コレド室町

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コレド室町を動画でご紹介!イラストレーターのnaohigaさんに制作秘話を聞きました!

2024/09/13
  • コレド室町の魅力をご紹介します。2024年9月13日(金)よりコレドマガジンにて公開中!

    まだコレド室町を訪れたことがない方に魅力を伝えることをテーマに、にぎやかなイラストマップを描いてくれたのは、日本橋エリアの夏の恒例イベント「ECO EDO 日本橋」の歴代ビジュアルも手掛けてきたイラストレーターのnaohigaさん。グルメからファッションまで、コレド室町の多彩な魅力を表現してくれました。

    動画には、naohigaさんご本人にも登場いただきました。真っ白なキャンバスに、日本橋の街がどんどん描かれていく様子は必見です!

  • 公開中の動画をチェック!

    都内のアトリエにて、3日間にわたるイラストマップ制作を終えたnaohigaさんに、作品のみどころや制作の裏側、コレド室町の印象などについてお話を伺いました。

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    naohiga
    1983年生まれ。山形県出身。日本女子大学住居学科卒業後、グラフィックデザイナーとして6年間働く。2014年イラストレーターとして独立。日本橋エリアで夏を楽しむイベント「ECO EDO 日本橋」のイベントマップのイラストをはじめ、雑誌や書籍、WEBマガジン、SNS、ブランド、企業媒体などを中心に活動。
    Instagram @naohigaillustrator

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    naohigaさん制作の「ECO EDO 日本橋」イベントマップ

  • 今回の作品について

    ―制作でこだわった点はありますか?
    こだわった点は、“和”のエッセンスですね。制作を始めた時に、コレド室町の建物の資料を拝見して、水平・垂直のラインが強調されていることに気づきました。

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    私はそこに、日本伝統の格子模様や障子の組子のような“和”を感じたので、日本らしさを伝えることをテーマにしました。また、格子といっても、建物ごとに違いがあったので、それぞれの特徴が伝わるように描き分けました。

    ―イラスト全体から、“和”を感じられます。
    絵の具にもこだわっているんです。メインで使っている色は、赤と緑、黄色の3色なんですが、それぞれ真朱(しんしゅ)、浅緑(あさみどり)、黄蘗色(きはだいろ)という日本の伝統色を基に作られたラインのアクリルガッシュを使いました。
    一般的なアクリル絵の具と比べて、和のニュアンスと奥行きがある色合いが出せるので、伝統ある日本橋のイメージにもにぴったりだなと思っています。

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    ―普段からキャンバスに描いているのですか?
    実は、普段はタブレットなどで制作しているので、キャンバスに描く機会はそれほど多くありません。しかも、今回は使用するキャンバス自体が大きいので、いつものクライアントワークとはまた違った緊張感がありました。
    制作前からわかっていたつもりでしたが、いざ目の前に立つと、やっぱり大きかった! 立ったりしゃがんだりして、全身を使って描きました(笑)。

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    ―大きいがゆえの大変さですね。
    本当に大変! 一方で、今までの自分にはない、新しい制作工程にも挑戦することができました。例えば、タブレットで描いた下書きをプロジェクターで拡大して投影するやり方。イラストレーター仲間から教えてもらったので、「やってみよう!」と。従来までの、何十枚ものA3用紙を出力しつなぎ合わせ、原寸大の状態にしてトレースするという方法よりも作業時間と労力が大幅に短縮できました。

  • ご自身の仕事観について

    ―イラストレーターとして大切にしていることを教えてください。
    クライアントさんのご要望があって、それにどうやって応えるかを考えること。クライアントさんからお仕事をいただいてイラストを描く、「職業イラストレーター」という働き方が気に入っています。

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    グラフィックデザイナーとして、商業デザインを長くやっていたので、自分の原点のようなものかもしれません。ただ、制作物として構図やバランスなどがおかしくなるような場合は、プロとしてしっかり意見を言います。

    ―イラストを描く際のこだわりはありますか?
    難しいところから始めるとすぐに行き詰まってしまうので、自分のなかで描きやすいところから始めるようにしています。というのも、一度集中してしまうと時間を忘れて描き続けられるので、まずはテンポよく進めてリズムに乗れるように、ということを意識しています。

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    ―普段は自宅でお仕事されているのですか?
    基本的には自宅です。たまに気分転換のためにシェアオフィスに行ったり、お気に入りのクラフトビールのお店で作業したりしています。少し周囲の音が聞こえるくらいの方が集中できるかも。今回も撮影スタッフの方がBGMを流してくれていたので、集中しやすい環境で制作できました。

  • コレド室町について

    ―コレド室町の印象はいかがでしょうか?
    今回イラストを描くにあたって店内を散策してみたら、あちこちから和菓子やベーカリー、ボディクリームなどのいい香りがして心がはずむというか、歩くだけでワクワクしました。ただ、個人的に日本橋は洗練された大人が集まるオシャレな街というイメージがあるので、十分大人になっているはずですがいまだに少し緊張します(笑)。

    ―気になるお店はありますか?
    美味しいビールが飲めるお店! クラフトビールが大好きなので。前に友人とコレド室町テラスにある「CRAFTROCK BREWPUB&LIVE」さんに行ったことがあります。コレド室町にはクラフトビールや世界のビールが飲めるお店が数多くあるので、ぜひこの機会に行ってみたいです!

  • 【後日談】完成した動画を視聴して

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    本当に素敵な動画で、感激です。普段は描いている姿を自分自身では見る機会がないので、照れくさいながらもとてもうれしいです。下書きから絵の完成まで3日間、かなり集中して仕上げていったこと、カメラマンさん・制作会社スタッフさんたちとのチーム感が絵が進むにつれどんどん増していったのも思い出されます。私を含め多くの人の仕事の積み重ね、協力によってこの動画が完成したのを改めて感じます。

  • 動画内で制作した実際のイラストマップを展示中!

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    ■ 展示期間:2024年9月13日(金)〜10月6日(日)
    ■ 展示場所:コレド室町テラス B1

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