

2025.06.05
【2025年】人気カラーで選ぶシャツワンピース シーズン別コーデ19選
夏は羽織ものとして、秋冬は重ね着として活用できるシャツワンピース。人気が長く続き、定番化したアイテムだからこそ、デザインや素材、カラーなどの種類が豊富でどれを選べば良いか悩んでしまいますよね。今回は、人気のシャツワンピースの取り入れ方を【カラー別】や【年代別】でご紹介。コーデ例も参考にしてみてください。
シャツワンピースコーデのポイント4つ
「ベスト」を重ねるとおしゃれ見せできる
シャツワンピースは楽ちんである反面、スタイリングが単調になりやすいというデメリットがあります。そんなシャツワンピースをおしゃれに着こなすならベストかジレを重ねてみましょう。春夏ならレース素材のジレなどで軽やかにレイヤードを楽しんで。秋冬は深みのある色合いの厚手ベストでシャツワンピースに重厚感を出すと良いでしょう。
白or黒の小物で色の強さを和らげる
昨今、数多く登場しているのが鮮やかな色のカラーシャツワンピースは、華やかさがありますが、色の主張が強いのでワンピースだけが浮いて見えがち。統一感のある着こなしを目指すなら、小物に白または黒を投入しましょう。メリハリがついてなじんだスタイリングが完成します。
柄のシャツワンピースはワントーンでそろえる
柄のシャツワンピースは単色無地のシャツワンピースに比べて単調にならないとはいえ、組み合わせる小物などに色を多用すると、着こなしがまとまらなくなってしまいます。柄のシャツワンピースを着るときは色をワントーンで統一させましょう。
シンプルなデザインは「ひと癖」アイテムで格上げ
シンプルかつベーシックな色のシャツワンピースは、一枚だけだと、スタイリングが物足りない印象に。個性的な柄のバッグや差し色となる羽織ものなど、「ひと癖」効いたデザインの小物を投入しましょう。着こなしが一気に格上げできます。
【カラー別】シャツワンピースのコーデ19選
白のシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- 白シャツワンピース×デニムの綺麗めシンプルコーデ。シンプルでありながら洗練された印象もあり。長めの白いシャツワンピースが全体のスタイルを引き締め、軽やかなトップスとデニムの組み合わせがバランス◎。ハンドバッグがアクセントとなり、全体に爽やかさをプラスしています。全体のアイテムの丈感も相まってリラックスした雰囲気を醸し出しています。
- 【シャツワンピをさらりと羽織って楽しむ、大人のリラックスボタニカルコーデ】 ホワイトのシャツワンピースをアウター風に羽織り、軽やかで爽やかな印象に。インナーは深みのあるダークブラウンのカットソーで落ち着きを添え、ボトムにはグリーンのボタニカル柄パンツを合わせて自然体な華やかさをプラス。シンプルなアイテム同士のレイヤードに柄を効かせることで、洗練された抜け感が生まれる、大人のナチュラルカジュアルコーデです。初夏や秋口の軽やかなスタイリングにもぴったり。
<秋冬シーズン>
- シャツワンピースの雰囲気を変えたいときに試したい着こなしが、スカート風アレンジのコーデです。前開きのシャツワンピースを裾からウエスト周辺まで閉じて、両袖を通さずにベルトリボンのようにウエストに巻くだけ。トップスには気温に合わせて薄手のカットソーやニットを取り入れましょう。
- 【ギャザーシャツをカジュアルダウン。甘辛ミックスの大人スタイル】 首元と袖口のたっぷりギャザーが可愛らしいホワイトのシャツワンピースに、カーキのフィッシングベストを重ねて甘さを程よく引き締めた旬のミックスコーデ。ボトムはスカイブルーのデニムパンツで軽やかに仕上げ、全体に抜け感をプラス。鮮やかなブルーのキルトトートバッグがアクセントになり、コーデに遊び心と個性を添えてくれます。フェミニン×アウトドアの絶妙バランスで、こなれた印象を叶える大人のカジュアルスタイルです。
黒のシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- いくつになってもできるタイムレスな着こなしといえば、スニーカ×黒のシャツワンピース。黒には都会的でモードな印象があるのでカジュアルダウンさせるスニーカーを合わせると、品の良さと親しみやすさが両立したちょうど良いバランスになります。差し色はやっぱり白が鉄板。
<秋冬シーズン>
- ブラックのシャツワンピースは、シンプルながらも洗練された印象を与えるアイテム。ブラックのワンピースにさりげなくパンツを重ね、動きやすさとスタイリッシュさを両立。足元はダークカラーのシューズで引き締め、ベージュのベレー帽をアクセントに加えています。全体的にモノトーンでまとめつつ、異素材の組み合わせで奥行きを持たせた、都会的でモダンなスタイルです。
- 【オールブラックに遊びを効かせた、モードなシャツワンピスタイル】 フレアシルエットが美しいブラックのシャツワンピースを主役に、同色のブルゾンとブーツを合わせた洗練されたオールブラックコーデ。ワンピースの動きのあるラインが、重たくなりがちなブラックスタイルに軽やかさをプラスします。グレーのキャップでカジュアルな抜け感を加えれば、モード感と親しみやすさが絶妙に融合。大人のこなれ感が光る、シックなカジュアルスタイルです。
ベージュのシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- 柔らかいベージュのシャツワンピースは、今こそ取り入れたいカラー。シンプルに一枚で着るのも素敵ですが、ボトムスに白のプリーツパンツや白のグルカサンダルを合わせて、ベージュ×ホワイトの淡色コーデを楽しんでみましょう。もし全体にメリハリが足りないと感じたら、ハットやバッグにブラウンを取り入れてアクセントを加えるのもおすすめです。
- 【素材感とカラーで魅せる、ナチュラルフェミニンなシャツワンピースコーデ】 軽やかなベージュのシャツワンピースに、ブラウンの合皮ベルトでウエストマークを加えた、メリハリのあるナチュラルスタイル。小物には涼しげなバンブーハンドルのミニシアーバッグを取り入れ、ほどよい抜け感と季節感をプラス。足元はブラウンのサンダルで統一感を出し、全体をやわらかく上品にまとめています。シンプルながらも素材と色で差がつく、大人のきれいめリラックスコーデです。
<秋冬シーズン>
- 秋冬のベージュシャツワンピースはこっくりとした色合いのブラウンを足してカフェラテのような色合いに整えるのもおすすめ。襟付きのシャツワンピなら丸首のニットを上から重ねるとおしゃれです。バッグもメインのコーデと同じ色合いのベージュやブラウンで整えれば大人かわいい秋冬コーデの完成です。
- 【クラシカルな美シルエットで魅せる、大人の上品シャツワンピコーデ】 フィット&フレアの美しいシルエットが際立つ、ベージュのプリントシャツワンピースを主役にしたクラシカルなスタイリング。落ち着いたトーンの中に繊細な柄が映え、1枚で上品な印象を演出します。足元にはメタルパーツがアクセントのブラックパンプスを合わせて華やぎを添え、ブラックのショルダーバッグで全体をすっきり引き締め。オンにもオフにも対応できる、品のある大人のフェミニンコーデです。
ブルーのシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- 【涼しげな素材と色で魅せる、大人の爽やかシャツワンピコーデ】 明るいブルーが印象的なサッカー素材のシャツワンピースは、肌離れの良い軽やかな質感で、春夏にぴったりの一枚。ナチュラルな風合いのバンブーハンドル付きブラウンのボストンバッグが、コーデに温もりと品を添えます。足元にはシルバーのポインテッドTストラップミュールを合わせて、ほどよく華やかさをプラス。爽やかさと上品さを兼ね備えた、大人のためのきれいめスタイルです。
<秋冬シーズン>
- ブルーのシャツワンピースの上に、温かみのあるニットをレイヤードすると、秋冬の気温にも対応できるスタイルが完成します。深みのあるグレーやネイビーのニットを選ぶと、ブルーとのコントラストが引き立ち、洗練された印象になります。
- ブルーのシャツワンピースは、秋冬コーデにぴったりのアイテム。羽織りとしても活用でき、洗練されたモード感を演出します。オーバーシルエットの広めの袖や、タックデザインはスッキリとしたシルエットを作り出し、リラックス感がありながらもスタイリッシュな印象に。黒のワンピースや他のアイテムと組み合わせても、季節感を楽しむことができます。
グリーンのシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- 昨今人気のグリーンのシャツワンピースは、かわいらしい小花柄を取り入れてナチュラルフェミニンにスタイリングを。靴やバッグをブラウン系にするとナチュラルさが増してしまうので、あえて清涼感のあるホワイトやメタリックカラーのパンプスを投入。かわいいだけでなく、シャープさも演出した大人な着こなしに。
<秋冬シーズン>
- 秋冬は春夏と違って、色の彩度をグッと落とすのが正解です。深いモスグリーンなどのシャツワンピースは、シックでクラシカルな印象を与えます。インナーに白のハイネックトップスを重ねることで、シャツワンピースのダークな色合いに対して、配色バランスの良いコーディネートが完成します。ブラックの小物をプラスして、マニッシュさを加えるのも、シャツワンピースコーデのポイントです。
イエロー・マスタードのシャツワンピースコーデ
<春夏シーズン>
- 明るく朗らかな印象を与えるイエローのシャツワンピースは、デニムパンツと組み合わせるのが春夏の気分。コットンボイルなどの薄手素材だと、うっすらとインナーが透けるのでおしゃれ度が高まります。夏素材のトートバッグとコンフォートサンダルを合わせた楽ちんなスタイルが季節に似合います。
<秋冬シーズン>
- 【鮮やかカラーを品よく着こなす、大人のシャツワンピーススタイル】 パッと目を引くイエローのシャツワンピースは、着るだけで気分が明るくなる主役級アイテム。シルエットはシンプルにまとめつつ、カラーで華やかさを演出。小物はブラックで統一し、Vカッティングが効いたメリージェーンとハンドバッグで全体をきゅっと引き締めて、大人らしいバランスに仕上げています。明るさと上品さを兼ね備えた、オン・オフ問わず活躍するきれいめコーデです。
【年代別】シャツワンピースコーデ10選
20代・30代おすすめシャツワンピースコーデ
20代から30代にかけてのファッションは、トレンドを取り入れながらも、自分らしさを表現することが大切です。シャツワンピースは、シンプルでありながらも、スタイリング次第で個性を引き出せるアイテム。ここではカジュアルなデイリースタイルから、少し特別な日にも使える、20代・30代の方におすすめの、シャツワンピースコーデをご紹介します。
- カジュアルなデニムシャツワンピースに、白のスニーカーを合わせることで、爽やかでアクティブな印象に。シンプルなバッグをプラスして、デイリーコーデとしても活躍します。
- フェミニンな花柄シャツワンピースには、シンプルなパンプスを合わせて女性らしい印象に。カーディガンを羽織ると、春先にもぴったりです。
- 縦のストライプ柄がスタイルアップ効果抜群のシャツワンピース。シンプルなサンダルと合わせて、夏のリゾート地でも活躍するコーディネートです。
- 【爽やかストライプにナチュラルを添えて。大人のきれいめシャツワンピコーデ】 ブルーのストライプ柄シャツワンピースが主役の、清涼感あふれるスタイル。ウエストにはブラウンのワイドベルトをプラスして、メリハリのあるシルエットとほんのりクラシックな雰囲気を演出。バッグとシューズは、ナチュラルな素材感が魅力のブラウンで統一し、季節感と落ち着きを添えています。爽やかさと温かみをバランスよく取り入れた、大人の品の良さが光るきれいめカジュアルコーデです。
- 【デニムワンピを腰巻きアレンジ。遊び心を効かせたカジュアルスタイル】 サックスブルーのプリントTシャツは、ユニークな絵柄が目を引く主役アイテム。そこに、デニムシャツのマキシワンピースを腰巻きにして取り入れることで、ラフさとこなれ感を演出。足元にはブラックのメッシュパンプスを合わせて、抜け感と大人の上品さをプラス。シンプルなアイテムをユニークな着こなしで楽しむ、センスの光る大人の遊び心あふれるスタイルです。
40代~50代おすすめシャツワンピースコーデ
40代から50代にかけては、上質で洗練されたスタイルがおすすめです。シャツワンピースは、シンプルでありながらも、エレガントさを演出できるアイテムとして、幅広いシーンで活躍します。大人の女性らしい落ち着いたコーディネートを楽しみつつ、細部にこだわりを持ったスタイルを目指しましょう。ここでは、40代・50代の方におすすめの、シャツワンピースコーデをご紹介します。
- シンプルなモノトーンのシャツワンピースには、パールのアクセサリーをプラスして上品さを演出。職場やフォーマルな場にも対応できる、大人のための洗練されたコーディネートです。
- ナチュラルなリネン素材のシャツワンピースに、サンダルを合わせてリラックス感のあるスタイル。軽やかで心地よい着心地が魅力です。
- ウエストベルトでメリハリをつけたシャツワンピースに、ショートブーツを合わせることで、カジュアルながらも洗練された印象に。秋のおでかけにもぴったりです。
- ツートーンカラーのシャツワンピースは、シンプルながらもデザイン性が高く、ヒールを合わせてエレガントにまとめるのがおすすめ。ディナーデートにも最適です。
- 【甘さと抜け感をバランスよく。モノトーンで魅せるガーリーカジュアル】 ブラックのシャツワンピースに、ホワイトのクロシェ編みVネックカーディガンを重ねて、ナチュラルな甘さをプラス。裾からのぞくティアードスカートがふんわりと揺れ、ガーリーな印象を引き立てます。足元はホワイトのボリュームスニーカーで軽快に仕上げ、カジュアルな抜け感も忘れずに。異素材のレイヤードが楽しめる、フェミニンさとリラックス感を兼ね備えた大人のモノトーンコーデです。
シャツワンピースに合わせやすいアイテム20選
監修
角佑宇子(すみゆうこ)
ファッションスタイリスト・ライター。『ananweb』『 女子SPA!』などをはじめとするWEBメディアにて、30代〜40代の大人の女性に役立つファッションテクニックやトレンド情報を発信。体型の悩みを改善する着こなし、トレンド服を上手に取り入れるコツなど、すぐに試せるコーデテクニックを提案しています。
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