2023.01.20
旬のブラウンを上手にミックス!
失敗しないシーズン別コーディネート
2023.1.20
旬のブラウンを上手にミックス!
失敗しないシーズン別コーディネート
今や秋冬だけではなく、オールシーズン活躍する色として注目を集めるブラウン。濃淡だけでなくさまざまなニュアンスのブラウンがリリースされていて、テイストや年齢を問わず取り入れやすいのが魅力です。ブラウンのアイテムを今っぽく着こなすポイントをチェックして、秋冬・春夏それぞれの鉄板コーデを攻略しましょう。
CONTENTS
#01 まずは&mallでブラウンアイテムをチェック!
#02 ブラウンアイテムの着こなし方
#03 失敗しないシーズン別ブラウンコーデ
└ 秋冬のブラウンコーデ
└ 春夏のブラウンコーデ
まずは&mallでブラウンアイテムをチェック!
ブラウンアイテムの着こなし方
<カジュアル素材や小物でトレンド感を出す>
ただブラウンを取り入れただけではコンサバすぎてしまったり、ほっこり見えてしまったり、垢抜けない印象を与えてしまうことも。何か足りないと感じたら、カジュアルな素材や小物で変化をつけると、今っぽいブラウンコーデにブラッシュアップすることができます。トップスをニットからスウェット素材にしてみる、シンプルなコーデにはアクセントとしてバッグやシューズ、大ぶりのアクセサリーを合わせるだけでOK!
<無難ブラウンはカラーアイテムで回避>
取り入れ方によっては落ち着きすぎた印象になる可能性も。相性の良い色の力を借りて洗練度を上げると、無難なブラウンコーデから卒業できます。インナーや小物に白を取り入れるとフレッシュさや華やかさがプラスでき、シックなコーデにするなら引き締めカラーとして黒を取り入れるのも◎。ベージュに近いブラウンにはパステルカラーを、キャメルにはパープル、テラコッタにはアースカラーを合わせると旬なスタイルにグッと近づきます。
<ワントーンコーデは濃淡で変化をつける>
トレンドのワントーンコーデは、成功すればかなりのおしゃれ上級者に! ブラウンでもぜひトライしたいところです。「コーデが全体的にぼんやりしてしまう」といった失敗を回避するなら、ブラウンの濃淡でメリハリをつけてみて。トップス薄め&ボトムス濃いめにすると、下半身が引き締まってスタイルアップ効果も。色合いに変化が出るよう、グラデーションを意識してコーデしてみてください。
<チェック柄やレオパード柄をアクセントに>
ブラウンをベースにした柄は派手すぎず、浮くことなく、すんなりなじんでくれる優秀選手。シンプルすぎて、なんだか物足りないと思ったら、積極的に取り入れてほしいアイテムです。秋冬はトーンの違うブラウン同士のチェックや、ブラウンベースのレオパード柄。春夏はブラウンにブルーやオレンジなどの明るいカラーを掛け合わせたチェック柄が人気です。コーデの主役や、アクセントとして活躍してくれるはず。
<奥行きを出せるサテンやレザーもおすすめ>
どちらかというと保守的な印象を持つブラウンですが、思い切って素材で冒険するのもあり! コーデに奥行きが出るサテンや、スパイスを効かせるレザーは、こなれ感を演出できます。秋冬はニットなどの厚手でマットな素材が多いため、サテン素材のツヤ感をプラス。春夏は軽やかな素材感が多く、ぼやけて見えがちなので、レザー素材を入れると引き締まった印象に。コーデに新鮮味が出るはずです。
失敗しないシーズン別ブラウンコーデ
コーディネートのポイントと合わせて、使用アイテムや類似アイテムをご紹介します。
お気に入りのコーディネートをお楽しみください。
<秋冬のブラウンコーデ>
この秋注目を集めるニットベスト。ブラウンカラーなら目立ちすぎることなくコーデになじみ、取り入れるハードルも下がります。同じくブラウン系のボーダーカットソーで統一感を出し、ボトムスはどんなトップスでも受け止めてくれるデニムでカジュアルダウン。デイリーで活躍するスタイルが完成です。
- ニット・セーター<URBAN RESEARCH> ¥2,750
- トップス<SHIPS> ¥5,940
- パンツ<MOUSSY> ¥17,380
コーデに遊び心をプラスしてくれるロゴTは、文字がブラックだと少し辛口になってしまうことも。ブラウンの文字ならマイルドな印象になるので、ナロースカートなどの女性らしいアイテムとの相性も抜群。シアーハイネックを襟元からのぞかせたレイヤードで、さらに差をつけたコーデを狙ってみてください。
- トップス<earth music&ecology> ¥1,199
- Tシャツ・カットソー<THE SHOP TK> ¥3,850
- ロングスカート<Rouge vif la cle> ¥9,900
秋冬の定番、レザージャケットもブラウンをチョイスすればハードな印象を抑えられてGOOD。今年はライダース型ではなく、ブルゾンタイプがトレンドとして支持を集めています。フェミニンなワンピースや女性らしいアクセサリーを合わせたコーデに羽織るだけで、王道の甘辛コーデが簡単に完成します。
- アウター<COMME CA ISM> ¥5,519
- ワンピース<JILL by JILL STUART> ¥22,000
- イヤリング・イヤーカフ<URBAN RESEARCH> ¥2,530
きちんとしたシーンで活躍するジャケットは、ノーカラー&ブラウンでこなれたスタイルを目指すのがおすすめ。トーンの違うオールインワンを合わせてブラウンのグラデーションを作ると、おしゃれ上級者なワントーンコーデになります。バッグ&シューズはブラックで全体を引き締めることもお忘れなく。
- ノーカラージャケット<UNTITLED> ¥7,040
- パンツ<rienda> ¥5,500
- ショルダーバッグ<index> ¥2,838
- シューズ<RANDA> ¥7,590
今年のトレンド柄、レオパードは落ち着いたイメージを持つブラウンで取り入れるのが◎。細かいレオパード柄&ブラックでまとめたら、スポーティーなマウンテンパーカーではずしを加えると、今年らしいミックススタイルに。スカートのレオパード柄に入っているパープルをバッグにリンクさせるのもポイントです。
- ひざ下スカート<NATURAL BEAUTY> ¥3,564
- Tシャツ・カットソー<Melan cleuge> ¥6,490
- ニット・セーター<NATURAL BEAUTY> ¥4,543
- シューズ<SHIPS> ¥9,086
<春夏のブラウンコーデ>
リモートワークでも映える袖コンシャスなブラウスは、濃いめブラウンをチョイスすると、柔らかくてスマートなオフィススタイルに。足元に向かって淡くなるグラデーションがコーデ全体をまとめてくれます。パンツを薄めのカラーにすれば、膨張して見えません。ヘアはコンパクトにまとめ、主張し過ぎないイヤリングでさりげなく視線を奪って。
- トップス<m.f.editorial> ¥3,190
- パンツ<any SiS> ¥3,850
- シューズ<URBAN RESEARCH> ¥7,920
- ショルダーバッグ<green label rela> ¥7,590
ネクストワンピースとして1枚は持っておきたいトレンドのジャンパースカート。1枚でコーデが決まるマーメイドシルエットは、主役アイテムとしてマストバイです。ブラウンは春夏に取り入れたくなるホワイト系カラーとの相性も良く、透け感のある素材を合わせると今っぽくなります。スニーカーで甘さを調整しましょう。
- ワンピース<URBAN RESEARCH> ¥4,125
- トップス<URBAN RESEARCH> ¥2,990
- シューズ<ABC-MART> ¥2,200
春夏の定番ともいえる、Tシャツ、デニム、スニーカーのカジュアルスタイル。お出かけには少しラフ過ぎる……と感じたら、トレンドのジレをプラスしましょう。ブラウンはデニムのブルーと相性が良く、サラッと羽織るだけで一気におしゃれに。ウエストやお尻、太ももなどの気になる部分もカモフラージュできて一石二鳥です!
- ベスト・ジレ<INDIVI> ¥3,399
- パンツ<INDIVI> ¥4,040
- スニーカー・スリッポン<INDIVI> ¥2,178
ストライプシャツは清潔感のあるブルーが定番ですが、ブラウンをチョイスすれば、洗練された女性らしさに寄せることができます。全体を優しいトーンでまとめ、ナチュラルなカジュアルスタイルに。バケットハットなどのトレンド小物をワンポイントに取り入れると、さらにこなれて見えるはず。
- ひざ下スカート<URBAN RESEARCH> ¥5,610
- トップス<J.PRESS LADIES> ¥11,880
- ハット<URBAN RESEARCH> ¥1,430
- シューズ<ABC-MART> ¥8,789
視線が集中するチェック柄は、ブラウン×イエローやブルーのカラーコンビネーションでスタイリッシュに。いろいろなカラーがミックスしていても、ブラウンベースなら落ち着いて見えます。シンプルなTシャツを合わせるだけでもかわいいので、1枚手に入れておいて正解。重く見えそうなら、涼しげなクリアサンダルで季節感を演出しましょう。
- スカート<earth music&ecology> ¥2,499
- トップス<earth music&ecology> ¥749
- サンダル<ITS’DEMO> ¥4,400
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監修
森田文菜(もりたあやな)
スタイリスト・ライター。タレントや雑誌をはじめ、メンズ・レディース・プロップスまで幅広い媒体でスタイリングを担当するスタイリスト。またwebメディアのファッション記事をはじめとするライターとしても活動中。テレビ・ラジオ・YouTubeなどでのファッション解説も行っています。
Instagram:@ayana0811m