
2020.06.23
リネンシャツの着こなし方!
シワを味に変えてサラッと着こなす大人コーデ10選!
2020.6.23
リネンシャツの着こなし方!
シワを味に変えてサラッと着こなす大人コーデ10選!
ナチュラルな風合いが特徴で、春から夏にかけて活躍する「リネンシャツ」。風通しが良くべたつかないうえ、着るだけでこなれて見える、大人のおしゃれにマストなアイテムです。
シャツと聞くと、アイロン掛けの手間やかしこまった印象で苦手意識を持つ方も多いですが、リネンシャツならそんな心配はご無用! 手間いらずでカジュアル過ぎない大人ナチュラルなスタイルを叶えてくれます。今回はインナーと合わせる、さっと羽織るなどシーズンレスで使える定番のリネンシャツと、春夏の大人コーデを10体ご紹介します。リネン特有のシワのお手入れ方法もぜひ参考にしてみて!

リネンシャツとは?
サラリとした肌触りで、独特のシワ感が特徴のリネン素材。天然繊維が生み出すナチュラルな風合いは、他の素材にはない魅力があります。コットンやシルクに比べて、吸湿性と速乾性に優れているので、汗を素早く吸収し、すぐに乾くというメリットが……! そんなリネンで作ったシャツは、シャツといえどもお手入れも楽ちんで、素材が生む独特なニュアンスが大人のおしゃれを演出します。
&mall編集部が選んだリネンシャツ10点
フランス産の上質なリネンを使用した定番アイテム。ヒップが隠れるくらいの程良い丈感は、インでもアウトでもバランスが取りやすいのでおすすめ。暑い季節は、タンクトップやノースリーブのワンピースの上からサッと羽織るだけで、日差しや冷房対策に。
みずみずしいトマトのような元気カラーのリネンシャツ。深めのバックタックとドロップショルダーが抜け感を演出します。デニムパンツやボリュームがあるスカートにさらっと合わせて。
肩や背中の「華奢見え」が叶う、きれいめドロップショルダーデザイン。秋冬コーデにも使えるのマスタードイエローは、ベージュ・ブラウンなどの同系色と合わせると上品な着こなしにまとまります。
創業240年のフランスのリネンメーカー、サフィラン社の素材を使用した高品質なシャツ。ゆったりシルエットながらも、カジュアルダウンしすぎず大人っぽく着られます。裾のボタンを留めてカシュクールにして着てもおしゃれ。<SHIPS>別注商品。
今季のトレンドカラーのひとつ、ミントグリーンのリネンシャツ。洗練されたデザインでジャケットスタイルでもキマります。襟やカフス、ポケットなどに施されたダブルステッチで周りとおしゃれに差をつけて。
キャンプやフェスなどのアウトドアシーンでも映える半袖シャツ。ショート丈のデザインで、オープン襟が涼しげ。カットオフ仕上げの裾がヴィンテージ感もあり、こなれた印象に。チノパンと合わせればナチュラルなおしゃれが楽しめます。
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実はオールシーズン活躍!
リネンシャツは着心地の良さも魅力のひとつ。さらりとした優しい肌当たりで敏感肌の方にもおすすめです。リネンは空気を含む繊維構造なので、寒い季節でも暖かな空気を溜め込み身体を包み込む特徴があるんです。実はリネンシャツは年中使える優秀アイテムだと言えます。一枚でも、羽織りとしてもこなれて見えるリネンシャツ。絶対押さえておきたいですよね! 続いておすすめコーデをご紹介します。

リネンシャツ×デニム
白のリネンシャツをデニムに合わせた涼やかな定番コーデ。カジュアルながら清潔感があって通勤にも使えます。シャツとデニムのシンプルな合わせを格上げするには、ちょっとしたコツが必要です。袖はざっくりとラフにまくって、華奢な部分である手首を見せると抜け感が作れます。その際、きっちり折り返さないのがポイント。薄手のカーディガンを肩かけしてアクセサリー代わりに。おしゃれアクセントになるだけではなく、さっと羽織れば、冷房対策や寒暖差にも対応できます!
- シャツ・ブラウス<Mila Owen> ¥3,168
- デニムパンツ<Mila Owen> ¥3,652
- カーディガン<URBAN RESEARCH> ¥3,300
- シューズ<CHARLES & KEITH> ¥4,235

メリハリのある着こなしに
リネン素材なら「少し強いかも?」と思うくらいのビタミンカラーでも気軽にチャレンジできるんです。独特の素材感が鮮やかな黄色を程よくトーンダウンしてくれ、すっきり見せてくれます。襟はボタンを二つ開けて、胸元から白のカットソーを覗かせると爽やかな着こなしに。背抜きをして着るなら、大胆にボタンを三~四つ開けて肩を落として着るのもトレンド感が出ておすすめ。きれいめシルエットのテーパードパンツにウエストをインして、メリハリのある着こなしを楽しんでみて。
- シャツ・ブラウス<Mila Owen> ¥3,168
- パンツ<HUMAN WOMAN> ¥18,700
- その他バッグ<URBAN RESEARCH> ¥13,860
- シューズ<ViS> ¥7,150

大人のフェミニンスタイル
フェミニンなピンク色のリネンシャツに、白のフレアスカートを合わせた糖度高めのコーディネート。動くたびに揺れるスカートが、ピンクの華やかさを引き立てつつも盛りすぎず、絶妙なフェミニンさを演出してくれます。スタイルアップを叶えるパンプス合わせなら、シャツスタイルでも女性らしさをキープ。シャツはあまりオーバーサイズを選ばず、ジャストなスリムシルエットで、すっきりと着こなすのがきれいです。
- トップス<JET> ¥5,225
- スカート<titivate> ¥3,950
- バレエシューズ<Jelly Beans> ¥6,490
- ショルダーバッグ<TOPKAPI> ¥18,480

トレンド淡色コーデ
ピスタチオ、ミントカラーなど今季グリーンは注目色。主張しすぎないグリーン系のリネンシャツには、肌馴染みのいいベージュや白のスカートが好相性です。特にベージュを合わせると中間色同士、落ち着いた印象を与えます。ボトムに長めのタイトスカートを合わせれば、甘さを抑えた女らしい仕上がりに。縦長バランスを意識して、軽快に着こなしてみて。足元は白スニーカーでハズしをプラス! きちんとしているのに肩肘をはらない、こなれた大人のトレンドスタイルの完成です。
- シャツ・ブラウス<FRAY I.D> ¥6,600
- スカート<ur's> ¥3,949
- シューズ<ABC-MART> ¥6,600
- 財布/小物<CHARLES & KEITH> ¥3,025
- ネックレス<マリークヮント> ¥3,960

着痩せ見えを実現!
だんだんと薄着になるこの季節。少しでも着痩せ見えを狙うなら、ネイビーのシャツで上半身に濃い色を持っていくのが正解。ただし、濃い色を着たときに気になるのが、脇の汗じみ問題ですよね? リネンシャツなら比較的汗じみ目立ちにくく、汗をかいてもすぐに乾きやすいのでおすすめです。ボトムもリネン素材のワイドパンツでリラックス。くるぶしまでしっかり隠れるくらいの長さで、落ち感のあるワイドパンツを選べば、脚を長く細くみせてくれます。ラフなパンツもシャツ合わせなら着崩しすぎない印象に。
- トップス<SHIPS> ¥8,228
- パンツ<earth music&ecology> ¥1,315
- シューズ<CHARLES & KEITH> ¥4,235
- ブレスレット・バングル<Rouge vif la cle> ¥2,640

清新モードスタイル
白のリネンシャツに白のパンツを合わせて、オールホワイトでまとめる定番ながら特別感のあるコーデ。清潔な印象でいつもよりカラーメイクも映えるはず♪ 流行中のワントーンコーデは、小物使いがラフにたくし上げた腕に、シルバーの大ぶりバングルでハンサムに行きましょう。肌を見せることで抜けが生まれこなれ感がアップ。足元も白をチョイスが正解です。全体の白がつながらないように、手首と同様に足首も出すとバランスが取りやすくなるので取り入れてみて。
- トップス<SHIPS> ¥8,228
- ロングパンツ<B:MING LIFE STOR> ¥6,600
- シューズ<CHARLES & KEITH> ¥6,050
- アクセサリー<INDIVI> ¥3,740

夏のデイリーコーデ
丈が短めの半袖シャツは、プリントTシャツの上にサッと羽織るのが◎。フルレングスのストレートチノに、足元は軽やかなスポーツサンダルを合わせてスポーツMIXコーデを楽しんで。ジャケットのような開襟シャツなら、きちんと感も演出してくれるのでインナーとのバランスも取りやすく◎。トップスがコンパクトな分、縦長シルエットのボトムを合わせて脚長効果も期待して。夏素材のハットでマニッシュ要素もプラスして。
- トップス<FREE'S MART> ¥2,475
- トップス<X-girl> ¥5,500
- ロングパンツ<Mila Owen> ¥3,872
- サンダル<B:MING LIFE STOR> ¥6,006
- ハット<INGNI> ¥1,320

爽やかなストライプシャツ
ストライプのリネンシャツは、カジュアルさときちんと感がちょうど良いバランスです。カジュアルに行きがちなオーバーオールや流行りのジャンスカと合わせても子どもっぽくならず、大人カジュアルにキマリます。カチッとした印象になりすぎないグレーストライプが、おしゃれ度を加速。少し大きめのサイズ選びで、ゆるっとしたレイジースタイルを楽しんで。スティックパンツなど、きれいめボトムと合わせれば、オフィススタイルにぴったりな知的な印象に。

リネンのシャツワンピース
ひざ下まである長めレングスの揺れ感が女性らしいルックス。一枚で着るのも良いけれど、旬を狙うならワイドパンツを裾からのぞかせて、レイヤードスタイルを試してみて。カゴバッグやラタン素材のアクセをプラスすれば、リラクシーなリゾートコーデの完成です。袖はゆるりとロールアップして、手首見せがお約束! 身体のラインが出ないから、体型カバーにもおすすめです。軽いリネンの素材なら、透け感もあり夏でも涼しげな印象を与えます。
- シャツワンピース<sophila> ¥10,560
- パンツ<N. NATURAL BEAUTY BASIC> ¥4,345
- シューズ<Bridget Birkin> ¥15,180
- かごバッグ<Mila Owen> ¥3,432
- ピアス<Ane mone> ¥1,980

ハンサムなミリタリーコーデ
旦那さんや彼とシェアできそうなオーバーサイズのリネンシャツ。カーキのベイカーパンツとざっくり合わせてハンサムな着こなしに。ボタンを開けてカシュクール風に重ねてウエストにイン。ウエスト周りにニュアンスがでて、メリハリのある最旬スタイルに仕上がります。ジャケット代わりにラフに羽織れば、アウターとしても使えて便利。ゆるシルエットのオーバーサイズなら、羽織ったりカシュクールにしたり3wayの着こなしができて、おしゃれの幅を広げてくれます。
- シャツ・ブラウス<Mila Owen> ¥3,432
- ロングパンツ<SHIPS> ¥13,970
- Tシャツ・カットソー<NATURAL BEAUTY> ¥1,100
- シューズ<URBAN RESEARCH> ¥15,400
- 時計<ザ・クロックハウス> ¥26,400
シワをあえて生かして周りと差をつける
リネンシャツの特徴でもある、シワ感のナチュラルな風合い。シワがあってもリラクシングな雰囲気で着られて、こなれて見えるのが嬉しいポイントです。今季はノーアイロンで、洗いざらしの風合いを生かして着てみるのもおすすめです。
リネンシャツのシワ、どうお手入れする?
リネンは洗濯には強い素材ですが、洗濯機で洗う場合はネットに入れるなどして、優しく洗うことをおすすめします。脱水のしすぎも、繊維がよれて余計なシワができてしまうので避けましょう。リネンは乾きやすいので、まだ水がポタポタ落ちるくらいのままでもOK! 水の重みで生地が伸び、ちょうど良い風合いに仕上がりますよ。万が一、きついシワがついてしまった場合は、霧吹などで湿らせてから、気になる部分のみアイロンがけを。生地を引っ張りながら、しっかりとシワを伸ばしましょう。