![フォーマルに寄らないカジュアルドレスの選び方<br>コーデの注意点は?](/medias/casualdress_main.jpg?context=bWFzdGVyfGZlYXR1cmV8ODUwMzd8aW1hZ2UvanBlZ3xzeXMtbWFzdGVyL2ZlYXR1cmUvMTE3NTU2NDcxMzk4NzAvY2FzdWFsZHJlc3NfbWFpbi5qcGd8N2M1ZjExODJlNDI3YzIyMDcwZmRmYzVjMzc3ODYzNzM3MmMxNzhjOTRkMGE3NmZkZDAyNjdiOTQ2ZTY2MTcyOQ)
2021.12.09
フォーマルに寄らないカジュアルドレスの選び方
コーデの注意点は?
2021.12.9
フォーマルに寄らないカジュアルドレスの選び方
コーデの注意点は?
現代の結婚式のスタイルは多様化し、ゲストの服装も少しずつカジュアル化が進んでいます。そこで今、注目されているのが“カジュアルドレス”。フォーマルドレスほどかしこまらず、でも華やかさのあるカジュアルドレスはさまざまなシーンで活用できると人気です。今回は、そんなカジュアルドレスの選び方とコーデの注意点をご紹介します。
CONTENTS
#01 カジュアルドレスとは?
#02 カジュアルドレスに適したアイテムの選び方
#03 カジュアルドレスコーデの注意点
#04 カジュアルドレスコーデにおすすめのアイテム
カジュアルドレスとは?
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カジュアルドレスとは、結婚式のお呼ばれで多く見られるセミフォーマルドレスよりも形式張らない、キレイめワンピースやセットアップ、パンツルックの総称です。イメージとしては普段着よりもきちんとしていて、通勤服よりも華やかさが感じられるアイテムが該当します。カジュアルドレスはホテルディナーやアフタヌーンティーなどにも最適です。
カジュアルドレスに適したアイテムの選び方
■ワンピース
基本的に膝より長め丈のものが活用範囲も広くてオススメです。華やかな印象を高めたい場合は、上品なレースデザイン、刺繍デザインを取り入れるとよいですね。キャミソールなど派手な露出はNGですが、部分的にうっすら肌が見える程度はOK。シアー素材のドレスも◎。
■パンツスタイルのセットアップ
大人世代に人気のパンツのセットアップ。ワンピースほど甘くなりすぎないのでシンプルだけど上品にまとめたい方におすすめです。無地のものは落ち着き過ぎてしまうのでレースデザインや、小物に光モノを足して華やかさを出すとパーティー向きに。
■羽織物
ノースリーブなど肌の露出が高いワンピース・セットアップには、ボレロなどの羽織りものでカバー。素材はシフォン・ジョーゼットなどの揺れ感が美しいものが合わせやすいです。組み合わせるドレスの色となじみのいい色でまとめましょう。
■バッグ・靴・アクセサリー
バッグはクラッチバッグタイプなどの小さめがおすすめ。パールやプリーツデザインだと上品さがアップします。靴はフラットシューズの場合、グリッターやビジューデザインで華やかさを高めるとフォーマル度が増します。アクセサリーはパール・ダイヤなどの王道アイテムを取り入れて。
カジュアルドレスコーデの注意点
■1.5次会は会場によってドレスコードを想定する
披露宴ほど格式張らず、でもカジュアルすぎない1.5次会タイプのお式は会場のクラスによってフォーマル度合いを整えるとよさそうです。高級レストランや料亭など格式の高い場所で行われる場合、カジュアルドレスでもフォーマルに近い装いを想定しておきましょう。その場合、華美な装飾と露出を控えた明るい色のドレスワンピースがおすすめ。
■結婚式では白い服・オールブラックは避ける
白いワンピースは主役である花嫁の色。カジュアルドレスであってもそのマナーは変わりません。もし、白いワンピースを使った場合はボレロや靴に黒を足してカバーをしましょう。また、アイボリー・ベージュは取り入れてOKです。小物なら白を取り入れることも問題ありません。全身オールブラックは喪服を想定させるためNG。
■ニット・綿・ファー・レザー素材はNG
普段着に使われるニットや綿のワンピースはフォーマルシーンに向いていないので避けましょう。また、ファー・レザーも動物革が殺生を想像させるので祝いの席には不向きです。リアル素材でなくてもマナーの一環として避けておいたほうが安心ですね。
カジュアルドレスコーデにおすすめのアイテム
■ワンピース・セットアップ
繊細なレース柄が特徴的なロングスリーブワンピースはデートコーデにも活用できる万能さ。肌見せが気になるところですが、袖があるため日中のパーティドレスとして活用しても問題ありません。
ジャケットタイプのボレロを合わせて使いたいノースリーブドレスワンピース。カジュアルライクなお式なら色とりどりの柄が入った刺繍デザインもOKです。カジュアルドレスに存在感があるのでアクセは控えめに。
通勤服と併用できるセットアップスーツもお呼ばれ服に最適。さらりとした質感でカジュアルドレスにもよく使われるジョーゼット素材のスーツだとよりフォーマルらしさが出ます。
さらっと着られて、体型カバーにもなるのはワイドパンツタイプのセットアップ。ゆったりとしたAラインシルエットは動きやすく、子ども連れのママさんにも最適なカジュアルドレスです。
フォーマルシーンはもちろんのこと、ちょっとしたお出かけ着としてもたくさん活用したい場合は単色無地のセットアップがおすすめ。華やかな場では少し味気なくなってしまうので、パールのネックレスやビジューパンプスできらびやかさを出すとお呼ばれコーデに。
素材の表面が滑らかで光沢感を持つダンボールニット素材で作られたオールインワンは、新たなカジュアルドレスの一つとしてさらに人気が高まりそう。ストレッチが利いているのでプレママさんのお呼ばれ服にも最適ですね。
■ファッション小物
パーティーシーンにおける羽織りものの新定番は、ジャケット型ボレロ。かつてはフェミニンなシルエットが多かったのですが、今はシンプルかつミニマルなデザインのボレロがトレンドです。
カジュアルドレスがシンプルなら、ぜひ羽織りものはヴィンテージライクなレースのショールで上品さを高めてみては? ショールはレースが繊細であればあるほどカジュアルドレスが高見えします。
お呼ばれシーンではヒールのあるパンプスがよりフォーマル。かつ、デザインはプレーンながらにも素材がキラキラとひかるグリッタータイプだとなおフィットしますね。デザインがシンプルなので、基本的にこのタイプはどのドレスにも似合います。
高いヒールパンプスを履くのが辛いという方におすすめなのが、ビジュー付きのフラットシューズ。ストラップや甲部分にビジューのデザインがついているとフラットシューズのもつカジュアルさが軽減され、お呼ばれコーデにふさわしい足元に。
クラッチバッグは定番のデザインを1つ持っていると長く活用できるので便利。なかでも丸みのあるフォルムがかわいいがま口タイプのクラッチバッグは和装にも合わせやすいのでおすすめです。
パンツスタイルやモードシックなカジュアルドレスに合わせたいのがメタルメッシュタイプのミニショルダー。メタルメッシュはパーティーシーンの定番アイテムの一つ。クラッチバッグタイプに飽きたときはこちらに切り替えても良さそう。
フォーマルシーンのアクセサリーはバランスが大事。大げさ過ぎても、控えめ過ぎてもいけません。だからこそ、ぜひ取り入れたいのがキラキラと存在感を放つビジューイヤリング。小さくても発色がよいので華やかさが出ます。
王道のパールはあえてイヤリングではなくイヤーカフで取り入れると洗練された印象に。シンプルなデザインであれば2個まで重ねづけしても問題はなさそうです。フェミニンなドレスよりオールインワンとの相性がよいです。
ひとつは持っておきたいパールのロングネックレス。カジュアルドレスと相性のよいパールは淡水パール。淡水パールの持つ優しい色合い、不ぞろいの粒感はファッショナブルなカジュアルドレスを引き立たせます。とくにIラインワンピースとの組み合わせが◎。
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監修
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『 女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。
Instagram:@sumi.1105