2022.08.16
ヨガマットのおすすめ8選。
初心者でも失敗しない選び方
2022.8.16
ヨガマットのおすすめ8選。
初心者でも失敗しない選び方
外出自粛が続く毎日。運動からも遠ざかり、せめて「宅トレ」をしなきゃと考えている人は多いのでは? そんなときにまず用意したいのが「ヨガマット」。ヨガマットはヨガをする人だけが使うものと思っていたら大間違い! ヨガに限らず室内のあらゆる運動シーンで使えるので、ぜひお気に入りの1枚を見つけてくださいね。
CONTENTS
#01 ヨガマットとは?
#02 ヨガマットの種類
#03 ヨガマットの選び方
#04 おすすめのヨガマット8選
#05 合わせてそろえたいヨガグッズ
ヨガマットとは?
■運動時に手首や足首、膝などの関節や腰などを保護する
ヨガに限らず、ストレッチや体幹トレーニングでも手首や足首、膝や腰を床につける動きがありますが、それらの動作で起こる衝撃を和らげ怪我や痛みから体を守ってくれます。また、汗や床素材によるスリップも防ぎます。
■床を衝撃や騒音、汚れから守る
ヨガマットを敷くことで床の傷や汚れ予防にもなります。マンションや集合住宅なら、床への衝撃を抑えて騒音を防ぐことができるので、下の階への配慮に◎。
ヨガマットの種類
■PVC(ポリ塩化ビニル)素材
最もポピュラーな素材で、適度なクッション性とコスパの良さが◎。初心者におすすめですが人工的なプラスチックのニオイが強く、水洗いできないのが難点。軽いので動きのあるヨガには不向きです。
■PER(ポリマー環境樹脂)
PVCの改良版とされ、水洗いもでき焼却してもダイオキシンなどの有害物質がでません。ただし軽いのでPVC同様動きのあるヨガには不向きなものも。
■TPE(熱可塑性エラストマー)素材
焼却しても有害物質が出ず環境によい素材。ゴムのような高いクッション性があるのに、柔らかく軽量な点が人気で、においも少ないです。水洗いは不可ですが、水拭きはできます。ただし熱に弱いので高温な場所では注意が必要。
■EVA(熱可塑性合成樹脂)素材
TPE同様環境に配慮した素材。クッション性に優れ、軽量でにおいも少ないですが、耐久性は低めで傷つきやすいものも。水洗いできるので汗をかきやすい人に◎。
■合成/天然ゴム素材
ヨガマットの最上位素材で、クッション性とグリップ力は抜群。天然ゴムはエコ素材ですが独特のにおいが気になる場合も。合成ゴムならにおいはほとんどしません。ゴムアレルギーがある人は天然ゴムは避けましょう。
■天然素材(コルク、畳)
コルクや畳素材のマットは肌触りがよく、どちらも自然な香りがするのでリラックス効果があります。
ヨガマットの選び方
■滑りにくさ(グリップ力)
体重移動が多い動作をする場合、グリップ力が高く裏面に滑り止め加工がついている天然ゴムなどが◎。ただし、2〜3kgと重めです。
■運動に応じた厚さ(クッション性)
ジャンプを含む強度が高いヨガや体幹トレーニングがメインなら、最低でも6mm以上の厚さがあると足首や膝を守り、騒音対策にもなります。宅トレしつつもスタジオや旅先などに持ち運びたいなら薄めの1〜2mmや標準の3〜5mmがオススメです。
■重さと形状は片付けに影響
10mm以上のものは丸めて片付けることが難しくなります。毎回マットを片付けたいなら軽くて(〜1kg以内)、丸められるもの(〜6mmまで)がベストです。
■手入れのしやすさ
お子さんがいるご家庭やトレーニングのたびに汗をかく人などは水拭きか水洗いできるマットが◎。
■サイズ
身長が高い人は仰向けになった時に足がはみ出ないよう長さもチェック。170cm×60cmが多いですが、180cm以上のものも増えています。
■匂いとアレルギー
PVC素材は安価ですが匂いやベタつきが気になる場合も。お手入れして使い続ければ、1ヶ月程度で完全に匂いやベタつきは消失します。ゴムアレルギーの人はゴム素材を避けましょう。
おすすめのヨガマット8選
マットを丸めた状態でも出しておきたくない人、袋に入れて収納したい人には「たためるヨガマット」がおすすめ。こちらは173cm×61cmと一般的なサイズをキープし、厚みも4mmあるのに、折りたたみ線があるので簡単に折りたたんでバックに入れて持ち運べます。折りたたみ線を邪魔に感じることはなく、ヨガのポーズで手足を置く場所の目安になります。重さは900gで素材はPVC。
とにかくおしゃれなヨガマットが欲しい人におすすめ。ネイティブアメリカンの自然をモチーフにしたデザインが素敵です。宅トレだけでなく、子どものプレイスペースに敷いたり、アウトドアに持ち出したり活用方法は無限。180cm×60cmで男性にも嬉しいサイズで重さは1.2kg、裏面には滑り止めもついていて安定感も抜群です。素材はPVC。
NERGYとアニエスべーのスペシャルコラボマット。とにかくおしゃれだから、使うたびにテンションが上がるはず。 4mmの厚みに173cm×61cmとサイズには余裕があるのに、重さはなんと625gと超軽量。リバーシブルなので両面を使えばより長持ちし、両面とも汚れが目立たないカラーリングもおすすめポイント。素材はTPEで柔らかさも抜群です。家でも外でも使いたい人に◎。
九州産の「いぐさ」を使ったヨガマット。裏面にはPVCゴムが採用されていて、滑りにくく、クッション性も抜群です。畳の部屋で運動やヨガをすればいいんじゃない? と思うかもしれませんが、通常の畳とは違い、あえてグリップ感が増すように作られているのでぜひ使ってみて欲しい一枚。表面にはリラックスできるヒバのエッセンス加工がされ、抗菌・防臭効果も。
PER素材で、環境に優しく、水洗いもできるのでお子さんのいる家庭でも安心。クッション性が高く、6mmと十分な厚みがあるのに1200gと比較的軽量。173cm×61cmで女性にはぴったりサイズです。裏面はエンボス加工といって滑りにくい仕様になっています。カラーも4色から選べ、価格もリーズナブルなので、カップルで色違いを持つのもよいのでは?
合わせてそろえたいヨガグッズはこちら
監修
Aya(あや)
美容ライター・エディター。美容関連の実用書の編集・ライティング、美容や健康系ポータルサイト、雑誌などのメディアで記事やコラムを執筆。心身のバランスを整える美容、健康理論を重視し、その実践であるヨガをライフワークとしており、その一環で、現在は執筆活動の他にヨガインストラクターとしても活動中。