
2022.10.13
12月のコーデはこれ!
気候に合わせた間違いない着こなしを紹介
2022.10.13
12月のコーデはこれ!
気候に合わせた間違いない着こなしを紹介
12月といえば、本格的な冬到来の季節。寒い毎日に、ついつい楽ちんな厚手のコートを羽織ってしまい、気づけばコーディネートがマンネリ……なんてことはありませんか? この記事では、12月の気候に合わせたコーデやファッションアイテムを今年のトレンドとともにご紹介します。
CONTENTS
#01 コーディネート前に知っておきたい12月の気候は?
#02 12月のコーデのポイント
#03 12月のおすすめコーデ12選
└パンツコーデ
└スカートコーデ
└ワンピースコーデ
コーディネート前に知っておきたい12月の気候は?
■雨や曇りの日は少なく、晴れの日が多い
太陽が出ている時間は短いものの、晴れの日が多いのが12月の気候。意外と日差しが強いのも特徴です。
■下旬にはぐっと冷え込み、本格的な冬到来に
上旬の東京は最高気温が10度以上、最低気温は5度前後に。日中は暖かい日も多く、過ごしやすく感じることもあります。しかし中旬になると最低気温が0度前後まで下がる日も。下旬は最低気温が氷点下になる日も増え、ぐっと冷え込みます。
本格的な冬が到来する12月は、インナーや小物も使って防寒しつつ、カラーやシルエットが重くなりすぎないコーデにすることがポイントです。
12月のコーデのポイント
■アウター
ウールや裏地付きの厚手のコートが必要な気候です。暖かい日や屋内では、脱ぎ着しやすいものを選ぶと◎。着映えするファーコートやロングコートのほか、トラッドなコーデに仕上がるチェック柄コートも人気です。今年はエコレザーやエコファーがトレンドの素材。アウターで取り入れれば、羽織るだけで今年の顔に。
■トップス
アンダーウェアを高機能インナーにすると着膨れせずすっきりとしたコーデに。ニットやセーターが活躍し、特にカシミヤニットなど着膨れせず保温性の高いアイテムが人気です。アウターがダークトーンになりがちなため、インナーのニットやセーターの色は白やクリスマスカラーの赤など明るいカラーにするのがおすすめ。
■ボトムス
タイトなシルエットや、マーメイドラインのスカートが人気です。サテン生地、エコレザーのボトムスが今年のトレンド。ニットやセーターなどウールやカシミヤ素材のトップスとのコントラストを楽しむのもおすすめです。ハイウエストなボトムスは、脚長効果大。トップスをインすると、冬でもスッキリしたコーデに。
■ワンピース
1枚で華やかにコーデが決まるワンピース。12月はイベントも多い季節なので、コーディネートがパッと明るくなるようなワンピースがあると便利です。真冬の室内は暖房が効いていて、外出時は分厚いコートを着るので、防寒よりデザイン重視で選ぶのも◎。お気に入りの1枚を見つけましょう。
■シューズ
特にスカートの日は、厚手のタイツやブーツで足元を暖かくしたいもの。今年のトレンドは、ロングブーツが返り咲き。ミニスカートとの組み合わせがおすすめです。ワイドパンツは、ショートブーツと相性抜群。ホワイトのショートブーツを取り入れると、いつも通りの冬コーデも今年らしくなりますね。
■ファッション小物
ダークトーンのコーデにも、柄物や差し色になるようなカラーの小物を取り入れると華やかな印象に。トレンドの素材感のアイテムは、小物で取り入れるのも賢い選択。今年はエコファーやフェイクレザーのつけ襟やバッグをチェックしてみて。防寒としても帽子や手袋、マフラーがあると便利です。
12月のおすすめコーデ12選
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
■パンツコーデ

ボリュームのあるボアコートとセンタープレスの入ったパンツは相性抜群。スッと縦のラインを強調してくれるので、大きめサイズのアウターでもきれいめな仕上がりに。インナーのニットはホワイトを選ぶことで、開襟したときのIラインが引き立ちます。柄パンツで遊び心をプラスして、しずみがちな冬のコーデを華やかに。

パッと目を引く派手な色は、コートを羽織る12月にぴったりのカラー。いつもは差し色程度にしか着用しないようなポップなカラーアイテムも、大胆に取り入れるのが◎。ボトムスに取り入れると、顔なじみなどを気にしなくていいので楽ちんです。暖色をセレクトしたら、ブラウンのコートがおすすめ。統一感が出ますよ!

クールな印象のペールトーンの寒色コートは、思い切ってカジュアルに楽しみたい。きちんとした雰囲気のチェスターコートに、同色のキャップを合わせることで、マニッシュな中にもレディな魅力が生まれます。丈の長いチェスターコートは気負わずガウンのような感覚で羽織るとバランス◎です。足元はぺたんこのパンプスで抜け感をプラスしましょう。

ガウンのように軽く羽織れるコートは、この秋冬も引き続き注目のアイテム。大人っぽく着こなすポイントはこの色使い。ホワイト、ベージュ、ブラックでまとめることで、カジュアルムードなボーダーもトラッドな着こなしに。足元はきれいめヒールと白靴下を合わせて、おじコーデとレディライクのバランスをとるとGOODです。
■スカートコーデ

フェイクレザーのミニスカートに、膝丈までのロングブーツを合わせたトレンド感たっぷりの冬コーデ。ホワイトを基調としたコーディネートも、フェイクレザーの質感をプラスすることでピリッと辛口に。足元のブーツはやわらかい印象を与えるグレーが正解。寒い日はカラータイツや透け感のあるブラックタイツで防寒するのもいいですね。

1枚で存在感のあるフェイクムートンジャケットには、タイトスカートを合わせるのがおすすめ。ボリューミーなムートンと、体にフィットするタイトスカートの対照的なシルエットがジャケットを引き立たせます。逆三角形のようなシルエットを意識しましょう。

ふんわりとしたフレアスカートと、Aラインのロングコートはベストコンビ。鉄板コーデを新鮮に着こなすなら、派手色スカートを取り入れてみてください。ポイントは、寒色系か暖色系で全身のカラートーンをそろえること。スカートが寒色系ならグレーのコート、暖色系ならブラウンのコートを羽織って。ぐっと統一感が生まれます。

クリスマス気分が高まる12月にぴったりの深いグリーンのコート。ポイントはインナーをモノトーンでそろえること。コート単体でもインパクトのあるアイテムですが、あえてスカートはモノクロのアニマル柄をチョイス。柄物効果でグリーンが浮き立つような印象に。全身は長方形のようなシルエットを意識して、バッグも角のあるタイプが似合います。
■ワンピースコーデ

定番アイテムのマキシ丈の花柄ワンピースは、ショート丈のダウンジャケットとコーディネートするのが断然今年っぽい。少し肩を落とすように着るのもポイントです。足元はタイツや靴下が見えない丈のブーツを合わせるとよりトレンド感が出ます。チャンキーヒールなど、流行中のゴツめのブーツと相性◎なコーデです。

ストンとしたシルエットのワンピースにノーカラーのキルティングコートを羽織った冬らしいあたたかコーデ。ストールではなく、セーターをマフラーがわりに一巻きしてこなれ感を出しましょう。アイスブルーのセーターが差し色になり、防寒とおしゃれの一石二鳥。足元は少し長め丈のブーツを合わせると今年らしさがグッと上がります。

ほっこりしがちなニットワンピとウールコートの組み合わせも、シルエット次第で大人っぽい着こなしに。ポイントは着丈感。ニットワンピもロングコートもマキシ丈を合わせることで、モード感が出ます。足元のレザーブーツの色をワンピースとそろえると脚長効果大! 低身長さんにおすすめのテクニックです。

晴れた12月の日差しが暖かい日におすすめなのが、ニットワンピースとワイドパンツのレイヤードコーデ。風通しのいいニットワンピを暖かく着こなすなら、高機能インナーは必須です。足元はフレアシルエットのスラックスを合わせて、リラクシー&きちんと感をアピール。明るめのベージュは重ね着の際も重たくならない便利なカラーです。
- ワンピース<a.v.v> ¥8,989
- ワンピース<NICOLE> ¥4,345
- ワンピース<URBAN RESEARCH> ¥5,500
- パンツ<Bou Jeloud> ¥4,893
監修
小西麗(こにしうらら)
モデルを経て、ライター・編集者として活躍中。雑誌やweb媒体を中心に記事構成、取材、インタビューを行う。取り扱いジャンルはカルチャー、ライフスタイル、ファッションなど。「男性同士の友情」の意であるブロマンス愛好家としてコラムの寄稿も。趣味は、模様替えとシール集め、痛いけど効くボディーメンテナンス探求。