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「間違いなく、僕の代表作です」毎コンスポニチグランプリ新人賞・林裕太さんインタビュー
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今年で第80回を迎えた国内最高峰の映画賞「毎日映画コンクール」。コレドマガジンでは、映画『愚か者の身分』でスポニチグランプリ新人賞に輝いた林裕太さんへのインタビューを実施! 作品や受賞への思いについて伺いました。
また記事後半では、撮影現場への差し入れなど、今後の仕事にも役立てていただけるように、コレド室町がおすすめする手みやげも召し上がっていただきました。実はコレド室町ユーザー&甘いもの好きだという林さんのリアクションにも注目です!
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林裕太(はやし・ゆうた)
2000年11月2日生まれ、東京都出身。2020年に俳優デビュー、今作で第30回釜山国際映画祭・最優秀俳優賞を受賞。国内でもほかに複数の映画賞で新人賞を受賞するなど、その高い演技力と存在感で今注目の若手俳優の一人。3月30日より放送開始のNHK連続テレビ小説「風、薫る」、10月より放送予定の日本テレビ系「俺たちの箱根駅伝」への出演も控える。 -
映画『愚か者の身分』で得たもの
――撮影からは1年半ほどが経ちましたが、あの夏の歌舞伎町を思い返して、今も心に残るものはありますか?
林裕太(以下、林):歌舞伎町で自由奔放に生きる若者のマモルとして、(北村匠海さん演じる)兄貴分のタクヤと歩いた歌舞伎町の景色ですね。
外から見ているのと、自分の居場所として街に立つのとでは、感じ方が全然違って。雑多で騒がしいんだけど、それが逆に居心地の良さにつながっていく、不思議な感覚でした。
――マモルを演じるうえで、一番大切にしたことは?
林:マモルに欠けているものを、ちゃんと意識することでした。彼は、他人からの愛情をほとんど与えられずに育っていて、その心の傷を埋めてくれたのがタクヤで。自分にとって初めて信じられる存在であるタクヤとの日常が危うくなっていくからこそ、この先どうしていくのか、何を選択して生きていくのか、ずっとマモルの未来のことを考えていました。
――ラストシーンも印象的でしたが、マモルの未来が気になります。
林:どうしていると思いますか? 原作の西尾潤先生の小説では、『愚か者の身分』の続編にあたる『愚か者の疾走』が出たので、ぜひ読んでみてください(笑)。僕は読んですごく心掴まれましたし、納得感もありましたよ。
――北村匠海さんとのお芝居からは、どんな刺激を受けましたか?
林:匠海くんは、本当に「人のために芝居する人」なんです。口でどうこう言うタイプではないんですが、僕がどんな芝居をしても全部受け止めて、その上でもっと良くなるように返してくれるという安心感がある。
自分をいかに見せるか、自分をいかに表現するかということだけでなく、人のためにお芝居をしてくれる、なんて懐の深い役者なんだと。僕もそうなれるような努力を積み重ねていきたいなと思いました。
――なんとなくマモルとタクヤの関係性を彷彿させます。
林:そうですね。マモルとタクヤでいるとき以外の2人の関係もちょっと役に似てきて。そのおかげで役に入るときと役から抜けるときが、よりシームレスになったように感じます。
――綾野剛さんからもらった言葉はありましたか?
林:綾野さんと現場で話す時間はあまりなかったのですが、最初の本読みでは「このままでいい」と言ってくださったり、現場で悩んでいたときには「君は大丈夫だから」と声をかけてくださったり、すごく心強かったです。
――配信も開始し、改めて反響も届いているのでは?
林:本当に多くの方が観てくださっていて。とくに同世代の役者から「刺激を受けた」とか、「俺もうかうかしてられない」とか言ってもらえたときにはすごく嬉しいし、誇らしい気持ちになりますね。
――観ていても、同世代の役者が嫉妬する役だなと思っていました。改めて本作は、林さんにとってどんな作品になりましたか?
林:間違いなく、僕の代表作です。これまでも、正義にも悪にもなれず、子どもでも大人でもない、そんな狭間で揺れているような役をもらうことが多かったんですけど、その集大成がマモルだと感じています。
今日の毎日映画コンクールをはじめ、この映画が国内外のさまざまな映画祭にも連れて行ってくれました。とにかくありがたいことですが、でもそれで自分の芝居が良くなるわけじゃない。僕がやるべきことは変わらず、地道に役と向き合い続けていくだけです。
――毎日映画コンクールでの受賞への思いをお聞かせください。
林:80回もの歴史のある賞で、これまで受賞されてきた方々も名だたる先輩方ばかり。その中に名前を並べていただけたことがとても光栄ですし、この名誉に恥じないように、これからもがんばっていきたいと思います。
――今後の役者としての展望は?
林:日本人らしいお芝居を大切にしたいです。たとえば、大げさなリアクションをしなくても、感情が揺れ動いていることが分かるような。そういう静けさの中にある強さが伝わる表現は日本人特有のもので、そういったお芝居がいろんな国でもっと評価されるべきだとは思っています。
第80回毎日映画コンクール贈呈式にて、スポーツニッポン新聞社の小菅洋人社長よりトロフィーを授与
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コレド室町のおすすめ手みやげ
――本日はコレドマガジンでのインタビューですが、そもそもコレド室町のことはご存知でしたか?
林:実は実家がわりと近くて。だからよく「TOHOシネマズ 日本橋」で映画を観て、「日本橋 芋屋金次郎」で芋けんぴを買って帰っていますよ(笑)。
――そうなんですね。ちなみに撮影現場に差し入れすることはありますか?
林:まだそんなにないですが、たまに自分で買えるものを持っていくときはあります。僕は甘いものが好きなので、甘いものが多いですね。
――これからますます活躍され、差し入れの機会も増えていくと思うので、今回はコレド室町の3店舗から、それぞれおすすめの手みやげを提案させてください。
林:ぜひ。うれしいです!
――まずは林さんもご存知の「日本橋 芋屋金次郎」から、「揚げたてオリーブオイル芋けんぴ」と「焼きたてスイートポテト」をどうぞ。
林:芋けんぴって気軽に食べられるし、本当にちょうどいいんです。この袋もおしゃれだし、サイズも程よいので、差し入れで並べておくのにもぴったりですね。
揚げたてオリーブオイル芋けんぴ(120g)600円(税込)・焼きたてスイートポテト(1個)350円(税込)
――こちらは、コレド室町でしか買えないこともポイントかなと。スイートポテトもぜひ召し上がってください。
林:うわ…! 芋の味がめちゃくちゃ濃い…。
――2種類の芋ペーストをブレンドして作っているそうです。
林:コクがすごいと思ったら、カルピスバターが使われているんですね。かなりしっとりしていて、甘いもの好きとしても嬉しいです。
――次は、白い恋人でおなじみのISHIYAが手掛けるカフェ「ISHIYA NIHONBASHI」の「サク ラング・ド・シャ」です。
林:箱、めっちゃかわいいですね。白い恋人はもちろん知っていますけど、こんなフレーバーは初めて見ました。
サク ラング・ド・シャ アソート(18枚入)2,160 円(税込)
――6種類のチョコレートが色とりどりのラング・ド・シャでサンドされています。
林:味が想像つかないので、「北海道ワイン」をいただきます……うまっ! 白い恋人より繊細で、上品かも。絶対、差し入れで使いますよこれ。味がいっぱいあるので選べるのも楽しいですし、箱ごと渡しても喜ばれそう。
――最後は、江戸時代から続く「榮太樓總本鋪」から、江戸時代に生まれた「梅ぼ志飴」をはじめ、6種類の飴をご用意しました。こちらはコレド室町1・B1の「日本橋案内所」で購入可能です。
林:「梅ぼ志飴」って、梅干し味かと思ったら違うんですね(笑)。素朴でシンプルな優しい甘さです。並べて置くとカラフルで、見た目も素敵ですよね。
榮太樓飴 箱入(12粒入)各540円(税込)
――現場でも飴を舐めることはありますか?
林:あります。待ち時間に口寂しくて、差し入れのお菓子をつい食べすぎちゃうから、飴で紛らわすことも多いんです。そんな時にこんなかわいらしい飴があると、テンションが上がります!
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俳優として映画と対峙する真摯な姿勢と、お菓子を楽しむ無邪気な笑顔。そのどちらからも、林裕太さんの魅力が感じられるインタビューとなりました。充実したオフの時間を過ごしたいときや、現場への差し入れを見つけたいときなど、ぜひまたコレド室町にお越しください!
