
2022.03.14
デニムタイトスカートの大人な着こなし
シーズン別コーデ例
2022.3.14
デニムタイトスカートの大人な着こなし
シーズン別コーデ例
どんなトップスとも相性抜群! オールシーズン着用可能なベーシックアイテムであるデニムスカート。大人っぽく着こなすなら、今年はタイトスカートがおすすめです。年代問わず着用できるデニムスカートは、正解コーデを見失いがち。シーズン別コーデを参考に、デニムタイトスカートの着こなしをブラッシュアップしてみて。
CONTENTS
#01 【タイプ別】デニムタイトスカートの特徴
└ ロング丈
└ ミニ丈・膝丈
└ スリットデザイン
└ ハイウエスト
└ ホワイト系
#02 デニムタイトスカートのコーデのポイント
#03 【シーズン別】デニムタイトスカートを使ったコーディネート10選
└ 春夏シーズン
└ 秋冬シーズン
【タイプ別】デニムタイトスカートの特徴
■ロング丈
デニムというカジュアルな素材ながら、大人っぽくすっきりした印象を演出できるロング丈のデニムタイトスカート。タイトなペンシル型のシルエットは女性らしさも感じられるので、きれいめコーデ派にもおすすめです。デニムの重たさを、足元で調整するとバランスも◎。春夏はサンダル、秋冬はショートブーツと組み合わせると軽やかに仕上がりますよ。
■ミニ丈・膝丈
デニムのタイトミニスカートは、ヘルシーではつらつとした印象に。タイツとの相性ともよいので、秋冬にも着まわせます。生足を出すのには抵抗があるという方は、あえて秋冬にミニ丈・膝丈のデニムタイトスカートをコーディネートするというのも手。もっともベーシックな形なので、カジュアル、フェミニン、ストリートと幅広いテイストの着こなしが楽しめます。
■スリットデザイン
スリットが入ったデニムタイトスカートは、デイリーコーデに女性らしい雰囲気をプラスしたい日にぴったり。バックに深くスリットが入ったデザインは、ヒップラインが強調されてスタイルアップ効果も。フロントにスリットが入ったデザインは、よりカジュアルなテイストに。スリットの位置、深さで印象が変わるので、自分がなりたいイメージに合わせて選ぶことをおすすめします!
■ハイウエスト
トレンドのハイウエストシルエットは、上半身がすっきり映り、脚長効果も抜群。小柄な低身長さんにもバランスがとりやすく、ぜひ手にとってほしいデザインです。ハイウエストなデニムタイトスカートは、トップスをインして上半身をコンパクトにまとめると、Tシャツとのシンプルな組み合わせも様になりますよ。上半身にボリュームを出すときも、ウエストマークを忘れずに。ぐっとあか抜けます。
■ホワイト系
デニムタイトスカートのバリエーションの中でも、人気カラーのひとつ。オフィスカジュアルにもぴったりで、オンオフ共用できるアイテムが多いのも魅力です。スニーカーと合わせても、カジュアルになりすぎないので、肩の力を抜いたデイリーコーデに合わせたい。トレンドのニュアンスカラーのトップスと合わせるときも、柔らかい印象を残せるのでおすすめです。
デニムタイトスカートのコーデのポイント
■大人のコーデには膝丈~ロング丈がおすすめ
デニムタイトスカートを大人っぽく着こなすなら、膝丈~ロング丈が断然合わせやすい! ミニ丈を選ぶときはダークトーンで統一したり、タイツなどで肌の露出を減らすとヘルシーな雰囲気に。きれいめコーデを意識するなら、ハリのあるシャツやとろみのあるブラウスなどと合わせると全身のバランスがとれますよ。
■コーデに抜け感やこなれ感を取り入れる
ジャケットを肩に掛けたり、トップスは前だけウエストインしたり、シルエットにメリハリを取り入れるとこなれた印象になります。デニムは他の素材と比べると厚手のものが多く、重たく見えやすいので、抜け感を意識してコーディネートするといいでしょう。
【シーズン別】デニムタイトスカートを使ったコーディネート10選
■春夏シーズン

ミディアムブルーが軽やかなデニムタイトスカートには、花柄のフェミニンなブラウスを。ミディアムブルーは濃すぎず薄すぎず、あらゆるテイストに合わせやすいデニムカラーなので、いつもより派手な柄物も取り入れやすいはず。トップスのブラウスは、襟ぐりが広めのアイテムを選ぶと、より女性らしく、華やかな雰囲気になります。デニムタイトスカートは足首が覗く丈をセレクト。フロント開きでこなれた印象に。

ウォッシュド加工のデニムスカートはカジュアルな印象のアイテムですが、タイトなシルエットとスリットによって、大人な雰囲気をプラス。ライト〜ミディアムブルーのデニムタイトスカートは、肩肘張らないデイリーなムードがあるので、トップスは思い切りデコラティブなブラウスを選びたい。足元はホワイトのローテクスニーカーで、露出を抑えることで爽やかな印象に仕上がります。

インディゴカラーのデニムタイトスカートはきちんとした印象を与えてくれるので、シャツブラウスと相性ばっちり。ポケットやダーツにステッチを効かせた、かっちりしたデザインのデニムタイトスカートと、ブルー系×ストライプが知的な印象のシャツブラウスの組み合わせも、ゆとりのあるオーバーシルエットのアイテムを選んで前だけインすると、ほどよくリラックスしたムードに。

ホワイトのデニムタイトスカートは、膨張色ながら、フロントにボタンが並んだデザイン×ハイウエストのアイテムを選ぶことで、縦ラインをすっきり見せてくれます。しっかりタイトなシルエットですが、バックスリットのおかげで足運びしやすく、ヒップラインが美しく映えます。ブラックのブラウスでモノトーンをポイントに、小物はベージュで色を抑えると、上品なコーデに。

タイムレスなアイテムであるデニムタイトスカートを、トレンド感たっぷりに着こなすなら、ぜひレイヤードスタイルに挑戦してみて。メリハリを出しづらいロングスカートとの重ね着も、デニムタイトスカートなら先細りしたシルエットと、トップスとの素材感の違いで、バランスよく仕上がります。デニムカラーをグレーにすることで、ブラックのベストと馴染み、インナーのグリーンが引き立ちます。
■秋冬シーズン

ストレートなIラインが大人カジュアルなロング丈デニムスカートは、トレンドの裾カットオフ仕様がポイント。サイドスリットの入ったトレーナーなら、インするときも腰周りがスッキリとします。ビッグシルエットなアイテムをコーデのメインにするときは、小物に女性らしさを忍ばせると大人っぽさを演出できます。パイソン柄の辛口なクラッチとポインテッドトゥのショートブーツで、全体の印象を引き締めて。

ブラックデニムのロングタイトスカートに合わせて、足元をブラックで統一することで、脚長効果抜群。ざっくりとしたかぎ編み風のセーターはほっこりしすぎてしまいがちなアイテムですが、コーデに使用するカラーを減らしてミニマムに仕上げることでクールな秋冬コーデに。シューズはパンプスやヒールではなく、あえてシンプルなスニーカーをチョイスすることが、今年らしさを取り入れるポイントです。

トラッドなムード漂うベストを重ね着して、優等生風に。カジュアルな中にも上品な印象が生まれるので、大人の秋冬スタイルにおすすめです。定番のコーディネートをあか抜けさせるために注目したいのは足元。ブラックタイツは無難に思えますが、透け感がないと重たすぎる印象に。チャコールグレーや60デニール以下のタイツを選ぶと、これまでのコーデがブラッシュアップされること間違いなし。

大人の脚見せコーデは、バランスが命。ミニ丈のデニムタイトスカートとペタンコのバレリーナパンプスを合わせて、リラックスしたムードに。足元の露出が過剰に見えないように、上半身はボリュームのあるアイテムをセレクトしてみて。ダボっとしたシルエットにのぞくミニスカートはタイムレスな可愛さ。インナーはボーダーでラフな雰囲気を演出して、大人のヘルシーコーデの出来上がりです。

袖や裾に丸みのある今年らしいシルエットが特徴のショートトップスに、ブラックのデニムタイトスカートを合わせて、シルエットのメリハリが魅力的なコーデに。トップスはくすみカラーをセレクトすると、少し大人っぽい印象に。秋冬の特権であるブーツをコーデの主役にして、スタイルアップを狙いましょう。まとめ髪にバケットハットをかぶれば、トレンド感たっぷりのコーディネートに。
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監修
小西麗(こにしうらら)
モデルを経て、ライター・編集者として活躍中。雑誌やweb媒体を中心に記事構成、取材、インタビューを行う。取り扱いジャンルはカルチャー、ライフスタイル、ファッションなど。「男性同士の友情」の意であるブロマンス愛好家としてコラムの寄稿も。趣味は、模様替えとシール集め、痛いけど効くボディーメンテナンス探求。