![革靴はどう選べばいい?<br> おすすめの選び方とメンズの人気アイテム16選](/medias/dressshoes_main.jpg?context=bWFzdGVyfGZlYXR1cmV8OTUyNzZ8aW1hZ2UvanBlZ3xzeXMtbWFzdGVyL2ZlYXR1cmUvMTIxMTkyNjg4MTg5NzQvZHJlc3NzaG9lc19tYWluLmpwZ3wxMjBiNmIwODgxYThhZjc1ZjYzNDBlZWQ2NjFhMmViM2YxNzE4M2YzM2FjZDM2MWVhYWUzYWFiNTU4NjRiZjcx)
2023.03.29
革靴はどう選べばいい?
おすすめの選び方とメンズの人気アイテム16選
2023.3.29
革靴はどう選べばいい?
おすすめの選び方とメンズの人気アイテム16選
足元をエレガントに彩り、オンオフ問わずあなたの相棒となってくれる革靴。その万能さゆえ、TPOに合わせた革靴選びをしっかりと頭に入れておかなければいけません。「革靴ってどう選べばいい?」そんな疑問にお答えすべくおすすめの選び方や人気アイテムに加え、長く愛用するためのお手入れ方法もご紹介します。
CONTENTS
#01 &mallで人気の革靴
#02 革靴の種類
#03 革靴の選び方
#04 おすすめの革靴16選
└ 内羽根式
└ 外羽根式
└ その他
#05 革靴のお手入れ方法
#06 合わせて揃えたい小物アイテム
&mallで人気の革靴はこちら!
革靴の種類
紐で結ぶタイプのレースアップシューズは、大きく「内羽根式」か「外羽根式」かに分けられます。内羽根式とは、アッパーの靴紐を通す羽根部分が一体化されているタイプの革靴(画像左)。ミニマルなシルエットは冠婚葬祭の場にマナーとして用いられます。
対照的に外羽根式は羽根部分が甲部分に覆いかぶさっているタイプの革靴(画像右)で、内羽根式と比べるとカジュアル向きといえます。
内羽根と外羽根に加えて、靴紐なしの「サイドエラスティック」やベルトでとめる「モンクストラップ」など、革靴には複数の種類があります。デザインによってフォーマル度も変わるので、使用シーンと合わせて検討しましょう。
■ストレートチップ
【フォーマル度 ★★★★★】
つま先部分に「一本のステッチ」が入った革靴をストレートチップと言います。キャップトゥとも呼ばれるこちらはビジネスから冠婚葬祭までカバーしてくれる万能なアイテムで、必ず一足は持っておきたい革靴です。
■プレーントゥ
【フォーマル度 ★★★】
その名の通り、つま先に装飾がない革靴のことを指します。内羽根式のタイプを選ぶことでストレートチップ同様、こちらも冠婚葬祭にも活躍してくれます。ビジネスシーンにおいてはプレーントゥであれば外羽根式でもOKです。
■Uチップ・Vチップ
【フォーマル度 ★★】
つま先部分に「U字またはV字」のステッチが施された革靴をこのように呼びます。デザイン性に優れており、オフィスカジュアルな職場であれば、周りと差がつくおしゃれなスタイリングが可能。もちろんオフスタイルにも◎。
■ウィングチップ
【フォーマル度 ★★★】
「Wing」の頭文字であるW字のステッチが名前の由来であるこちらの革靴。ラグジュアリーなデザインは一見するとビジネスや結婚式等でも履くことができそうですが実はNG。ウィングチップはカジュアルな部類の革靴になります。
■モンクストラップ
【フォーマル度 ★★★★】
アッパーを覆うベルトが特徴的な革靴。ベルトはシングルとダブルが存在し、どちらも上品な面持ちがあります。金属バックルはビジネスや結婚式では華やかに足元を飾ってくれます。ですがお通夜やお葬式では着用NGなので注意が必要。
■ホールカット
【フォーマル度 ★★★★★】
アッパーが一枚革になっており、足を包み込んでいるデザインが特徴。必然的に内羽根式の革靴になっており、ビジネスはもちろん結婚式にも◎。スタイリッシュでおしゃれさがあるゆえに、お葬式にはあまり履かれることはありません。
■サイドエラスティック
【フォーマル度 ★★★★】
履き口にゴムが採用されており、靴紐がないので脱ぎ履きがしやすい革靴。ローファーのような見た目をしており、ビジネスシーンでも活躍してくれます。ブローク(穴の装飾)デザインのものを選べばよりカジュアルな風合いに!
■サイドゴアブーツ
【フォーマル度 ★★★】
別名チェルシーブーツとも呼ばれる革靴。サイドがゴム仕様になっているのが特徴で、ジャケパンスタイルにもしっかりとフィットしてくれます。またカジュアルとの兼用もおすすめ! 幅広いシーンで活用することができます。
革靴の選び方
■着用シーン
フォーマルな場ではプレーントゥ・モンクストラップ・ホールカット・サイドエラスティックがよいでしょう。内羽根式であればよりGOODです。
オフィスカジュアルであればU・V・ウィングチップやサイドゴアブーツがおすすめ。格式の高いお葬式等での革靴選びはストレートチップがベターです。
■サイズ
サイズは言うまでもなく「ジャストサイズ」! とくにビジネスシーンでは長時間の着用になるので足に負担のないサイズ感の革靴にしましょう。ブランドによっては「ワイズ(足囲)」も選ぶことができます。
■製法
耐久性に優れ、アウトソール自体の張り替えが可能な「グッドイヤーウェルト製法」、軽量で足なじみの良い「マッケイ製法」。この2つがメジャーな製法です。自身に合った革靴を選びましょう。
おすすめの革靴16選
■内羽根式
格式の高いシーンにも活用できるストレートチップの革靴。黒の内羽根式はビジネスはもちろん、冠婚葬祭にも重宝します!
メインの革靴をまだ持っていないという方は、とりあえずこのタイプを買っておけば間違いありません。
内羽根式の革靴でクラシックながらも、スエード素材がおしゃれなテイストのこちらのストレートチップ。ややカジュアルな印象を持っているので、オフィスカジュアルな職場向けの革靴になります。もちろんオフの日にも◎。
重厚感のある本革を採用したラグジュアリーさ溢れる革靴。プレーントゥは余計な装飾がない分、洗練された雰囲気を持っているのが特徴です。そのためアッパーやラスト(靴型)にこだわることでよりスタイリッシュで特別な一足に。
ウィングチップの革靴には必ずといっていいほど、穴飾りの「ブローグ」と呼ばれる装飾が施されています。本来は水捌けを良くするためにデザインされていたのですが、現在ではおしゃれなディティールとして人気を博しています。
スタイリッシュなアッパーが特徴的なホールカットの革靴。デザイン性がありながらもしっかりとフォーマルにも対応しています。メインの一足としてビジネスシーンや結婚式にも使えて、またブラウンをチョイスすれば華やかさもUP!
イタリア発の人気ブランド「オロビアンコ」とTAKA-Qがコラボレーション。爪先と踵部分のハンドステッチがシンプルながらも個性のあるデザインです。グリップ力のあるラバーソールは滑りやすい路面にも強く雨の日も安心。長時間歩いても疲れにくいクッション性のあるインソールが快適な歩行をサポートします。
■外羽根式
穴飾りのブローグ仕様でオンはもちろん、オフの日にも履きたくなるストレートチップの革靴。本来シンプルさが特徴のアイテムですが、ブローグと外羽根のディティールが合わさることで、カジュアルでおしゃれなテイストになります。
外羽根式のプレーントゥはストレートチップ同様にとても重宝する革靴です。内羽根式とは違い羽根部分が開くため、脱ぎ履きが容易でなおかつ履き心地も調節できます。仕事上、外回りが多い方には心強い相棒となってくれるアイテム。
おしゃれなビジネスシューズとして揃えておきたいスエード仕様の革靴。レザーとは違ったテイストが新鮮で、着こなしをスタイルアップしてくれます。
カジュアルな革靴なので、冠婚葬祭ではNGということを覚えておきましょう。
<美脚&脚長効果> シルエットの美しい「ロングノーズ」デザイン。天然皮革アッパーに撥水加工が施してあるので、急な雨や飲みこぼしなど、多少の水にも安心です。 冠婚葬祭からビジネスシーンまで様々な用途で活躍します。
カジュアルなコーディネートにも使えるUチップの革靴。アッパーは脱ぎ履きが楽な外羽根仕様のものが多く、革靴なのにラフに履けるといった特徴があります。オンオフ問わず使える万能なアイテムとして人気の一足。
コーディネートの主役となってくれるといっても過言ではないブローグ仕様のウィングチップ。きれいめコーデのハズしとして、またカジュアルコーデの引き締め役として機転を利かした使い方ができる革靴です。
■その他
靴紐がないタイプでビジネスに使える革靴といえばモンクストラップシューズ。スタイリッシュなアッパーのディテールはオフィススタイルでの足元をラグジュアリーに彩ってくれます。スエード素材はカジュアルにも使えるので、使い勝手◎です。
こちらはモンクストラップの中でもダブルストラップと呼ばれるタイプの革靴。おしゃれなディテールでありながら、ビジネスにも使えます。ストレートチップのものをチョイスすれば、よりフォーマルでドレッシーな印象に!
ノーズが長めでエレガント、装飾のないシンプルでミニマルなデザインはスラックスはもちろん、カジュアルなボトムスにも合わせやすい人気アイテム。アッパーはフランス製カーフレザーを贅沢に使用し、底材にはグリップ力と耐摩耗性を兼ね備えたイギリス製のダイナイトソールを採用しています。
革靴のお手入れ方法
・お手入れ方法
馬毛ブラシで全体のホコリを落とします。
次にクロス(なければ古布でも可)にクリーナーを染み込ませ、革靴の汚れを取っていきます。
その後シューズクリームを全体に塗り込み、革に栄養を与えます。
塗り終えたら豚毛ブラシでクリームを全体になじませるようにブラッシング。
仕上げに靴磨き用グローブでから拭きを。余計なクリームを取り除き、再び艶を取り戻します。
・革靴を長く愛用するために
履いた後のブラッシングは必須です。「特に汚れてはいないから」と思っても革靴には外出時のホコリやチリが付着しています。それらは革自体の水分や油分を取ってしまうため乾燥の原因に……。そのため帰宅時にはブラッシングを徹底しましょう。ホコリやチリを取り除くことで劣化を防ぎ、革靴を長く愛用することができます。
※お手入れの際は「取り扱い上の注意書き」を必ずご確認ください。
合わせて揃えたい小物アイテムはこちら
監修
小川剛司(おがわたけし)
ライター・ファッションモデル。学生時代のアルバイトでファッションの世界へ。大手セレクトショップの販売員、ECスタッフを経験後、長年携わったアパレル業界の経験を活かしWEBライターに。数々のファッションマガジンサイトで執筆を行い、メンズ・レディース問わずおしゃれを発信しています。また現在はモデルとして、更なるファッション知識を探求中!
Instagram:@t_t_k_k_s_s