コレド室町1 1Fの箔専門店「箔座日本橋」のインショップとして、2023年4月にオープンした「ミッシェルバッハ日本橋」。ミッシェルバッハは兵庫・夙川に本店を構える洋菓子店で、カフェスペースがあるのは日本橋店のみとなっています。

朝から行列ができることもある人気店ですが、平日のお昼過ぎは比較的空いているということなので狙い目！ おしゃれなインテリアやアーティスティックなデザインを取り入れた空間の中で、ゆっくり読書や会話を楽しむ方も多いそうです。

ミッシェルバッハ日本橋のホットコーヒーは、注文が入ってから丁寧なハンドドリップで淹れられます。コーヒー豆は沖縄県のコーヒーショップYAMADA COFFEEのブレンド「MELLOW」を使用。最近は浅煎りが流行していますが、甘いお菓子との相性を考えて中深煎り以上に。ケニア、グアテマラ、コスタリカ、コロンビアの4種類をブレンドしたバランスのとれた味わいが特徴です。

コーヒー豆は中挽きにし、ドリッパーは蒸らしの時間が必要ない「コーノ式」を使用。お湯は通常よりも高めの温度で、豆の苦味をしっかりと楽しめるようにドリップします。豆の膨らみを見ながら、ごく少量ずつお湯を落としていきます。コーヒー豆の表面が大きく膨らむのは、豆の鮮度がいい証拠です。コーヒー1杯の場合で約3分をかけて抽出したら、沖縄の焼き物（やちむん）に注いで完成。カウンター席もあるので、ドリップの様子は間近で見ることもできます。

今回、コーヒーのお供におすすめいただいたスイーツは、スタッフ人気NO.1の「アーモンドのタルト」。レモンをアクセントに使用し、アプリコットのジャムを塗って仕上げた、甘酸っぱく爽やかな味わいです。

丁寧に淹れられたコーヒーは、しっかりとした深みと飲みごたえがありながら、後味は不思議とすっきり。生地感がしっかり感じられるタルトと相性抜群です。お互いの味わいを引き立て合って、ペロリといただけちゃいますよ。

コレド室町1の中でもひときわ目を引く、ピスタチオグリーンと白のオーニングが目印。イギリス・ロンドン発祥のイタリアンレストラン「リナストアズ」は、ランチからアペリティーボ、ディナーまで幅広いタイミングで利用できるオールデイダイニングです。

もちろん、カフェとしての利用もOK！ エスプレッソの本場、イタリアのバールのようなコーヒーメニューがいつでも楽しめます。。

コーヒーのレギュラーメニューは現在、「エスプレッソ」「ダブルエスプレッソ」「アメリカーノ」「カフェ・カプチーノ」「カフェ・ラテ」「カフェ・モカ」の6品。イギリス本国と同じコーヒー豆とエスプレッソマシンを使用して淹れたエスプレッソを使ってメニューを構成しています。

リナストアズではニュージーランドを拠点とするコーヒーロースター「オールプレス・エスプレッソ」とパートナーシップを結び、安定した品質のスペシャルティコーヒーを使用しています。世界1,200以上ものカフェやレストランで採用され、日本でも清澄白河にロースタリー&カフェを構えるオールプレス・エスプレッソのコーヒー豆は、焙煎したてのフレッシュな風味が特徴。ダークチョコレートのようなフレーバー、フルーティーで華やかなアロマが立ち上ります。

エスプレッソマシンは、オールプレス・エスプレッソが推奨する、イタリア製の「ラ・マルゾッコ」を使用。コーヒー豆との相性は抜群です。

今回いただいたコーヒーは「カフェ・カプチーノ」。エスプレッソに蒸気で牛乳を泡立てたフォームミルクを乗せたメニューで、本場イタリアでは午前中によく飲まれているそうです。

蒸気で温めたスチームミルクを用いるカフェ・ラテに比べると、ふんわり柔らかな飲み口。クセがなくて飲みやすく、コーヒーの苦さが苦手な方にもおすすめです。

スイーツも一緒に楽しみたい方は、イタリアを代表するドルチェ「カンノーロ」はいかがでしょうか。リナストアズのカンノーロは甘さ控えめな大人の味わいなので、香り豊かなカプチーノとあわせてすっきりと召し上がれますよ。

注文を受けてから生豆を煎るこだわりのコーヒー専門店「やなか珈琲店」。店内には、まだ焙煎されていない緑色の生豆が約30種がずらり！

コーヒー通をうならせる商品が多数揃っていますが、中でも注目はコレド室町限定の「日本橋ブレンド」。日本橋の歴史や伝統を意識した、大人っぽい味わいに仕上げられています。深いコクがあり、牛乳に合わせてもおいしくお飲みいただけます。

コーヒー豆は注文を受けてから、その場で焙煎してくれます。所要時間は約10分。焙煎してすぐに淹れると香ばしい香りが楽しめ、1日ぐらいたってくると味が馴染んで豆本来の味わいが楽しめます。

また、煎りたての豆を使って1杯ずつ抽出する香り豊かなコーヒーをテイクアウトでご用意しています。使用するコーヒー豆は日替りのため、何が飲めるかはお店に来てみてのお楽しみ！ お店の前にある「福徳の森」のベンチに腰掛けて、コーヒー片手にひと休みされる方も多いとか。

店内ではオリジナルのクッキーやビスコッティも販売しています。ほぼすべてが手作りで、もちろんコーヒーのお供にぴったりです。

ちなみに、コーヒーとスイーツのマリアージュは、酸味や苦味の系統を合わせることがポイントだと言われています。例えばレモン系のスイーツには、浅煎りのさっぱりしたコーヒーを合わせると味が引き立つそうです。やなか珈琲店で自分好みのコーヒー豆と焙煎を見つけて、ベストなマリアージュを探求してみませんか。

コレド室町テラス 2Fの「誠品生活日本橋」。その一角に店を構えるカフェ「guàng（グアン）」。祐天寺にある行列のできるカフェ「torse（トルス）」の系列店です。

人気のメニューは、絶品のオムライスと季節のフルーツをたっぷり使ったタルト。その他、チーズケーキやガトーショコラなどの自家製のスイーツや色とりどりのクリームソーダなどを提供しています。

アンティーク調のインテリアと洗練されたテーブルウェアで居心地も上々。11:00〜22:00（ラストオーダー21:00）まで営業しているので、ブランチからディナーの後までさまざまなシーンでご利用いただけます。

グアンを代表するコーヒーメニューは「アメリカーノ」。アメリカーノとは、エスプレッソにお湯を加えて薄めたコーヒーのこと。エスプレッソのクレマ（表面の泡）や強い香りを残して、苦味が抑えられていることが特徴です。

コーヒー豆は、名古屋の自家焙煎珈琲専門店「PEGGY COFFEE」から仕入れて、コーヒーの種類によって2種類を使い分けています。アメリカーノには、スイーツに合うように深煎りの「モカフレンチ」という豆を使用。華やかなモカ系のフレーバーと洗練された上品な甘さ、深煎りでありながらとてもクリーンな味わいで、ミルクとも好相性です。

オーダーが入ってから豆を挽き、エスプレッソマシンで抽出しています。適度な苦味とコクが、スイーツのおいしさを引き立ててくれるはず。ぜひ人気のタルトと一緒にお楽しみください！

「アゴラカフェ」は、IOC（国際オリンピック委員会）の公認サテライトカフェとして2020年にオープン。歴代オリンピックのハイライトシーンなどオリンピックレガシーを伝える店内装飾はそのままに、現在はエンターテインメントが楽しめるカフェとして運営されています。

その最大の見どころは、平日は毎夜のように開催されるエンターテイメントショーステージ「アゴラナイト」。店内にはステージが設置されており、国内外で活躍するパフォーマーによるショーが、なんと入場無料で楽しめるんです。

当日の席に余裕があれば、予約も不要。ポールダンスやコンテンポラリーダンス、伝統芸能、マジックショー、歌唱など、幅広いジャンルのエンターテインメントを気軽にご覧いただけます。

エンタメ精神あふれるアゴラカフェは、コーヒーへのこだわりも特別で、創業260年の歴史を誇る「Douwe Egberts（ダウエグバーツ）」のオリジナルコーヒーを採用。オランダ王室御用達のロイヤルの称号を得た、オランダNo.1のコーヒーブランドです。世界130か国以上で愛されているものの、日本国内ではまだ限られたお店でしか飲めない希少なコーヒーとなっています。

アゴラカフェでは重厚感のある「インテンスセレクション」、爽やかでさっぱりとした「スムースセレクション」と、2種のコーヒー豆を使い分け。カフェタイムのコーヒーメニューでは、スムースセレクションのコーヒー豆を挽いて使用。ホットコーヒーは、エスプレッソマシンで1杯ずつ丁寧に淹れられます。

コーヒーは、ダウエグバーツのロゴが主張するオリジナルカップでご提供。とくに、アイスコーヒーのグラスは日本橋の老舗ガラスメーカー「HARIO」に依頼して製作した、アゴラカフェの特注品でインパクト大！ ホットもアイスも、大振りなサイズ感となっており、大満足の飲みごたえです。

アゴラカフェは、日本橋三井タワー 2Fという便利な場所にありながら、少し奥まった場所にあるため目立たず、穴場感があるところも魅力です。

平日のカフェタイムは比較的お席に余裕があるので、他のお客様の迷惑にならなければ、仕事の打ち合わせやオンラインミーティングでの活用もOKとのこと。ランチからディナーまで、一人でも大人数でも、幅広いシーンで便利に使えるお店です。