2024.2.21
卒業式・卒園式のママの服装は?
失敗しないマナーとコーデをチェック
卒業式・卒園式のママの服装は?
失敗しないマナーとコーデをチェック
子どもにとって大きな節目となる卒業式・卒園式。大事な晴れの日には、ママとしての服装マナーは絶対に外せないところ。セレモニーにふさわしい服装をしっかり準備してから、当日を迎えたいですよね。今回は、卒園式・卒業式の服装マナーを解説! 失敗しないお手本コーデとおすすめのアイテムもご紹介します。
CONTENTS
#01 &mallで人気の卒業式・卒園式の服装
#02 卒業式のママの服装の基本的なマナーは?
#03 卒業式のママのコーディネートのポイントは?
#04 卒業式のママのおすすめコーデ
&mallで人気の卒業式・卒園式の服装はこちら!
卒業式・卒園式のママの服装の基本的なマナーは?
■基本はセミフォーマル(準礼装)
ジャケット×スカートのスーツか、ワンピーススーツが基本のスタイル。スカート丈はひざが隠れる程度が望ましく、長くてもミモレ丈(ふくらはぎの中間)までが良いでしょう。最近はパンツスーツも人気ですが、セミフォーマルとしては正式なスタイルではないため、事前に園や学校の傾向を調べておくと安心です。
■ワンピースはジャケットを羽織る
トップスは基本的にジャケットを選び、カーディガンのようなラフなものは避けましょう。ストールなどの襟巻きもNGです。ワンピースは、肘と膝が隠れる丈がベスト。
■カラーはブラックやネイビーが基本
卒業式はブラックやネイビーなど落ち着いた印象を与えるダークカラーが基本です。 ホワイトやベージュなどの明るめなカラーは入学式向きです。
■靴も品のあるものを選ぶ
プレーンなパンプスが間違いなし。シンプルなデザインであれば、エナメル、ビジュー付き、ラメ入りなどでも問題ありません。ヒールは疲れにくい3~5cm程度のものがおすすめ。爪先が開いているパンプスやサンダル、ブーツ、スニーカーなどはNGです。
■タイツではなくストッキングを着用
ナチュラルなベージュのストッキングが基本。ブラックのタイツやストッキング、生脚はNGです。
■バッグはコンパクトなものを
本革や光沢感をおさえた布製が定番です。財布、ハンカチ、スマートフォンなど最低限の持ち物が入る小さめのサイズがフォーマルに適しています。持ち物がバッグに入りきらないときは、サブバッグを使いましょう。
卒業式・卒園式のコーディネートのポイントは?
■スーツはジャストサイズを選ぶ
■パール系のアクセサリーやコサージュ、ブローチで華やかさをプラス
■ゴージャスなツイード素材も人気
■コートはきれいめでかさばらないものを選ぶ
■寒さ対策も忘れずに
卒業式・卒園式のおすすめコーデ
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
■スカートスタイルの場合
正統派なテーラードジャケットのスーツスタイル。ジャストサイズで着こなすときちんと感がアップし、全体のバランスが良く見えます。コサージュやパールのアクセサリーをプラスして、華やかで上品な雰囲気も漂わせて。バッグは、小さめのサイズで、ワンハンドルのものだとフォーマル度がアップします。
シフォン素材のプリーツスカートは歩くたびに揺れ、かっちりとしたセレモニーコーデに女性らしい優しげな印象を与えてくれます。同色のジャケットとスカートは、素材を変えると質感の違いでメリハリが生まれるので、のっぺりとした印象になりません。特にプリーツスカートは、コーデに奥行きを出しやすい便利なアイテムです。
スカートのシルエットが女性らしく上品なスーツコーデ。マーメイドスカートは、体のラインをきれいに見せてくれるスタイルアップ効果が期待できるのがうれしいポイントです。全身をダークカラーで固めてしまうと重たい印象になってしまうので、ブラウスは明るめの色を選びましょう。華やかで印象の良いホワイトがおすすめです。
セットアップの上品なツイード素材がラグジュアリーな印象に。ポケットと袖口にパールボタンをあしらっているので、アクセサリーなしでもOK。ブラウスと小物はベージュで揃えて、優しげな雰囲気をまとわせましょう。コットンツイード素材なので、デニムやTシャツと合わせるのもGOOD。晴れの日以外での着回しにも大活躍してくれるアイテムです。
■ワンピースの場合
襟を取り外せば、フラットカラーとしても使える2WAY仕様のワンピース。フィット&フレアのシルエットなので、女性らしいメリハリを効かせた着こなしに。長時間座っていてもシワになりにくい素材なので、きちんと感をしっかりキープできるのも◎。同素材のジャケットと合わせれば、セットアップスタイルも楽しめます。
シンプルなネイビーワンピースは、結婚式や謝恩会、お食事会、女子会などフォーマルなシーンからセミフォーマルなシーンまで対応できるので、一枚あるととても便利。セレモニー仕様のコーデにしたいときは、ジャケットを羽織るだけでOKです。パンプスはストラップ付きだと、歩きやすくて快適ですよ。
品の良いネイビーワンピースのスーツスタイル。白の小物は、抜け感を演出してくれるうえに、清楚な印象も与えてくれます。シンプルな着こなしですが、首元に二連のパールネックレスをプラスすることで、コーディネートにアクセントをつけています。ヘアスタイルはスッキリまとめて、パールの存在感をより一層際立たせて。
ラメ入りのツイード生地で高級感があるワンピーススーツ。ボディラインを拾わないAラインシルエットのワンピースなら、体型カバーもOK。ふわっと広がるペプラム風デザインのジャケットを羽織ると、さらに女性らしい雰囲気に。印象が甘くなりすぎないように、足元には黒パンプスを合わせてコーデ全体を引き締めましょう。
■パンツスタイルの場合
ブラックパンツスーツで、セレモニースタイルをマニッシュに仕上げるのもアリ。ノーカラーのジャケットであれば、堅苦しくなりすぎません。インナーをボウタイブラウスにして、華やかさを取り入れるのも忘れずに。仕上げにダークカラーのコサージュをオンして、大人っぽくかっこいい印象をさらに盛り上げて。
- ジャケット<grove> ¥4,617
- パンツ<grove> ¥3,693
- シャツ・ブラウス<green label rela> ¥8,910
- ヘアアクセサリー<Leilian> ¥6,270
パンツスタイルのセットアップは、コンサバすぎず動きやすいのが魅力です。色はネイビーだと、入学式にも着まわせて便利。それぞれ単体使いもできるので、セレモニー以外でもお手持ちのアイテムと組み合わせて着こなしのバリエーションを楽しめます。ロングネックレスで縦長効果をプラスすれば、スッキリとした印象に仕上がります。
シンプルになりがちなブラックコーデも、大きなリボンが付いているだけで華やかな印象に。黒は慶弔にも使用される色なので、セレモニーで着る場合は、華のあるデザインを選ぶと良いでしょう。黒一色だと重たい印象になってしまうので、明るめカラーの小物を取り入れて抜け感も出すのもポイントです。
デザインに遊び心のあるジャケットだと、ネイビーでも華やかで今っぽい印象になります。耳元に存在感のあるパールイヤリングを、足元にはポインテッドトゥのヒールローファーを合わせて、着こなしにモード感をプラスすると、ワンランク上のセレモニースタイルが完成します。小物は、普段使いできることを前提に選ぶのもおすすめです。
- ジャケット<Dessin> ¥5,280
- パンツ<Dessin> ¥3,960
- イヤリング・イヤーカフ<TAKE-UP> ¥17,600
- シューズ<artemis by DIANA> ¥11,550
監修
博多屋あい(はかたやあい)
ファッションスタイリスト・ライター。学生時代に経験したニューヨーク留学を機に、ファッションにかかわる仕事に興味を持ちはじめる。卒業後、雑誌やCM、広告を中心にスタイリストとして活動開始。レディース・メンズ問わず、クリーンで程よいトレンド感を取り入れたスタイリングが得意。現在は、スタイリストとしての経験を活かし、ライター業もこなす。「誰にでもわかりやすい」をモットーに、ファッション情報を日々発信中!