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寺島しのぶさんの、差し入れ選びのポイントは?コレド室町のおすすめ手みやげ3選
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仕事でもプライベートでも、気の利いた差し入れや手みやげは、その場のコミュニケーションを円滑にしてくれます。でも、どんなものを選べばいいのか、いつも迷ってしまうという方も少なくないのではないでしょうか。
今回は、長年にわたって第一線で活躍を続ける俳優の寺島しのぶさんにインタビュー。俳優といえば現場で差し入れをしたり、してもらったりする機会が多い、差し入れのプロともいえる存在です。差し入れ選びのポイントとともに、コレド室町の手みやげについてもお伺いしました。
あわせて、寺島さんの最新の出演作となる映画『八犬伝』でのお芝居や見どころにも迫ります。2024年10月3日には、コレド室町1と2の間を通る「仲通り」にてジャパンプレミアを実施。主演の役所広司をはじめ、総勢17名のキャスト・監督が一堂に会した。
映画『八犬伝』は、2024年10月25日(金)より劇場公開。コレド室町2の「TOHOシネマズ日本橋」でも上映されます。前代未聞のエンターテイメント超大作、ぜひ巨大スクリーンでお楽しみください!
寺島しのぶ(てらじま・しのぶ)
1972年12月28日、京都市出身。文学座を経て舞台、映画、ドラマで活躍。『赤目四十八瀧心中未遂』(03)、『ヴァイブレータ』で国内外の映画賞の女優賞を数多く受賞。『キャタピラー』(10)ではベルリン国際映画祭銀熊賞(女優賞)を獲得し、『オー・ルーシー!』(18)ではインディペンデント・スピリット賞主演女優賞にノミネートされる。主な出演作には、『幼な子われらに生まれ』(17)、『止められるか、俺たちを』(18)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『Arc アーク』(21)、『キネマの神様』(21)、『空白』(21)、『天間荘の三姉妹』(22)、『あちらにいる鬼』(22)、『パレード』(24)、『わたしのかあさん 天使の詩』(24)などがある。 -
差し入れに使える、コレド室町の手みやげ3選
― 寺島さんはこれまで多くの作品に出演されていますが、現場への差し入れを選ぶ際のポイントはありますか?
やはり相手の方が何を好きかということが1番大事だと思います。その方の好きなものの情報を集めてお渡しするようにしています。差し入れ先が大勢のときは、なるべく多くの方が楽しめるものを選ぶようにしています。
贈り物上手の人って、すごく素敵だなと思います。いつも工夫したものや、見たこともないようなものをくださる方もいらっしゃって、そういう方からの贈り物はいつも楽しみにしています。
だから自分も喜んでいただけるものを贈りたいなとは思うんですけど、伝統的な和菓子ばかりになっちゃう傾向があります。最近なかなかアンテナが張れていないんですけど、いただいて美味しかったものは覚えておくようにしています。― 最近の差し入れの定番はありますか?
自宅の近所にある、栗入りのどら焼きが、食べやすい小ぶりのサイズで気に入っています。大きいものだと、仕事の合間に食べるっていう感覚じゃなくなっちゃうので。
― 今回はコレド室町の手みやげから、差し入れに使える3品をお選びいただきました。
どれもコンパクトなサイズ感でいいですね。ちゃんと個包装になっているのも配りやすくて助かります。<ほしのバター>あんバター最中1個 324円(税込)
あんバターが求肥にくるまれていて、食べる直前に最中の皮で挟むんですね。パリパリした皮が香ばしくて、すごくおいしかったです。
<鶴屋吉信>つばらつばら10個入 2,592円(税込)
皮にもち粉が入っているので、もっちりしていました。どら焼きはふかふか派ともちもち派で分かれると思うんですけど、私はもちもち派なので好みの食感です。
<ピエール マルコリーニ>ベイクドショコラ7個入り(チョコレート4個/フランボワーズ3個) 3,240円(税込)
ピエール マルコリーニは有名だから、色んな人に伝わりやすくていいですよね。個人的にも、チョコレートが好きなので魅力的に感じました。
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最新の出演映画『八犬伝』について
― ここからは映画『八犬伝』についてもお聞かせください。寺島さんは、役所広司さん演じる滝沢馬琴の妻、お百を演じられましたが、かなり存在感のある役でした。
本を読んでいるときは私、存在感のない役だろうなと思っていたんですけど、観た方からは、結構やりきっていたねと言われることが多いです。
撮影は凝縮した時間で、撮影した2日後にはまた老けて、その2日後にはまた老けてと繰り返して、大丈夫かなと思いながらやっていました(笑)。― 観ていてまったく違和感がなかったです。いつの間にか自然に歳を重ねているように感じました。今回、お百を演じるうえで意識したことはありますか?
やはりお百は、寂しかったんだと思うんです。自分は普通の結婚生活を望んでいたのに、夫はアーティストとして作品に没頭していて、そうこうしているうちに息子も病弱になってしまう。
それで最後には失明した夫の執筆を、義理の娘が支えることになりますが、そういうこと自体もどこか寂しかったんじゃないかなって。
― その寂しさが憎まれ口となって表れていたと。今でいうツンデレみたいに捉えると、チャーミングにも感じられますよね。
そうですね。だから、悪妻一辺倒じゃない部分が表現できたらいいなと思ってやっていました。
― これからご覧になる方に、見どころを教えていただけますか?
曽利(文彦)監督による、VFXをふんだんに使った『八犬伝』の物語のパートと、私達が演じた現実の江戸のパートがどのように融合しているのか。本を読んでいる時点ですごく面白かったですし、観てくださった方からは一様に皆よかった、素晴らしかったという言葉をいただけています。
やはりこういうスペクタクル映画は、ぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです。 -
映画『八犬伝』
2024年10月25日(金)より劇場公開
出演:役所広司
内野聖陽 土屋太鳳 / 渡邊圭祐 鈴木 仁 板垣李光人
水上恒司 松岡広大 佳久 創 藤岡真威人 上杉柊平
河合優実 小木茂光 丸山智己 真飛 聖 忍成修吾 塩野瑛久 神尾 佑 / 栗山千明
中村獅童 尾上右近
磯村勇斗 大貫勇輔 立川談春 黒木 華
寺島しのぶ
原作:『八犬伝 上・下』 山田風太郎(角川文庫刊)
監督・脚本:曽利文彦
©2024『八犬伝』FILM PARTNERS.