
2020.12.16
着痩せコーデで華奢見せ!
押さえておきたいテクニック集
2020.12.16
着痩せコーデで華奢見せ!
押さえておきたいテクニック集
露出が増える春夏はもちろん、重ね着がマストの秋冬にだって欠かせない「着痩せコーデ」。普通に着こなすのと違って高度なテクニックが必要と思われがちですが、実は意外にも簡単! 体の気になるパーツ、痩せているように見せたいポイントに合った着痩せコーデの法則さえ押さえておけばOKです。着痩せコーデのポイントを10点、スタイリストが指南します!
CONTENTS
#01 くびれをつくるXラインコーデ
#02 縦長を意識したIラインコーデ
#03 背が高く見えるAラインコーデ
#04 肩の華奢見せにはゆったりトップスを
#05 ボリューム袖で二の腕をカバー
#06 引き締めカラーをプラス
#07 V字ラインで上半身を華奢見せ
#08 下半身痩せには素材選び&縦ラインがマスト
#09 「着痩せ柄」を賢く取り入れる
#10 「3首」を見せて軽さを演出

くびれをつくるXラインコーデ
着痩せコーデとしてまず外せないXラインコーデは、ウエストを絞った着こなし全般を指します。その名の通り、アルファベットの「X」の文字に似ているのが特徴です。トップス・ボトムスは、ともにゆったりとしたシルエットながらも、ウエストはキュッと引き締まっているので、その対比によって全身が美しく見えます。
Xラインコーデはウエストにくびれができるだけでなく、気になるお尻や太ももなどのパーツも同時にカバーしてくれるのが嬉しいですね。全体的にぽっちゃりしている方の着痩せコーデにもおすすめです。

縦長を意識したIラインコーデ
アルファベットの「I」のように、アウターやボトムスが直線的なシルエットになるのがIラインの着痩せコーデ。インナーが見えるノーカラーアウターを羽織ると縦長効果がアップして更なる着痩せが叶います。
ボトムスはスカートならタイトorナロースカートを。パンツは細身のストレートシルエットか、ワイドでも裾が広がりすぎないものがおすすめです。Xラインと異なりメリハリはないものの、着膨れを起こす心配がなくミニマルにまとまるのが特徴。小柄の方やバストに厚みがある方はIラインの着痩せコーデを試してみて。

背が高く見えるAラインコーデ
アルファベットの「A」のようにトップスは小さく、ボトムスはふわっと広がるシルエットのAライン着痩せコーデ。Xラインと少し似ていますが、こちらはウエストマークさせずに洋服の揺れとボリュームを楽しむのがポイント。
下半身にボリュームが出るので首が長い方や、なで肩の方など、上半身がもともと華奢に見える方は難なく着こなせます。おすすめはAラインアウターにAラインシルエットのワンピースの組み合わせ。昨今は足首まで届くほどのロングアウターが旬。トレンドアイテムを着痩せコーデの主役として取り入れてもおしゃれです。

肩の華奢見せにはゆったりトップスを
広めの肩幅を着痩せするように見せたいなら、思い切って襟の開いたデザインのトップスを選ぶのが正解。首まわりが詰まるほどに肩のラインが浮き出てしまうため、デコルテを出してすっきりとした着痩せコーデを目指しましょう。
また肩線が落ちたドロップショルダー、ドルマンスリーブなど、肩と袖の境界線が曖昧になったゆったりトップスは肩幅が広い方にとっての救世主! ボトムスはゆったりトップスとのメリハリをつけるため細身パンツでスタイリッシュに着こなして。トップスはブラックやネイビーなど、シックで上品にまとめたいですね。

ボリューム袖で二の腕をカバー
プニプニな二の腕が気になる方は、人気のボリューム袖でおしゃれに着痩せコーデを攻略しましょう。春夏ならボリューム袖のブラウスやカットソーを、秋冬はボリューム袖のニットやカーディガンでさりげなくスタイルアップ。
ここ数年は季節に関係なく、ふっくらとしたパフスリーブが旬。これまで着たことがなくても、トレンドアイテムなら気軽に挑戦できそうですね。袖にボリュームがあるのでボトムスはできるだけシンプル&コンパクトを意識して。仕上げにカーディガンやアウターでボリューム袖を取り入れると、着痩せコーデも失敗知らず。

引き締めカラーをプラス
ホワイトやベージュは明るく女性らしい色合いですが、一方で太って見えるといわれる「膨張色」。トップスやボトムスでどのようにして取り入れれば良いのか悩んでしまいますよね。そんなときは、引き締めカラーのアイテムと組み合わせるのがベストな着痩せコーデです。
例えば、ベージュのワンピースに深みのあるブラウンジャケットを羽織る、ホワイトならメインのカラーにダークグレーやブラックといったクールな色を差し込んで。引き締まった色と優しい色を合わせることでメリハリが生まれ、着痩せコーデの可能性が広がります。

V字ラインで上半身を華奢見せ
バストが大きい、骨格がしっかりして体に厚みがあるというように、上半身のボリュームが気になる方は、胸元周辺にV字ラインをつくってみて。例えば、深いV字の切り込みがあるジャンパースカートや、カシュクールニット、ねじりを効かせたワンピース。胸元にV字が入ることで目の錯覚で、バストラインが着痩せして見えます。
体に厚みがある方はさらに服地に程よい厚みとハリのある服を選ぶと、ボディラインを拾いすぎずスタイリッシュに着こなせます。とことん着痩せコーデにこだわるなら、素材選びにも力を入れましょう!

下半身痩せには素材選び&縦ラインがマスト
下腹部が出ている、お尻が大きい、太ももが太いなど日本人女性に多い下半身のお悩み。下半身に意識を集中させて着痩せコーデを組むには、立体感のある素材と、縦のラインが入ったボトムス選びがカギ! トレンド継続中のプリーツスカート、斜めのラインが特徴的なラップスカート、センタープレスの入ったパンツなどが下半身カバーに最適なボトムスです。
トップスは丈がやや短めなワイドニットやカットソーでラフに着こなしましょう。とくに、後ろ身頃が長めのトップスはお尻のラインをカバーしてくれるので着痩せコーデに欠かせません。

「着痩せ柄」を賢く取り入れる
数ある柄のなかでも、スタイルがよく見える「着痩せ柄」があります。ポイントは柄の大きさ。一つひとつのモチーフが大きい花柄だと全体的に主張が強いので要注意。それに対して小花柄は全体で見ると視覚が分散され、気になるパーツを目立たせない効果があります。
さらに、服地が明るいものよりも、暗い色のほうがコンパクトにまとまります。他にも縦のラインがすっきり見えるストライプや、細かい格子が特徴的なグレンチェック柄も着痩せ効果の高いアイテム。シャツやボトムス、ワンピースなど、着痩せコーデで積極的に取り入れたいですね。

「3首」を見せて軽さを演出
体の重心を上げて全体をすっきり見せる、着痩せコーデの注目テクニックといえば、手首や足首を出して抜け感をつくること。首、手首、足首の「3首」は体でもっとも細いパーツです。それらをコーデのなかで上手に出すと、ボディラインも必然的にすっきり見えします。
「3首」のなかでもとくに足首を出すと軽さが生まれるので、もし重たいトップスを合わせてしまっても、コーデ全体はすっきりした印象に。また、ボトムスは脚長効果抜群のハイウエストのアイテムをセレクトしましょう。
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