コレド室町テラスの2FにあるL&Co.は、1937年に創業し、山梨県甲府市に工房を構える老舗ジュエリーメーカーが手掛けるジュエリーブランドです。今回のコレ活は、ここで毎日実施しているリングやネックレスの手作り体験に挑戦! L&Co.のブランドマネージャーでありマイスターの徐昌河さんが丁寧に楽しく教えてくれるので、初心者でも安心です。リングまたはネックレスを作る全ての行程を自分で行います。
手作り体験のコースは、真鍮のリングまたはネックレスから好きなデザインと石を選べる「真鍮アイテム」コース(5,000円)と、純銀のピアス、バングル、リングから、好きなアイテムとテクスチャーを選べる「シルバーアイテム」コース(8,000円〜)があります。まずはコースとアイテム、テクスチャー選びから。今回は「シルバーアイテム」コースに決定。アイテムはリングを選び、テクスチャーは、徐先生いわく「初心者でも作りやすい」という、小さな丸い模様を打ち込むものに決めました。L&Co.オリジナルのエプロンをキュッとしめて、リング作りのスタートです!
はじめは、シルバーの板に模様を打ち込むべく、先が丸くなっている芋槌で板を叩いていきます。打つ強さによって模様の風合いが違ってきますが、ここはもちろんお好みで。大事なポイントは、打ち逃しがないようまんべんなく模様を打ち込むこと。芋槌で打つ作業はストレス解消にもいいかも!?
続いて、リングのデザインにもなる、シルバーの板の角をやすりで削ります。やすりは目の荒いもの、細かいものの2種類があって、どちらも力は要らず、触ってるという感覚でした。それができたら、板の外側の張りを削っていきます。最後には徐先生がチェックして整えてくれます。そして、指輪のサイズを採寸! サイズごとのリングをはめて、合わせていきます。今回は左手の親指用にしたいと伝えると、徐先生がジャストなサイズを見てくださいました。
次はいよいよ板をリング状に丸みをつける作業です。リングのサイズを計る棒のカーブに沿うように、シルバーの板を叩いていきます。でも、叩いていると板が滑って動きやすく、これがなかなか難しい! 徐先生は「しっかりと手で板をおさえるのがポイント」だと教えてくれて、叩く場所も細かく指示してくださいました。コツをつかむまでは手探り作業で、真剣そのもの。そして、気分はちょっと職人さんに!
これができたら完成まであと一歩!? さっきまで板状だったのが、丸くリングの形になると、疲れがどこかに飛んでいくよう。しかし、なんと完成までの道はまだまだこれからなのだそうです。頑張るぞー!
リングを着けたときに痛かったり引っかかりがあったりしないように、リングの外側と内側の側面の角を丸くしていきます。これはとても大事な作業とのこと。なぜかというと、着けていて痛いリングは使わなくなってしまうからだそうです。ここは、細かい粉が飛び散るのと、集中すればするほどにリングと顔が近くなるため、専用のゴーグルをかけての作業です。
さらに、もうひと手間。いま丸くした、リングの外側の角をアイスピックのような細い棒で1周ぐるりと潰していきます。そうすることによって、リングに光りの縁取りができて、より美しく輝く、ということで、徐先生がおすすめしてくれました。
さらに、もうひと手間。いま丸くした、リングの外側の角をアイスピックのような細い棒で1周ぐるりと潰していきます。そうすることによって、リングに光りの縁取りができて、より美しく輝く、ということで、徐先生がおすすめしてくれました。
徐先生が最終的なチェックをして、これでリングが完成です! 出来上がったリングは専用のオリジナルボックスに入れてくれて、お持ち帰りします。さらに、ショップのバッグのリボンがかわいくて感激! まるで自分へのプレゼントのようで、達成感と喜びひとしおです! 開始から約40分ほどでしたが、やっている間は時を忘れ、黙々と作業に集中できて爽快感もあるから不思議です。それに、ひとつ作ったら、またもうひとつ、作りたくなってしまいます。
この手作り体験の参加者は、30〜50代を中心に女性客が約90%とのことで、男性客は女性と同伴されることがほとんどだそう。1日4〜5回行っていて、土日祝日のみ、予約制となります。予約は公式サイトのフォームからも可能。比較的混んでいる週末の狙い目の時間帯は16時すぎだと教えてくれました。
クリスマスやお正月、巣立ちの季節に向けて、大切な人へのプレゼントにも、もちろん自分への記念やプレゼントにもぴったりです。ぜひジュエリー作りを体験してみませんか?
クリスマスやお正月、巣立ちの季節に向けて、大切な人へのプレゼントにも、もちろん自分への記念やプレゼントにもぴったりです。ぜひジュエリー作りを体験してみませんか?