オメガヴィスペン

北欧スウェーデン生まれの万能キッチンツール、オメガヴィスペン。
先端がΩ（オメガ）の形をしており、スウェーデン語でかき混ぜ器を意味するVispen（ヴィスペン）が名前の由来です。
「炒める」「混ぜる」「つぶす」など様々な調理を、これ1つでまかなうことができるユニークな万能調理器です。

本体はナイロン70％、グラスファイバー30％で出来ており、程よい弾力でしなやかな使い心地。
全長は約25cmで、Ωの形をした先端部分は直径5cm。おたまに比べるとやや小ぶりサイズ。
重量は約25gと非常に軽く、いろんな角度で混ぜたり、長時間持ち続けていてもてが疲れません。

先端のΩ部分は二重になっていて、内側の円と外側の円で微妙に角度の差がついています。この独特の形状が使いやすさのポイント Ω部分がボウルや鍋底にフィットして素材をムラなく上手にかき混ぜることができます。
金属ヘラと違い、ボウルや鍋などを傷つけません。

先端部分を平らな場所につぶすように押しつけてみると、軽いバネのような跳ね返りを感じながら2つの円はペタリと平らになり、力を緩めると元の形に戻ります。
この適度なしなりと弾力のおかげで先端が鍋底にしっかりとフィットしてかき混ぜることができ、カレーやーシチューの焦げ付きを防ぎます。

オメガヴィスペン1つで、様々な調理工程を行うことができます。
菜箸やおたま、フライ返しや泡立て器など、料理中にを持ち換える手間がかかりません。
調理台の横にボールなどに水を溜めておき、すぐに軽く洗えるようにしておくと便利です。

『こねる』
ひき肉をこねる時に。しっかりとこねられるうえに、手に匂いがつきません。

『炒める』
炒飯やピラフを作る時に。食材同士がくっつかず、フライパンの底にフィットしてまんべんなく混ぜながら炒めることができるためパラパラに仕上がります。

『すくう』
湯むきしたトマトやささみなどをすくいたい時に。材料に触れる部分が少なく、柔らかいものをすくう際に重宝します。菜箸ではすくいにくいゆで卵も、卵だけを楽々すくえます。おでんや鍋物の具材をすくう時にも。

『溶かす』
カレーやシチューのルー、味噌やにんにく・生姜などのチューブ調味料を溶かす時に。先端の2重リングの間にうまく引っかかり、そのまま鍋やフライパンの中に入れて綺麗に溶かすことができます。スプーンやお玉と違い、調味料が表面に付着して残ってしまうこともありません。

『かき混ぜる』
カレーやシチューなどとろみのある料理に。フライパン・鍋のカーブにフィットし鍋肌や鍋底に沿ってしっかりとかき混ぜることが出来、焦げ付きを防ぎます。お玉で具材を潰してしまうこともありません。

『和える』
食材をソースやタレと和える時に。パスタソースもむらなく混ぜられます。

『攪拌』
生卵を攪拌する時に。菜箸を使うよりもより空気が入り綺麗に混ざります。
ドレッシング作りやお菓子作り、お米とぎにも使えます。

『ざく切り』
トマトスープなど、適度にざく切りにして具材の食感を残したい時に。包丁を使わず、調理しながら鍋の中で切ることができます。

『つぶす』
じゃがいもや苺など、柔らかいものから多少の硬さがあるものまで、程よい粗さにつぶしてくれます。
普段の食事だけでなく、離乳食づくりなどにも活躍します。