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俳優・鈴川紗由さんがコレド室町で体験する「大人のたしなみ」

2024/08/30
  • 世界が注目するアニメーション監督・山田尚子による、待望の完全オリジナル長編アニメーション映画『きみの色』が、2024年8月30日(金)より全国公開! コレド室町2のTOHOシネマズ日本橋でも上映されます。

    主人公の日暮トツ子は、人が「色」で見える高校生。ある日、美しい色を放つ少女・きみと、少年・ルイと偶然出会い、トツ子のひと言をきっかけに3人はバンドを組むことにーー

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    © 2024「きみの色」製作委員会

    今回のコレドマガジンでは、主人公・トツ子の声優を務める18歳の新進俳優・鈴川紗由さんが登場!

    これから大人としての一歩を踏み出そうとする鈴川さんと一緒に、コレド室町で「大人のたしなみ」を体験できる5つのスポットを巡りました。

    記事の締めくくりには、鈴川さんのインタビューも掲載! 大人になるということや、映画に込めた思いなどに迫りました。ぜひ最後まで楽しんでご覧くださいね。

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    鈴川紗由(すずかわ さゆ)
    2005年12月27日生まれ、和歌山県出身。20年、ユニバーサルミュージック初の女優オーディション「“ニュー・ヒロイン”オーディション」にて2500名を超える応募者の中から特別賞に輝く。23年、ドラマ25「クールドジ男子」(TX)でドラマ初出演、『女囚霊』(鳴瀬聖人監督)で映画初出演を果たす。若手俳優の登竜門として知られる「私の卒業プロジェクト」5期の映画『こころのふた〜雪の降るまちで〜』(北川瞳監督)のキャストに選出されるなど、期待を集める。

  • 「福徳神社」で映画のヒット祈願

    最初に向かったのは、コレド室町2の向かい、福徳の森にある「福徳神社」。映画『きみの色』のヒット祈願にやってきました。

    鈴川さんも「こんなところに神社が!」と驚いた、近代的なビルに囲まれたユニークなロケーションですが、実は貞観年間(859年〜876年)よりこの地に鎮座する、とても由緒ある神社なんです。

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    神社でお参りをする際に、「あれ、何回お辞儀をするんだっけ?」と不安になったことはありませんか? 正しい参拝の作法は大人の基礎知識です!

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    神社参拝の作法の基本は「二拝二拍手一拝」。

    手水舎で手や口を洗い清めたら、神前に進み姿勢を正します。深いお辞儀を2回、胸の高さで拍手を2回してから手を合わせ、心を込めてお祈りしましょう。

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    最後に深いお辞儀を1回します。神社によっては拍手の回数など、参拝の作法が異なる場合もあるそうですが、福徳神社ではこちらの一般的な作法で問題ありません。

    そして福徳神社といえば「富籤(とみくじ)祈願」でも知られています。福徳神社は江戸時代に富籤=宝くじの発行を許された数少ない社寺であり、現在は宝くじやコンサートチケットの抽選などの当選を願って多くの参拝があります。

    本殿の脇に設置された三方の上に、宝くじやスマホなどを載せて、神楽鈴を振ってお祓いをすることで、福徳の幸をいただけるそうです。

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    最後は、絵馬に願い事を書いて納めました。

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    こちらの絵馬は、福徳神社の別名「芽吹き稲荷」の由来である『クヌギの皮付き鳥居に若芽が萌え出た』という故事にちなんだ「芽吹き絵馬(めぶきえま)」。

    新しいことを始める際や、ものごとの芽が出るようにという願いが込められており、映画のヒット祈願にもぴったりの絵馬です!

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    芽吹き絵馬 初穂料 700円

  • 「IPPUKU&MATCHA」でこだわりの抹茶を味わう

    福徳神社でのお参りを終えた鈴川さんは、日本橋三井タワー 1Fの「IPPUKU&MATCHA」へ。本格的な宇治抹茶を気軽に味わえる専門店です。

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    緑に囲まれた心地よいテラス席が人気ですが、お店の奥には外からは見えない秘密の茶室が! 人目や作法を気にせず抹茶のおいしさに集中できる、カウンター4席の小さな予約制スペースです。

    今日はこの茶室で、IPPUKU&MATCHAの代名詞ともいえる「シングルオリジン抹茶」をいただきます。単一品種・単一農園のブレンドされることなく、品種の個性をダイレクトに味わえる希少な茶葉です。

    この日ラインナップされていたシングルオリジン抹茶は5種。鈴川さんはちょっと贅沢をして、数量限定の「プレミアム あさひ」をセレクトしました。

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    選んだ抹茶は、お店のスタッフがその場で手際よく点ててくれます。

    IPPUKU&MATCHAで扱う抹茶はすべて石臼で挽かれているため、粒子が花粉よりも細かく、一般的な茶葉よりも点てやすいそうです。

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    茶室では、抹茶をお茶碗でなく、オリジナルの江戸切子グラスで提供しています。

    宇治抹茶の鮮やかな色を楽しめる透明度の高いクリスタルガラスに、職人の手によりカットが入ったグラスはまさに芸術品。可能な限り薄くした飲み口が抹茶のおいしさを引き立ててくれます。

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    抹茶と合わせるお茶菓子に鈴川さんがチョイスしたのは「宇治抹茶の抹茶抹茶抹茶プリン」。

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    シングルオリジン抹茶とおやつのセット 2,500円(税込) ※抹茶の品種により価格は異なります。

    実は、小学校のときに茶道クラブに入っていたという鈴川さん。プレミアムな抹茶の味わいはいかがでしょう?

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    「旨みが濃くて、その余韻が長く続きますね。お茶の葉が新鮮だからか、みずみずしさを感じて本当においしいです」

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    「宇治抹茶の抹茶抹茶抹茶プリン」は、しっかりとした食感の抹茶プリンに抹茶アイスをオン! さらに抹茶ソースをかけて仕上げる、抹茶づくしのスイーツです。しっかりと甘みがあるので、シングルオリジン抹茶のビター感と引き立てあってくれます。

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    IPPUKU&MATCHA
    日本橋三井タワー 1F

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  • 「能作」で錫アクセサリーづくりに挑戦

    次に訪れたのは、IPPUKU&MATCHAからもほど近い、コレド室町テラス1Fの「能作」です。

    富山県の高岡にて400余年にわたって伝えられてきた鋳造技術を用いて作られた、錫100%のテーブルウェアや真鍮製のインテリア用品などを取り扱っています。

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    伝統技術とモダンなデザインが融合した能作の代表作のひとつが、曲がる器「KAGO」シリーズ。金属なのにやわらかい錫の特性を最大限に活かし、平らな形状から自分で曲げながらカゴ状に形づくるという、これまでにない製品です。

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    最初はそのやわらかな感触に「壊れちゃいそう!」と恐る恐る触れていた鈴川さんでしたが、慣れると器用にカゴの形に整えていきます。

    あっという間に器が完成!

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    コレド室町テラスの能作では、そんな錫の特性を活かしたものづくりが楽しめるワークショップも定期的に開催しています。

    今回、鈴川さんが挑戦するのは「錫の葉アクセサリー」づくり。所要時間は約30分です。

    「ものづくりは好きなんですけど不器用で(笑)。最近はかぎ針編みに挑戦したんですけど、途中で断念しちゃいました……」という鈴川さんですが、今回はうまく仕上げることができるのでしょうか。

    まずは、薄い錫の板をハサミで切っていきます。

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    目打ちで葉脈を彫り込んで、穴をあけます。

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    手でも曲げられるほどやわらかな錫だから、強い力をかけなくても加工できるんです。

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    チェーンを通し、錫の葉を好きな形に曲げて整えれば完成!

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    自分で作ったアクセサリーは思い入れもひとしお。ぜひ愛用してくださいね。

    錫の葉アクセサリーづくりワークショップ
    【開催期間】9月13日(金)~10月6日(日)
    【受付時間】11:00~17:30
    【所要時間】約30~60分
    【料金】2,200 円(税込)
    ※席に限りがございます。
    ワークショップの詳細はこちら

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    能作
    コレド室町テラス 1F

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  • 「LA BONNE TABLE」でペアリングを体験

    4スポット目に訪れたのは、コレド室町2の「LA BONNE TABLE(ラ・ボンヌ・ターブル)」。フレンチの名店として名高い、西麻布「レフェルヴェソンス」の元スーシェフ・中村和成さんが手がけるカジュアルガストロノミーです。

    こちらで鈴川さんが体験するのは「ペアリング」です。近年、レストランでは一般的となってきたペアリングとは、料理ひと皿ごとに、ソムリエが最も相性がいいと考えるお酒を提供することを指しています。フランス料理に対してワインはもちろん、カクテルや日本酒のペアリングを提案するソムリエも珍しくはありません。

    LA BONNE TABLEではこのペアリングを、10年前のオープン当時から提案しているそうです。お店に入ってすぐ目に入る巨大なセラーからも、料理とお酒の相性にこだわる姿勢が強く感じられます。

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    ただ、鈴川さんはまだ18歳。当然お酒を飲むことはできないのですが、ご安心を。LA BONNE TABLEではノンアルコールドリンクとのペアリングも提案しているんです。

    今回は、中村シェフにお料理一品とそれに合わせたジュースをいただきました。

    まずはワイングラスに入ったジュースが運ばれてきました。レモン、プラム、レモングラス、スペアミントで作ったノンアルコールドリンクとのこと。

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    続いて提供されたひと皿は、こぶりなズッキーニを使った前菜です。生のままスライスしたズッキーニと、揚げたズッキーニ、サワークリームを使ったソース、柑橘類、フルーツ、ハーブなどを添えて、野菜と果物のサラダのように仕立てられています。

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    ご両親がグルメで、小さい頃からレストランに行く機会も少なくなかったという鈴川さんですが、ペアリングは初めてということもあり、ちょっと緊張の面持ちです。まずはお料理からいただきます。

    「いろんな食材が入っていますが、どれもすごくみずみずしくておいしい! 揚げたズッキーニのサクッとした食感もアクセントになって、食べていて楽しいですね」

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    料理の余韻のあるうちにドリンクを口に含みます。ペアリングは料理の後味とドリンクの風味を合わせるイメージです。

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    「なるほど、これがペアリングなんですね」と、確かな相乗効果を感じられたという鈴川さん。

    料理にもドリンクにもプラムが入っているので、その香りが同調。ハーブなど緑系の爽やかな味わいがドリンクにマッチします。

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    ペアリングを楽しむのは、水を飲みたいなというタイミングでOK。水を飲むと味が薄まってしまいますが、このドリンクを飲むとさらに味わいの奥行が広がってくれるそう。20歳になったら、ワインとのペアリングも楽しみですね。

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    LA BONNE TABLE
    コレド室町2 1F

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  • 「TOHOシネマズ 日本橋」で上質な映画鑑賞

    本日の締めくくりとして訪れたのは、映画『きみの色』も上映される、コレド室町2 3Fの「TOHOシネマズ 日本橋」。

    休日にはよく映画館に行くという鈴川さん。とくに今年に入ってからは観る本数が増えたそうです。

    「映画は娯楽にもなるし、自分の勉強にもなるので、時間があるときはなるべく観に行くようにしています。いつもいく映画館と比べても落ち着いた印象で、ちょっと大人な雰囲気ですよね」

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    そして、コレド室町の大人のお客様から人気を集めているのが、一部スクリーンだけに設置され、鑑賞料金+1,000円で利用できる「プレミア ボックスシート」です。

    海外のエアラインでも採用されているレザーシートが身体をやさしく包み込み、長時間の鑑賞でも疲れやストレスを軽減。従来のシートに比べて1.5倍という圧倒的な広さで、別格の座り心地です。

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    左側に荷物などを置けるスペース、右側にドリンクホルダーの付いた肘掛を取り付け、シートを一席ずつ区切ってセミプライベート空間に。まるで自宅のようにリラックスした状態で映画に没入できます。

    プレミア ボックスシートならポップコーンを食べていても、周りの方にあまり気を使わなくていいかも!?

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    ちなみに、鈴川さんが好きなフードメニューはキャラメルポップコーンだそう。

    「先日、福岡と長崎の映画館へ舞台挨拶に行ったときには、夜ご飯にご当地グルメを食べたかったので我慢したんですが、一緒に行った髙石あかりさんや木戸大聖さんはスタッフさん達とたくさん食べていらっしゃったんです。すごくうらやましくて、ちょっと分けてもらっちゃいました(笑)」

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    TOHOシネマズ 日本橋
    コレド室町2 2F

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  • 鈴川紗由さんインタビュー

    最後に、映画館を出た鈴川さんにお話を伺いました。

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    ― まず本日、コレド室町で過ごした感想からお聞かせください。

    これまで日本橋に来たことがほとんどなかったんですけど、すごく楽しかったです。コレド室町は建物がきれいで緑も多いですし、ゆったりとした時間を過ごせました。

    ― 今回は「大人のたしなみ」をテーマにコレド室町内を巡りましたが、そもそも大人になるってどういうことだと思いますか?

    言葉づかいや佇まいが洗練された方を見ると、大人だなあと思います。私は18歳になって成人したところですけど、自分が想像していた成人とは全然違うんですよね。やっぱりまだ自分が子供だと感じることが多くて。

    ― 鈴川さん自身はどんな大人になりたいですか?

    人生は一度きりなので後悔のないよう、自分の行動や好きなものに自信を持って、やりたいことを素直にやれる大人になりたいです。

    ― 今日はいろんな“初めて”に挑戦しましたが、前に進むためには、足を踏み出す勇気が必要ですよね。映画『きみの色』は、足踏みしている人の背中を少し押してくれるような作品だなと思いました。

    私は昔から、好きなものを好きだと人に言えなかったり、自分の行動すべてに自信がなかったり、自己肯定感が低い方で。だから好きなものに真っすぐ突き進む、(鈴川さん自身が演じた)トツ子の姿にはすごく惹かれました。

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    ― 本作への出演を経て得たものは?

    ダメな自分も含めて自分だと認めてあげられるようになりました。

    ひとつ印象的なエピソードがあって、トツ子が自分で作った「水金地火木土天アーメン 」という曲をスキップしながら歌うシーンで、どうすればその明るさやかわいさを表現できるのかと悩んでいたんです。そのとき、監督が「はっちゃけて踊りながらやっていいよ」と声をかけてくださって。

    それまでの私は自分の行動すべてが大丈夫かなと心配だったんですけど、思い切ってやってみたら、監督が笑ってくれたんです。その笑い声が入って録り直しになっちゃったんですけど、私は自分が体当たりでやったことで誰かを喜ばせることができたのがすごくうれしくて。それからは失敗を恐れずに立ち向かえるようになりました。

    ― それもひとつ大人になった瞬間なのかもしれませんね。最後に、映画『きみの色』の見どころを教えてください。

    この映画は思春期の3人がバンド活動を通じて成長していく物語です。彼女たちの青春を覗き見するうちに、観終わったころには普段の悩みや疲れを忘れてしまえるような作品だと思います。

    色鮮やかな映像はもちろん、音楽にもこだわっているので、劇場の大きなスクリーンとスピーカーでライブシーンを体感していただいたらきっと、鳥肌が止まらないはず。ライブに行くような感覚で、ぜひ映画館でご覧ください!

    撮影:酒井貴弘
    ヘアメイク:菅長ふみ(Lila)
    スタイリング:当間美友季(KIND)
    衣装:Papi violet(papiviolet00@gmail.com)、Wild Lily(03-3461-4887)

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    映画『きみの色』
    2024年8月30日(金)より、全国東宝系公開

    監督:山田尚子
    声の出演:鈴川紗由 髙石あかり 木戸大聖/やす子 悠木碧 寿美菜子/戸田恵子/新垣結衣
    脚本:吉田玲子
    音楽・音楽監督:牛尾憲輔
    主題歌:Mr.Children「in the pocket」(TOY’S FACTORY)

    © 2024「きみの色」製作委員会

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