コレド室町の店舗が提案する、暮らしを豊かにする体験ができるワークショップの“コレ活”。今回ご紹介する“コレ活”は、ワイン専門ショップ、ヴィノスやまざきが開催する「ワインと冬の料理のマリアージュパーティ」と題したワインを楽しむセミナーです。開始時間の夜7時が近づくと、コレド室町2の1階にあるヴィノスやまざきの店内に集まってきた参加者の方々は、「会社が近くなので気軽に立ち寄れる」「コレド室町の雰囲気がいいので参加してみたかった」「このお店も店長さんのキャラも好きなので」ということで、リピーターも多く、初参加の方もいらっしゃいます。
まずはさっそく、講師を務める矢尾店長がスパークリングワインのスマートでエレガントな開け方をレクチャーするなか、参加者のグラスにフランス産のスパークリングワイン「ジョセフ・カタン・クレマンダルザス・ブリュット」が注がれていきます。今回で9回目となるヴィノスやまざきのワインセミナーでは、毎回ワインの産地の言葉で乾杯するのが恒例だそうで、フランス語の「SANTE!(サンテ!)」のかけ声で乾杯して、セミナーがスタートしました。
「ワインと冬の料理のマリアージュパーティ」をテーマに、料理とワインの組み合わせにクローズアップする今回は、4種類の料理とそれに合うワインが順々に出され、参加者たちは、料理とワインを実際にいただきながら、矢尾店長、星子副店長によるワインに関するお話を聞く、というスタイルです。話の内容やワインと料理の感想は、その場ですぐにメモできるよう、ワインと料理のリスト付きのメモ用紙と、ワインの色、香り、テイストがわかりやすく記されたワインのチェックシートも配られました。
さて、本題の冬の料理に合うワインとは? きのこのアヒージョにはウルグアイ産の白ワイン「ガルソン・アルバリーニョ・レセルバ」。おでんには南フランスの白ワイン「シャトー・レゾリュー・プレステージ・ブラン」。そして、トロトロなのが特徴のモンドールというウォッシュタイプの冬季限定チーズにはイタリア産の赤ワイン「カ・ボッタ・ルビコンド」。ビーフシチューにはカリフォルニアの赤ワイン「ストーンヘッジ・メリタージュ・ナパヴァレー・2014」。これらのワインと料理のマリアージュをじっくりと味わいました。
それぞれのワインの特徴、料理との相性や美味しい食べ方・飲み方、ワインの選び方のポイントなどの説明も楽しく、ワインの産地についてや製造の仕方、ワインの買付け時のエピソードまでが、店内の大きなモニターを用いて表や写真を見せながら、わかりやすく丁寧に紹介されました。ワインの奥深さを知るにつれ世界が広がっていくと同時に、ワインがより身近に感じられて親しみがわき、おいしさがどんどん増していくような、興味深いお話が満載でした。
「今日はどの組み合わせが一番よかったですか?」と矢尾店長が一品一品を問うと、それぞれの料理に手が上がりました。「ぜひ、今日の組み合わせを参考に、家でも応用してみてください」と最後に挨拶をして、内容たっぷりの約1時間のセミナーが終了しました。セミナー終了後には、この日に紹介されたワインが10%引きで購入できるという参加者限定のサービスもあり、ワインのほか、チーズやお店のオリジナルで作っているきのこのアヒージョを購入する参加者の姿も見られました。勉強になってワインと料理を楽しんだうえに、割引サービスがあるなんて、参加者はお得がいっぱいです。
参加者の方々にセミナーの感想を聞いてみると、「コレド室町店ならではのアットホームな雰囲気がよかった」「お客さんがいい方ばかりで一人でも安心して参加できた」「ワインは初心者だけど難しい言葉が使われないのでわかりやすかった」「ワインとお料理が出てリーズナブルだった」といった満足度の高い声が聞かれました。そして、矢尾店長はこの日の感想を、「和気あいあいとフランクな雰囲気のなか、皆様が話を聞ききながらも、真剣に料理とワインの組み合わせを考えて意識して召し上がっていたのが印象的です。毎回、最後にその日の内容に関してどう思ったかを皆様にお聞きします。答えはいつもバラけますが、どの答えも全部が正解です。先入観を持たせずに、お客様ご自身が純粋においしいと思う、好きなワインを選んでもらいたいと思います」と語ってくれました。
次回、ヴィノスやまざきのワインセミナーは2月26日、3月26日に開催される予定です。お一人様でも安心。気楽に楽しく参加できて、毎日がより豊かになる“コレ活”体験を、ぜひしてみませんか?