2024.05.30
【季節別】大人のオーバーオールコーデ
おしゃれな着こなしは?
2024.5.30
【季節別】大人のオーバーオールコーデ
おしゃれな着こなしは?
人気のオーバーオールを大人っぽくおしゃれにコーデしたくても、特有のつなぎデザインが子どもっぽく見えてしまうのが気になるところ。そこで今回は、大人の女性にもよく似合うオーバーオールコーデの着こなし方を春夏・秋冬のシーズン別にご紹介します。
CONTENTS
#01 オーバーオールコーデを大人っぽく着こなすには?
#02 大人のオーバーオールコーデにおすすめのアイテム
#03 【シーズン別】オーバーオールコーデ10選
└春夏シーズン
└秋冬シーズン
オーバーオールコーデを大人っぽく着こなすには?
オーバーオールの着こなしが子どもっぽくならないようにするには、オーバーオールの選び方が重要です。ゆったりし過ぎるシルエットはなるべく避けて上半身がジャストサイジングなデザインを選びましょう。
もし全体的にゆるっとしたシルエットラインを取り入れる場合、インナーは体にぴったりフィットするシルエットのトップスを選ぶとよいです。このほか、バッグや靴は上品さを感じるキレイめなデザインにするとより大人に似合う着こなしに。
大人のオーバーオールコーデにおすすめのアイテム
■オーバーオール
オーバーオールは、上半身はできるだけジャストサイズで下半身がゆったりしたAラインシルエットがおすすめ。肩のストラップは太過ぎると「子どもが着るつなぎ」を想像させるので、できるだけ細めのストラップを選ぶとキレイに見えます。また、トレンドのセミフレアのオーバーオールは脚の細見え効果が高いのでぜひ要チェックを。
そして色選びも大切。定番のベージュやカーキは、合わせやすい一方で作業服のイメージが強くなるためインナー選びに注意が必要です。大人らしさが際立つのはやはり、ブラック。オーバーオールもブラックカラーならクールに着こなせます。デニムを取り入れる場合も同じく、サックスブルーより引き締まりのあるインディゴカラーのほうが大人の女性によく似合います。
■インナー
オーバーオールコーデは合わせるインナーによって印象が七変化するので、様々なインナーアイテムをそろえておくのがオススメです。なかでも定番で相性がいいのは、タートルネックのセーター・ボーダーのカットソー・Tシャツです。ただし、Tシャツは袖が大きくゆったりしていると子どもらしくなりやすいので気をつけて。Tシャツを合わせる場合は袖がフレンチスリーブなどの短めのアイテムと一緒に取り入れましょう。
さらにトレンド感を意識したいときは、人気のビッグカラーシャツを合わせてみるのも◎。大きめの襟がオーバーオールのカジュアルさを軽減させて程よくフェミニンにまとまります。
■アウター
オーバーオールに合わせるアウターは、きちんと感のあるデザインだとより大人らしさが表現できます。例えばベーシックなトレンチコートやダブルジャケットなど、通勤ファッションでもなじみのあるアウターをあえてオーバーオールと組み合わせることで上品さの残る着こなしになります。
アウターの丈はロング丈だと大人っぽく、ショート丈だとカジュアルよりに印象が変わります。表現したいイメージに合わせてアウターの丈を選んでみてくださいね。厚手のアウターがいらないくらいの暖かな日は、軽い羽織ものとしても役立つニットカーディガンを合わせてもいいですね。オーバーオールはざっくり編みのニットカーディガンとも相性がいいので、その日の気候や気分に合わせて取り入れてみてください。
【シーズン別】オーバーオールコーデ10選
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介いたします。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
■春夏シーズン
初めてオーバーオールを着るならまず試したいのが、ボーダートップスを合わせた定番コーデ。ボーダートップスの色のメリハリが強いと元気な印象が際立ち子どもっぽさにつながるので、オーバーオールとともになじみのいいベージュカラーで統一すると大人らしいスタイルに仕上がります。さらにトップスはボートネックタイプだとデコルテがキレイに見えて◎。
春先に試したいのは、キレイな色味のニットカーディガンを組み合わせたコーデ。こちらもカーディガンとオーバーオールはできれば同系色でまとめるとよいでしょう。例えば、ニットカーディガンがラベンダーやブルーならオーバーオールはネイビーなど。さらにインナーのカットソーと靴、バッグの3点も同じ色でまとめれば美しい統一感のある着こなしになります。
オーバーオールの定番カラーであるベージュはなかなか着こなしバランスが難しいといわれます。しかし、こちらもポイントを押さえれば簡単! オーバーオールよりもワントーン明るいベージュのトップスを合わせて、同系色でコーデをなじませましょう。とはいえ、完全に全てのアイテムがベージュになると野暮ったくなるので足元の靴はブラックで引き締めて。もし似たような色合いのトップスが手元になければ、白のカットソーでもOKです。
オーバーオールはいわば男の子らしいアイテム。なので、オーバーオールでフェミニンな印象を作るのはなかなか難しいテクニックです。そんな難題を軽々とクリアさせてくれるのがビッグカラーフリルシャツ。ヒダが大きくたゆたうフリルシャツをオーバーオールのインナーに仕込むと、途端にかわいらしさが出てきます。特にブラックのオーバーオールに白のビッグカラーシャツは高見え効果もあるので、大人の女性にオススメです。
夏にオススメしたいのは白のオーバーオール。清涼感たっぷりな印象を引き立たせてくれるアイテムですが、着慣れない方にとっては着こなしにも少し迷いやすいかもしれませんね。とはいえ、難しいことはなくインナーはシンプルなノースリーブトップスを合わせればOK。やんちゃな印象になりすぎないよう、ストラップ幅が太めのものを選ぶとよいでしょう。インナーは黒など引き締めカラーにすると着膨れ防止に。
■秋冬シーズン
秋のオーバーオールコーデといえば、やはりデニム素材は欠かせません。とくに秋冬はインディゴカラーが映える季節であり、大人のオーバーオールコーデに最適です。基本的にはどんなインナーを合わせてもOKですが、デニムの色と合わせてブルー系のニットを重ねたワントーンコーデがオススメです。足元はメタリックシューズなどを合わせ、少しだけきらびやかさを持たせると大人的な着こなしに。
チェック×オーバーオールは、子どもっぽさの象徴とも思われる組み合わせですがこちらも色の合わせ次第で大人らしさを表現することができます。チェックのシャツジャケットはブラック×ホワイトで構成されたバッファローチェックが◎。オーバーオールもブラックでモード感を足しましょう。取り入れているアイテムはカジュアルでも色がモノトーンなら大人っぽさが増します。
秋冬に白のオーバーオールを取り入れるなら、インナーは淡色ニットで決まり! 淡色ニットの色合いはお好みの色を取り入れてOKですが、白のオーバーオールなのでベージュ・ライトグリーン・ラベンダーあたりが白となじみよく合わせやすいです。コーデに少し味気なさを感じたときは、ヘアターバンなど小物にポイントをおいたオシャレに挑戦してみてください。
カジュアルなオーバーオールに同じくカジュアルなロゴTを合わせたくなることもありますよね。ですが、オーバーオールとロゴTは同じカジュアルテイストなので、どうしても組み合わせとして子どもっぽく見えてしまいやすいです。これをカバーするにはモードなブラックカラーを起用するのが正解。ロゴT&オーバーオールどちらもブラックでまとめて、シルバーアクセを加えれば大人のストリートコーデに。
通勤ファッションにも通用する着こなしを狙うなら、オーバーオールと相性のよいノーカラージャケットをさっと羽織って。ノーカラージャケットは定番のアイテムではありますが、その中でもミドル丈・ニット素材・ラフなシルエットが今っぽくてオススメです。こちらもベージュ×ブラックなど大人カラーを使って、オーバーオールに高級感を出しましょう。
監修
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『 女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。
Instagram:@sumi.1105