八角反り鉢 大 / 九谷青窯

「白磁」とは白い素地に透明の釉（うわぐすり）をかけ、高温で焼成した磁器の総称。透明感のある優しい乳白色の美しさと上品な光沢、滑らかな手触りが特徴です。 「白磁」の「白」は、跳ね返すような白ではなく、空に浮かぶ雲のような優しい白。派手さはないけれど、その静寂で凛とした佇まいは、時として色絵の器以上に存在感があります。ゆえに、うつわ好きや料理家たちが最後にたどり着くのは「白磁」だそう。 こちらは正八角形の鉢。やや大ぶりのサイズは、麺鉢としてや、煮物やサラダ、和え物などを盛るのにおすすめです。■九谷青窯（くたにせいよう） 石川県の能美市に1971年に開窯した九谷青窯（くたにせいよう）。古き良き九谷焼の伝統をふまえながらも、今のくらしに寄り添ううつわを作り出しています。全国から集まった十数名の若い陶工たちが、デザイン、ろくろ、絵付けまでに関わり、自由な発想や感性をいかしたうつわを生み出しています。※手づくりのため、色・サイズ・形に個体差がございます。