスッキリとしたシルエットは、マニッシュテイストでおしゃれに決まります! タックインしてセンタープレスの施されたスラックスを合わせるのもきれいめなスタイリングでGOOD! オフスタイルにはトレンドであるワイドパンツをプラスしてラフな着こなしを演出するのもアリです。

コットン100%で作られ、しっかりとした素材が特徴のオックスフォードボタンダウンシャツ。タフなその生地はガシガシ着ることができるので、オフィスカジュアルのワードローブにはかかせません!
アメリカントラッドっぽく、足元にはローファーを合わせたり、Vネックのニットベストをレイヤードするもおしゃれ。カジュアルな素材であるためオフの日にはテーパードタイプのスウェットパンツと組み合わせるのも、ギャップの効いた着こなしで◎。

アクセントとして大活躍するチェック柄のボタンダウンシャツ。ポップで少し子どもっぽくなりがちなチェック柄もモノトーンの配色のシャツを選べばスマートに着こなすことができます。素材がリネンなら春夏でも快適に着用でき、また柄シャツであるためリネン特有のシワもあまり目立たず気になりません。さりげなく袖をまくって七分袖にしたり、アンクル丈パンツをセレクトことで全体をスッキリと見せることができます。

ライトオンスなので、さらりと羽織ることのできるデニムボタンダウンシャツ。春夏にはメインになったり、秋冬にはインナーになったりとオールシーズンで活躍するアイテムです!
カジュアルなアイテムなので、グレーのチノパンにスニーカーを合わせたスケータールックスが抜群にマッチします。シャツのサイズをワンサイズ上げることで、トレンドのビッグシルエットコーディネートを簡単につくることができますよ。
- シャツ・ブラウス<green label rela> ¥3,960

オフィスカジュアルといえば、白やブルー、ネイビーといったカラーが浮かびますよね。ですが、ベージュのボタンダウンシャツも汎用性がありおすすめです! クセのないそのカラーはどんなアイテムや色味とも相性がよく、一枚持っていると重宝します。なので「オフィスでもおしゃれしたい! 」そんな方はベージュをセレクトしましょう。シンプルな分、ボトムスにはグレンチェック柄のスラックスなどデザインがあるものがベター。
- シャツ・ブラウス<TAKEO KIKUCHI> ¥5,280
■秋冬シーズン

キャップとワンクッションの入ったボトムスに合わせた、サイズ大きめのストライプボタンダウンシャツ。今っぽく着こなすならこのくらいのサイジングがベスト! シンプルな着こなしも簡単に見栄えるスタイリングになります。秋口には同じくビッグシルエットのカーディガンやライトコートが相性よくておすすめ。全体的にゆるく、ストリートスタイルを演出できます。また足元にボリュームスニーカーを合わせることで格上げしたコーディネートに。

もちろん秋冬にも白のボタンダウンシャツは大活躍。シャツとソックス、パンツとシューズを対照的なカラーで組み合わせたシックなコーディネート! 普遍的なシャツもカラーリング次第で、このような大人の着こなしにブラッシュアップされます。モノトーンであるからこそ光る、「差し色」を投入するのもアリ。一番簡単なのはシャツのインナーやソックスでしょう。また、アウターを派手カラーにしても上手くフィットするのでおすすめです。

オフィスカジュアルには清潔感が求められます。このようなプレーンな着こなしでスマートな男性を演出しましょう。タックインすることで、よりスッキリとした印象に。その際ベルトは型押しのレザーベルトやイントレチャート仕様のものをセレクトすると、より上品なスタイリングになります。ダークトーンのボタンダウンシャツは使い勝手がよく、オンオフ問わずさまざまなコーディネートにフィットするのでおすすめ。
- シャツ・ブラウス<green label rela> ¥3,465

取り入れるだけでコーディネートを華やかにしてくれるイエローのボタンダウンシャツ。暗くなりがちな秋冬の服装にポップさを与えてくれます。ギンガムチェック柄なのでアメカジスタイルがベター。デニムやダウンベストと合わせて、休日に最適なカジュアルスタイリングの完成です! また、その他アイテムの色味を抑えめにして、差し色として活用するのもアリ。ユースフルなカラーなので、一枚あるとコーディネートの幅が広がること間違いなし!

一見すると正反対な着こなしに思える、スポーティーなアイテムとの組み合わせにもバッチリとマッチします。ボタンダウンシャツのクリーンでスマートなテイストが、マウンテンパーカーのカジュアルでアクティブなテイストと非常に相性がよく、ぜひ真似して欲しい着こなしに。オフィスカジュアルの通勤時にはもちろん、オフの日のスタイリングとしてもおすすめ! カジュアルになりすぎないように合わせたローファーがセンスある着こなしに一役買ってくれています。
- シャツ・ブラウス<nano・universe> ¥3,740
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監修
小川剛司(おがわたけし)
ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
Instagram:@t_t_k_k_s_s