2022.11.18
ショート丈アウターをバランス良く着こなす
人気アイテム×コーデ術
2022.11.18
ショート丈アウターをバランス良く着こなす
人気アイテム×コーデ術
春秋冬と3シーズン活用できるショート丈アウター。なにかと使い勝手がよく、着回しもきくので一着は持っておくととても便利です。デザインや素材によって着こなし方が大きく変化するため、お手持ちのアイテムと上手に組み合わせれば、コーディネートの幅がぐんと広がります。今回は、さまざまなショート丈アウターをバランスよく着こなすコツをご紹介します。
CONTENTS
#01 &mallで人気のショート丈アウター
#02 ショート丈アウターの魅力とは?
#03 おすすめのショート丈アウター
└ テーラードジャケット
└ キルティングコート
└ MA-1・ブルゾン
└ ショート丈デニム
└ ショートコート
#04 ショート丈アウターのコーデ術
&mallで人気のショート丈アウターはこちら!
ショート丈アウターの魅力とは?
ショート丈アウターの魅力は「サッと羽織れる気楽さ」と「幅広い着こなしができる」ことです。ロングコートは防寒になりますが、暖かい日は暑く、真冬以外で合わせにくいのが難点で、スタイリングが単調にもなりがち。その点、ショート丈アウターは気軽に脱ぎ着もしやすく、ボトムス次第でいろいろな着こなしが楽しめます。
おすすめのショート丈アウター
<テーラードジャケット>
春秋の主力アイテムとなるショート丈アウターの代表的存在がテーラードジャケット。ここ数年のシーズンはテーラードジャケットのトレンドが続いているため、さまざまな素材・デザイン・カラーのアイテムが豊富に登場しています。おすすめは上品見えが叶う金ボタンのダブルジャケット。
<キルティングコート>
カジュアルの定番アウター、キルティングコート。独特なシーム(縫い目)がほっこりとした見た目を印象づけるので、ナチュラルテイストの洋服と相性が良いです。キルティングはロング丈だと重たさが出るので、ショート丈で取り入れるのがGOOD。真冬はライナーとしても活躍します。
<MA-1・ブルゾン>
センセーショナルなブームを巻き起こした後も根強く存在し、今では定番化したMA-1。メンズライクなデザインなのでクールなコーデがお好きな方におすすめです。キルティングのライナーなど、2WAY仕様になっているデザインなら、真冬でもOK!
<ショート丈デニム>
秋はもちろん、春にも活躍する王道のデニムジャケット。年々シルエットに変化があり、今季は特に袖が大きく膨らんだショート丈デニムが人気です。シルエットにこだわって取り入れると、トレンドライクで一気におしゃれ見えします。おすすめは高見え効果があるインディゴカラー。
<ショートコート>
人気なのは、メルトンコートやリバーコートの丈をグッと短くしたショート丈コート。生地がしっかりしているものを選べば、インナーに厚手ニットを重ねられるので、真冬も対応できます。ワンピやロングスカートとの相性も◎。ノーカラーコートは、Iラインのニットワンピとマッチします。
ショート丈アウターのコーデ術
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介します。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
本命にしたいベルト付きショート丈アウターはフェミニンなレーススカートと相性抜群! ベルトを結ぶとアウターの裾が広がるので、ボトムスも裾が広がるAラインスカートを選ぶとシルエットがきれいに整います。秋冬シーズンはロングブーツを合わせて。
- ブルゾン・スタジャン<NATURAL BEAUTY> ¥7,964
- スカート<ROPE’ PICNIC> ¥6,600
- ブーツ<snidel> ¥12,474
パッと目を引くカラーアウターはカジュアルになりすぎないように注意。インナーとボトムスをいつもよりもややきれいめ、かつクールにコーディネートするのが正解です。特にブラックのワイドパンツは鉄板で合わせやすいアイテム。小物もかっちりしたデザインを選びましょう。
- アウター<NOLLEY'S> ¥22,440
- シャツ・ブラウス<SpRay> ¥1,859
- パンツ<ROPE’ PICNIC> ¥5,489
トレンドのチェック柄ダブルジャケットをコーデの主役に。ジャケットを際立たせるために、インナーはシンプルな黒のワンピースで控えめにしましょう。とはいえ、小物も黒にしてしまうと重たいので、オフホワイトの靴やバッグで明るさを足すとGOOD。
- その他アウター<URBAN RESEARCH> ¥4,675
- ワンピース<titivate> ¥4,939
- ハンドバッグ<URBAN RESEARCH> ¥4,851
マニッシュなMA-1に、あえてフレアスカートを投入! MA-1にボリュームがあるのでインナーは、ボディにフィットしたデザインもしくはMA-1と同じ色のトップスを合わせてシンプルにまとめましょう。スカートはハリ感のある素材で立体的なシルエットに仕上げます。
- ブルゾン・スタジャン<green label rela> ¥14,850
- スカート<SHIPS> ¥4,702
- ブーツ<マーレマーレデイリーマーケット> ¥9,000
定番化しつつあるシャツジャケットは、カジュアルなのにノーブルな印象を与えます。よりきれいなイメージにしたいなら、パンツを同色にしてセットアップ風に着こなしてみましょう。インナーに白のハイネックを差し込んで、明るさをプラス!
胴まわりに丸みを帯びたシルエットのコクーンコートは、ショート丈アウターで取り入れたほうがスタイルアップします。ただし、ボトムスは必ず細身もしくはコンパクトなシルエットを選びましょう。タイトスカートやストレートパンツが合わせやすくておすすめです。
- その他アウター<URBAN RESEARCH> ¥18,480
- スカート<Afternoon Tea LIVING> ¥6,490
- ブーツ<B:MING LIFE STOR> ¥9,108
マウンテンパーカーは、カジュアルなパンツと合わせるのが王道ですが、意外とフェミニンな柄スカートもOK。コーデがちぐはぐにならないように、パーカー以外のアイテムを同系色にしましょう。スカートに柄があるので、他のアイテムが無地でもおしゃれな印象になります。
- ブルゾン・スタジャン<NATURAL BEAUTY> ¥9,779
- スカート<Cheek> ¥5,500
- シューズ<Zeal Market> ¥4,224
マニッシュな印象の強いダブルジャケットのインナーは、ドラマティックなボウタイブラウスを合わせて大人フェミニンに仕上げてみてはいかが? ボトムスはデニムでカジュアルダウン。この3点のルールを意識するだけで、おしゃれコーデが完成します。
- ブルゾン・スタジャン<NATURAL BEAUTY> ¥10,087
- トップス<any FAM> ¥2,499
- デニムパンツ<green label rela> ¥8,910
アウターを買うなら、安心・安全の黒を選ぶ人も多いはず。とはいえ、冬はコーデが重くなりがちなので、差し色を入れるのがポイントです。できればアウターの下に鮮やかな発色のトップスを着ると、見違えるほど華やかな印象になります。
キルティングジャケットのナチュラルな印象を生かしてカジュアルコーデを楽しむのも素敵ですが、少し違った雰囲気を作りたいならブラック×ホワイトのモノトーンコーデに挑戦を。見た目は温かくほっこりしているのに、クールな雰囲気が漂います。
今シーズン注目のツイードジャケット。トレンドを先取りしたいなら、ゆるっとしたオーバーシルエットにデニムを組み合わせたコーディネートを楽しんで。よりマニッシュに仕上げたいなら靴は厚底ブーツを、フェミニンに寄せたいときはパンプスを合わせるのがベスト。
鉄板人気のカーキブルゾンは、野暮ったく見えやすいのでコーデの色合わせにご注意。カーキと相性の良いオフホワイトの力を借りましょう。インナーのニットワンピース、ブーツを優しげなオフホワイトで統一するだけで、カジュアルなのに洗練された印象に。
- アウター<NOLLEY'S> ¥28,600
- ワンピース<emmi> ¥14,630
- バッグ<NOLLEY'S> ¥15,840
冬まで愛用したいショート丈のボアブルゾン。MA-1と同様にアウターにボリュームが出るため、ボトムスはやや細身のシルエットを合わせるのがスタイルアップのコツ。おすすめはON/OFF対応できるセンタープレスパンツとの組み合わせ。ハイウエストで脚長効果を狙って。
- ブルゾン・スタジャン<SHIPS> ¥14,520
- トップス<ORiental TRaffic> ¥4,493
- 6~9分丈パンツ<Bou Jeloud> ¥2,359
襟もとがスッキリして見えるノーカラーアウターは、他のアウターに比べるとコーデがシンプルになりがち。インナーにボーダーなどの柄アイテムを取り入れるとコーデが一気に華やぎます。アウターとボーダートップスの色をリンクさせるとさらにおしゃれに。
- アウター<SHIPS> ¥8,514
- Tシャツ・カットソー<green label rela> ¥12,100
- パンツ<バナナ・リパブリック> ¥3,997
近年、人気の高いブルーコートは、どんなアイテムを合わせても柔らかさと洗練さを損ないません。組み合わせが難しいとされるレザースカートをあえて合わせてみては? アウターの色が爽やかなので、ハードな印象のレザースカートでも優しさが残ります。
- その他アウター<NOLLEY’S> ¥20,900
- スカート<FREDY&GLOSTER> ¥3,872
- ブーツ<Te chichi> ¥9,834
監修
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『 女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。
Instagram:@sumi.1105