2022.09.22
大人のブルゾンコーデ
カジュアルにもきれいめにも着こなすには?
2022.9.22
大人のブルゾンコーデ
カジュアルにもきれいめにも着こなすには?
肌寒い日のちょっとしたお出かけに役立つ軽アウターのブルゾン。組み合わせるアイテム次第ではカジュアルにもきれいめにも対応できるので冬アウターの他に一枚持っておくと非常に便利なアイテムです。今回はそんな春・秋〜初冬まで活躍できるブルゾンの上手な取り入れ方とおすすめのアイテムをご紹介します。
CONTENTS
#01 &mallで人気のブルゾン系アウター
#02 ブルゾン系アウターの魅力
#03 ブルゾンコーデのポイント
#04 おすすめのブルゾンコーデ
&mallで人気のブルゾン系アウターはこちら!
ブルゾン系アウターの魅力
<ボリュームのあるものは着膨れしにくい>
ブルゾンはミドルもしくはショート丈といったコンパクトな着丈が基本です。アウターの着丈が短いと、ボアや中綿などのボリュームが出る素材でも着膨れしにくくなります。肩幅が広い方やバストが大きい方には特におすすめ。上半身のボディラインを自然にカバーすることができ、細見え効果が期待できます。秋冬らしい、ほっこりした素材のアウターを取り入れたいときはブルゾンがおすすめです。
<コンパクトなものは冬アウターのライナー代わりに>
コンパクトなシルエットのブルゾンは、冬アウターの中に仕込んでライナーの代わりにできます。ライナーは冬コートの内側についている取り外し可能な薄手の防寒裏地ですが、付いていないコートも多いもの。そんなときは、細身かつショート丈のブルゾンを羽織ってその上に冬コートを重ねると真冬でも寒くない防寒コーデが完成! ちょっとだけ寒い秋〜初冬、春はブルゾンを一枚さっと羽織ればOK。着方によって3シーズン楽しめます。
<オーバーサイズブルゾンは下半身が華奢見えする>
オーバーサイズのブルゾンは上半身のボリュームをカバーするだけでなく、下半身を細見えさせる効果も持つ魅力的なアイテム。上半身にボリュームが出る分、その対比でコーデに工夫を凝らさずとも目の錯覚により自然に下半身が華奢に見えるのです。より美しいスタイルを目指すなら、細身シルエットのフレアパンツやナロースカートを組み合わせて。下半身がさらにコンパクトに見え、スタイルアップがかないます。
ブルゾンコーデのポイント
<大人カジュアルにはキルティングタイプ>
今年のイチオシは、キルティングタイプのブルゾンです。独特のシーム(縫い目)が特徴的かつ薄手ながらしっかり暖かいのが魅力。大人カジュアルコーデにもマッチします。シンプルな黒の薄手ニットにパンツといったかたいコーデも、上からキルティングブルゾンを羽織ると柔らかなカジュアルコーデに早変わり。
<きれいめコーデには滑らかな生地のブルゾンを>
どんなアイテムであってもきれいめファッションに昇華したいという方は、服地の表面が滑らかなブルゾンを選ぶのが正解。メルトン素材、サテン素材、ポンチ素材といったデザインならブルゾンの持つカジュアルさ・ワイルドさがなくなり一気にフェミニンな印象に。ブルゾンがきれいめだと、デニムパンツを合わせても子どもっぽくなりません。
<細身シルエットのブルゾンは重ね着・着回し抜群>
使い勝手の良さやシーズンレスに長く活用したい効率重視派さんは細身シルエットかつ柔らかい素材のブルゾンを選ぶと良いでしょう。特にニット素材のブルゾンは冬アウターの下に仕込んでも着膨れしにくいので安心ですね。秋冬はハイネックのニットと重ね着を楽しんで、春先はカットソーや白Tシャツで軽さを出すと良さそう。
おすすめのブルゾンコーデ
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
見た目も明るく爽やかな印象を与える白のボアブルゾンには、目が覚めるような美しいカラーワンピースを合わせて。無難な黒やグレーを合わせがちだからこそ、色を取り入れることで周りとの差がつきます。相性の良い色は、ブルー、ラベンダー、ブラウン、イエローなど。小物は、ワンピースの色と同系色で合わせると良いです。
ブルゾンをシックに着こなしたいときは、光沢感が美しいグレーのフェイクファーブルゾンを取り入れて。組み合わせるアイテムはすべてブラックで統一させることで、よりシックなムードに。アクセサリーにメタリック素材を取り入れたり、ネイルやリップに色を足したりするなどすれば、よりおしゃれ度が高まります。
ハリ感のあるシルエットが美しい立体的なブルゾンは、細身のナロースカートでボトムスをコンパクトに見せるとさらにスタイルアップ。インナーのカットソーはシャツイン・シャツアウトどちらもOKですが、着丈はブルゾンと同じくらいの長さのものを選んで。スカートと靴は同色にすることで、下半身がよりコンパクトかつすっきりしたシルエットになります。
- ブルゾン・スタジャン<NATURAL BEAUTY> ¥11,990
コーデのバランスが難しいとされる膝下丈スカートは、ロングブーツと合わせて肌見せ部分をなくすとおしゃれに仕上がります。ブルゾンはコンパクトなシルエットか程よくボリュームのあるタイプを。前開きでインナーを見せると全身がよりスッキリして見えます。シルエットにボリュームが出やすいので、配色はシンプルに2色もしくは3色に抑えると良いでしょう。
メンズライクな印象の強い黒のMA-1はフェミニンな柄ワンピースを足すと、大人に似合う甘さ控えめな上品コーデに仕上がります。ただ、鮮やかな色だと散らかった印象になるので注意が必要。統一感と品の良さを表現するなら、MA-1の色に合わせて黒ベースの柄ワンピースを選びましょう。
- ブルゾン・スタジャン<coen> ¥1,100
少し着丈の長いボアブルゾンなら、イージーリブパンツを合わせたラフなコーデがおすすめ。リブパンツははき心地の良いアイテムですが、下半身のシルエットが目立ちやすいのでトップスやアウターはお尻がすっぽり隠れる着丈の長いものを選びましょう。また、白のボアブルゾンならリブパンツはベージュかブラウンに。暗くなりすぎず優しげな印象を引き出せます。肌寒い日の近所や公園のお散歩コーデにぴったり。
甘々なフェミニンに偏りすぎない着こなしが良いなら、メリハリの効いた配色でブルゾンコーデを楽しんで。特に黒ブルゾン×赤スカートの組み合わせは色のコントラストが効いているので、コーデ全体がモダンな印象に仕上がります。かっこいいでも、かわいいでもない強気で美人な印象のモードテイスト溢れるブルゾンコーデです。
ボリュームのあるシルエットのブルゾンは、落ち感のキレイなプリーツスカートと相性抜群。プリーツスカートは横に広がりすぎないので、ボリュームのあるブルゾンと合わせても着膨れを起こしません。プリーツスカートの素材は揺れるシルエットが美しいとなおGOOD。キレイめ派ならサテン素材が、カジュアル派ならポリエステル素材がおすすめです。
- ブルゾン・スタジャン<INDIVI> ¥3,388
腰の位置よりも短い丈のショートブルゾンなら、合わせるアイテムはマキシワンピースがおすすめ! 丈の短いブルゾンのおかげで、ウエストの位置が高く、脚が長く見える効果をもたらします。ハイウエストのワイドパンツ、オールインワンと合わせても同様の効果が得られます。ブルゾンとワンピースで違った色を重ねたバイカラーコーデもおすすめですし、ワントーンでまとめてもおしゃれです。
ブルゾンを思いきり楽しむなら、スポーティな要素の高い小物との組み合わせが正解。最近特に人気のバケットハットと組み合わせると、一気に今っぽいコーディネートが完成します。ボトムスは細身の黒パンツ、足元は程よくごつさのあるコートスニーカーでコーデにメリハリを作りましょう。
シンプルなブルゾンに合わせたいのは、カジュアルなカレッジTシャツ。全身が無地のモノトーンだけだと遊び心が足りないので、ワンポイントアイテムが必要。ブルゾンからチラッと見えるロゴのデザインがアクセントとなって、コーデ全体をおしゃれに昇華させています。ロゴTシャツがカジュアルなので、バッグ・靴はできるだけきれいめなデザインを選びましょう。
- その他アウター<ジャーナルスタンダードレリ> ¥15,400
雨の日やアウトドアシーンでも役立つマウンテンパーカーのブルゾン。アウターデザインがどことなくスポーティなので、ボトムス・インナー・靴はきちんと感のあるデザインで整えるとシックな女性らしさが際立ちます。特に足元はきれい見えで定番のローファーを合わせましょう。街中でも活用できるおしゃれなカジュアルコーデに仕上がります。
監修
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『 女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。
Instagram:@sumi.1105