
2022.07.11
おすすめフライパン16選!
素材やサイズなどポイント別の選び方
2022.7.11
おすすめフライパン16選!
素材やサイズなどポイント別の選び方
焼いたり、揚げたり、煮込んだり……毎日のごはん作りに大活躍のフライパン。機能的なフライパンが一つあると、調理がぐんとラクになり、料理の味わいもランクアップします。買い替えを検討しているなら、自分に合ったものを探してみませんか? 選び方のポイントや、&mallのおすすめをご紹介します。
CONTENTS
#01 &mallで人気のフライパンをチェック!
#02 フライパンの選び方
#03 素材別】おすすめのフライパン16選
まずは&mallで人気のフライパンをチェック!
フライパンの選び方

■素材で選ぶ
軽くて扱いやすいのが、主流のアルミニウム。強火だと焦げやすく、表面の加工がはがれやすいため2~3年で買い替えが必要ですが、リーズナブルな価格が魅力です。ステンレスは一度温まると冷めにくく、煮込み料理に最適。耐久性が高く長持ちしますが、重さがあり、熱伝導率が悪いために焼きムラや焦げが起こりがち。家庭用なら、その欠点を補ってくれるアルミとの多層構造のものがよいでしょう。
高温調理ができる鉄は、肉や魚のうま味を閉じ込め、野菜はシャキッとした仕上がりに。油ならしが必要で、手入れをしないとさびやすい面もありますが、調理に使うだけで手軽に鉄分を補給できます。銅は熱伝導率の高さがピカイチで、食材にムラなく火が通るほか、殺菌・抗菌効果も。少々高額ですが、金属の中ではさびにくく手入れも比較的簡単で、一生モノになります。
■コーティングで選ぶ
表面の焦げやくっつきを防ぐコーティングは、耐久性・耐熱性がポイント。一般的なフッ素樹脂加工はリーズナブルですが、傷つきやすく剥がれやすい難点も。耐久性重視なら、フッ素樹脂に大理石や人工ダイヤモンド、チタンを混ぜたコーティングがおすすめです。フッ素樹脂加工の一種・テフロン加工は、耐久性を示した「耐久性指数」を確認しましょう。セラミック加工は、衝撃で割れたり欠けたりすることもあるので注意が必要ですが、耐久性・耐熱性に優れ、400℃前後の高温調理も可能です。
■サイズ・深さで選ぶ
普段使いに適したサイズは、1~2人分で20~24cm、3~4人分で25~28cmが目安。小さすぎると必要な量が作れず、大きすぎると火通りが悪く、洗うのが手間というデメリットも。家族の人数や用途に合わせて選びましょう。深さの目安は、用途が焼く・炒めるのみなら6~7cm。最近は、煮込みや揚げ物にも使える深さ8cm以上の深型も人気です。
■対応の熱源で選ぶ
家庭用コンロの熱源は、おもにガス火とIH。ガス火の場合、ガス専用でよいでしょう。IHは内部の金属に電流を流し、調理器具そのものを発熱させる加熱方式のため、必ずIH対応を選びます。IH対応のフライパンはガス専用より重く、価格もやや高めですが、ガス火でも使える場合がほとんど。引越しが多い人は、IH対応を購入するのも手です。
【素材別】おすすめのフライパン16選
■アルミニウム
イタリア発の老舗クックウェアブランド「BALLARINI」の人気シリーズ。耐摩耗性に優れた5層のコーティングで、金属ヘラの使用もOK。V字型ハンドルは調理中も熱くなりにくく、スムーズに調理できます。御影石のようなコーティングもきれいで、キッチンに立つのが楽しみになるフライパンです。
フランス料理の巨匠、ピエール・ガニェール氏が監修。プロのような仕上がりをめざした「ティファール」の最高級シリーズです。ハードクリスタルを採用したコーティングは耐久性が高く、こびりつきにくさが長持ち。食材を入れるタイミングがわかる「お知らせマーク」も調理をアシストします。
スタイリッシュなフォルムの「ル・クルーゼ」のフライパン。特殊なアルミ加工で熱伝導が早く、厚みがあって保温性もよいので、和洋問わず、毎日のごはん作りに活躍します。耐摩耗性に優れたコーティングは食材がこびりつきにくく、汚れ落ちも抜群。お手入れもストレスフリーです。
直径28cmの大きめサイズながら、約640gと超軽量化。深さ約9cmの深型で、煮込みや揚げ物にも使える万能フライパンです。内面はマーブルコーティングで食材がくっつきにくく、金属ヘラも使用OK。にぎりやすいソフトグリップハンドル&計量できる目盛り付きで、調理をラクにしてくれます。
■ステンレス
キッチンウェアブランド「ヘンケルス」のベーシックラインともいえる「HIシリーズ」。表面に樹脂とセラミックを複合したノンスティックコーティングを施し、食材のくっつきを防いでくれます。重さのあるステンレスでも小ぶりの16cmなら扱いやすく、少量の調理やお弁当作りに大活躍!
ドイツの老舗ブランド「WMF」のフライパン。本体は丈夫でスタイリッシュな独自素材、クローガン・ステンレス。表面にセラミックノンスティックコーティングを施し、優れた熱伝導と蓄熱性はそのままに、耐久性を高めています。縁は液だれしにくく、注ぎやすい造りで、盛り付けもスムーズ!
外側は保温性の高いステンレス、内側は熱効率のよいアルミニウムで作られた2層構造のフライパンシリーズ。重さのあるステンレス製ながら、側面を薄くすることで軽量化。耐久性に優れたテフロンプラチナ加工で食材が焦げつきにくく、家庭でも使いやすいフライパンです。IHでも使用OK。
■鉄
料理人の意見をもとに作られた鉄製フライパン。側面は薄くして軽量化しつつも、底は食材に熱を均一に広げるため極厚に。長年の使用による変形も抑えます。油なじみがよく、短時間で火が通るので炒め物に最適。1~1.5人用の小さめサイズで、鉄のフライパンを試したい人にもおすすめ。
新潟県燕市にある老舗台所道具メーカー「工房アイザワ」のもの。高温で食材の旨味を閉じ込めておいしく焼き上げるのはもちろん、深さ8cmの深型だから、炒め物や煮込み料理、揚げ物にも重宝します。ムダのないシンプルな造りは眺めているだけでも美しく、キッチンのよきパートナーに!
ビタクラフト独自の熱処理「窒化4層加工」を施し、さびにくく扱いやすい鉄のフライパンに。高温で焼き上げる鉄の魅力は生かしながら、焼き入れや油ならし、調理後の手入れも不要で、鉄フライパン初心者でも安心して使えます。日本の職人により丁寧に作られたMade in Japan品質も魅力。
高温調理ができて保温性が高い鉄製のよさはそのまま。焦げやすい・さびやすい・手入れが大変といった、鉄の弱点をカバーしたフライパンです。表面ではなく鉄そのものに特殊な熱処理をすることで、焦げにくく、さびにも強い仕様に。丈夫で傷もつきにくく、使うほどに愛着がわきます。
■銅
熱伝導に優れた純銅製のフライパンは、火の通りにムラがなく、食材の芯までふっくら。卵料理やパンケーキをおいしく焼き上げるほか、料理をまろやかな味わいに仕上げます。手入れ次第では半永久的に使え、使い込むほど深い飴色になる、銅ならではの経年変化も楽しみ。ガス火専用。
アメリカの人気メーカー「マイヤー」の特殊多層構造のフライパン。熱伝導のよい銅をステンレスとアルミで挟み、それぞれの良さを調和。ムラなく均等に熱を通し、食材のおいしさを引き出します。表面はステンレスの2倍の表面硬度をもつ硬質アルマイト加工で、傷に強く、コーティングも長持ち。
監修
星野早百合(ほしのさゆり)
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターに。雑誌やWEBサイト、ムックなど、女性向けメディアを中心に活動。最近は、暮らしまわりや子育て情報、著名人のインタビュー原稿などを多く執筆。保育園に通う女児の母。