2021.11.29
黒ワンピースコーデを格上げ!
シーズン別の着こなしテクニック
2021.11.29
黒ワンピースコーデを格上げ!
シーズン別の着こなしテクニック
大人っぽくシックな印象に仕上がる黒ワンピース。フェミニンなデザインのワンピースも黒なら大人の女性でも試しやすいですよね。そんな黒ワンピースですが、シンプルすぎると無難でつまらない着こなしになるので注意が必要です。そこで黒ワンピースのおしゃれな着こなし方をシーズン別に解説します。
CONTENTS
#01 &mall編集部おすすめの黒ワンピース
#02 黒ワンピースコーデのポイント
#03 【シーズン別】黒ワンピースを使ったコーディネート
└ 春夏の黒ワンピースコーデ
└ 秋冬の黒ワンピースコーデ
&mall編集部おすすめの黒ワンピース
黒ワンピースコーデのポイント
■黒ワンピースはシルエットの美しいものを選ぶ
黒ワンピース1枚でコーデを完成させたい場合は、できるだけシルエットの美しいものを選びましょう。おすすめはIラインかXライン。なかでも上半身はピタッと体にフィットしていて、ウエストからふんわりと広がるXラインは女性らしさを際立たせます。素材はジョーゼット素材など、揺れ感の美しいものであるほど高級感を漂わせてくれます。
■地味に見せたくないときは差し色をプラス
地味に見えがちという黒ワンピースの懸念点はコーディネートで解決することができます。バッグや靴、アクセサリーで差し色を使うとコーデの地味さがなくなり一気におしゃれ見え。
アクセントとなる色には黒と相性の良い、ホワイト・レッド・ベージュ・イエローのいずれか1色を活用すると良いでしょう。ゴールドやシルバーといったメタリック素材をプラスしてもOK!
■カジュアルダウンさせるならシャツorキャミタイプ
黒ワンピースをカジュアルダウンさせたい時は、シャツワンピースもしくはキャミソールワンピースがイチオシ。というのも、シャツワンピースはデニムとの相性が良く、またキャミソールワンピースはTシャツとの相性が良いのでカジュアルコーデを自然と作りやすいからです。
■レイヤードスタイルは異素材を組み合わせて
黒ワンピースの重ね着コーデは、異素材をMIXさせたコーデが旬。たとえば、さらりとした揺れ感の美しい黒ワンピースにフェイクレザーのライダースジャケットを重ねるなど。薄い素材の黒ワンピースと、厚手素材のニットを合わせるのもおしゃれ。
■透け素材やアクセサリーでドレスアップ
黒ワンピースは定番のアイテムではあるものの、ドレスアップする場所では地味になってしまう可能性も。そのため、普段よりも少し肌見せを多めにするくらいがちょうど良いバランスに。アクセサリーは光を多く反射させる煌びやかなものが黒ワンピースによく映えます。レースやシースルー、ラメやメタリック素材などを上手に活用して華やかさをアップしたいですね。
【シーズン別】黒ワンピースを使ったコーディネート
黒ワンピースは服の素材によってイメージがガラリと変化します。春夏はできるだけ軽やかさがほしいですし、秋冬はシックに見せたいところ。春夏・秋冬に分けて、それぞれのおすすめの着こなしテクニックを紹介します。
春夏の黒ワンピースコーデ
軽やかさが大切な春コーデにおいては、基本的に黒ワンピースはあまり好まれないので、できるだけ明るいカラーと組み合わせるのが正解。人気のライムグリーン、イエローといったカラーパンツはとくに今っぽさが出る着こなしに。靴・バッグは白で統一させれば程よく抜け感のあるコーデが完成します。
シックでかっこいい黒に、柔らかい印象のベージュを合わせたニュアンスコーデ。ざっくり編みのカーディガンをアウター代わりに羽織ってナチュラルさをプラスすると女性らしさも漂います。靴やバッグにヌバッグやスエード素材を取り入れれば、温かみのある着こなしに仕上がります。
春夏シーズンに重たく見えがちなブラックドレスは、思い切って総レースを選ぶのも手! 黒ワンピースながらも、透け感のおかげで重たすぎない印象を与えることができます。また、総レースは上質なデザインなのでフォールコーデにぴったり。大人の女性らしさを演出してくれます。
カジュアルコーデの鉄板として人気なのが、スリット入りのカットソー黒ワンピース。ボトムスはグレーのデニムを合わせて、マニッシュに仕上げると洗練さがアップします。かといって全く色味がないのは味気ないため、ブラウンのカーディガンとライトベージュのローファーを差し色にプラス。
- ワンピース<green label rela> ¥5,390
シンプルなシルエットながらも、品のある黒のキャミソールワンピース。インナーのTシャツ、靴、バッグを優しげなグレーで統一させて大人っぽく仕上げるのも良し! キャミワンピースに入れるインナーはできるだけ体にピタッとフィットしたシルエットを選ぶとコーデバランスが整います。カジュアル要素の中に女性らしさを残したい時は、きれいめなサンダルとバッグを選びましょう。
黒ワンピースと相性の良いボーダー柄トップス。地味な印象に陥りがちなシンプルなデザインのコットンワンピースに柄モノを一点投入するだけでコーデがグンと格上げします。ボーダー柄のカーディガンは白×黒の色合わせで取り入れて。足元は差し色の白と同じくホワイトのスニーカーを合わせましょう。
黒ワンピースでスタイルアップを狙うなら、Aラインコーデが最適。黒ワンピースは裾に向かって広がるノースリーブのAラインワンピースを選んでみて。組み合わせるボトムスは、あまり太すぎないセミワイドシルエットが好バランス。ベルトは高めの位置にON! ウエストマークをすることで、脚長効果が得られます。
色の持つイメージから「なんだか暑そう」といった印象を与えがちな黒ワンピースも、シースルー素材だと爽やかさがアップ! 歩くたびにふわっと揺れる空気感もまとうので、かわいらしさも十分。軽やかさを出すためにインナーは白のワイドパンツを入れて透け感を際立たせて。
- ワンピース<Lugnoncure> ¥3,870
黒のギャザーワンピースにリネン素材のオーバーサイズジャケットを羽織れば、キャリア感のある着こなしに。規定の厳しくない企業であれば、足元をサンダルからフラットシューズに変えてそのまま通勤ファッションとしても活用できそうですね。シルエットはラフだけれどジャケットがあるだけできれいめ要素がグッと高まります。
- ワンピース<VICKY> ¥5,720
大人の女性には黒の花柄キャミソールワンピースもおすすめ。ベースとなる色がブラックで引き締まりがあるため、キュートなイメージのある花柄を合わせても子どもっぽくなりすぎないのが嬉しいですね。靴、バッグは黒で統一。肌寒い日はラベンダーカラーのニットカーディガンでフェミニンさを高めて。
- ワンピース<SHOO・LA・RUE> ¥3,297
シンプルな黒ワンピースをあえて脇役に。個性のあるバッグや、柄パンプス、ヘアターバンといった小物の主張を強めた着こなしも黒ワンピースだからできるおしゃれな着こなしです。それぞれのアイテムの柄がケンカしないようにバッグはワンピースと同色にする、小物の系統を揃えるなど統一感を意識して組み合わせましょう。
デニムジャケットと黒の花柄ワンピースは人気の組み合わせ。30~40代でも楽しめるフェミニン×カジュアルスタイルです。デニムはショート丈のノーカラーデザインだとより女性らしい印象に。差し色としてバッグなどにキャメルカラーを入れるとよりこなれたコーディネートになります。
- ワンピース<NATURAL BEAUTY> ¥7,480
秋冬の黒ワンピースコーデ
黒のプリントワンピースで60年代風を意識したレトロコーデに挑戦! インナーに黒の長袖を仕込んで、袖や首もとからインナーをちら見せさせるのがおしゃれ。足元は黒のミドルブーツで程よく抜け感と肌見せバランスを整えた秋コーデを実現させましょう。
秋冬の定番、黒のニットワンピース。足元をトレンドの白ブーツに変えるだけで今っぽいコーデに。ブーツはワンピースの丈から脚が見えないようロングブーツを合わせるのがおすすめ。黒ワンピースはウエスト切り替えデザインなどメリハリを持たせたシルエットに注目です。
黒ワンピースで作るモノトーンコーデ。モノトーンコーデはどうしてもマニッシュに偏りがちなので、女性らしさをプラスしたい時は初めから花柄をチョイスするとレディライクに仕上がります。そして、トレンドカラーのイエローをバッグで投入するとコーディネートが格上げします。
- ワンピース<FRAY I.D> ¥12,100
黒ワンピースの中で、きちんと見えの代表的といえばジャンパースカート。V字の切り込みが深いデザインは大人っぽくておすすめです。インナーはクルーネックニットで肌見せを控えめに。ミニマルなコーデなので、バッグも小さめのショルダーorポシェットタイプが◎。
- ワンピース<green label rela> ¥13,200
春夏のブラックドレスは総レースがおすすめですが、秋冬のブラックドレスは肌見せポイントを控えめにしましょう。デコルテまわりと裾が少し透けて見えるくらいの露出がベストバランスです。ブラックドレスはマットな素材でもOK! その際、フープピアスやリングなど、アクセで光りものをプラス。
上級の黒ワンピースコーデを目指すなら、黒ジャケットと黒のシャツワンピを組み合わせがイチオシ。シャツワンピースはバンドカラータイプが首元をすっきり見せてくれると人気。足元はマニッシュシューズを合わせてモードライクに仕上げましょう。
たっぷりと生地を使った黒のニットワンピースの下に、ヒダの揺れ感が美しいプリーツスカートを重ねたレイヤードコーデ。ワンピースはフロントやバッグ、またはサイドにスリットが入っているデザインを選ぶとスカートとの重ね着も楽ちん。合わせるスカートの色は控えめなグレーがおすすめ。
秋冬は、春夏以上に重ね着が楽しめる季節。インナーには薄手のハイネックニットを、ボトムスはワイドパンツを組み合わせて黒ワンピースの変化球コーデを楽しみたいですね。重ね着すると配色バランスに迷いが出やすいので、基本は白・黒・グレーの3色で構成してみて。
- ワンピース<NATURAL BEAUTY> ¥6,985
人気のカットソーワンピースは真っ黒でも良いですが、グレーがかったオフブラックもおしゃれ。ボトムスは白のレギンスに、小物はブラックでまとめてかっこよく決めれば、スポーツカジュアルながらも洗練された印象が作れます。動きやすいためママコーデにもおすすめです。
意外と難しいのが黒ワンピースと合わせるカラー。ビビッドな色だと主張が強いけれど、パステルカラーは黒とコントラストが生まれて浮きがち……。そこで救世主となるのがくすみピンクです。落ち着いたピンクで大人の女性でも安心。ジャンパースカートなど女性らしいシルエットのワンピースに合わせたいですね。
シンプルな黒ワンピースこそ自分らしい着こなしにしたい。そんな時は、王道ではないけれどまとまりのあるコーデを意識して。ゆったり感のあるスキッパーワンピのインナーには、洗練された白Tシャツをイン。足元はラフなリブニットパンツでゆるくスタイリングしましょう。
近年、トレンド返り咲きのアンサンブルニット。コンサバなイメージのあるアンサンブルニットはブラックのデニムワンピースでカジュアルダウンさせるのが今っぽいです。カーディガンは肩かけすることで上半身に立体感が出るので、ボトムスはタイトなIラインシルエットでバランスを整えて。Iラインの黒ワンピースでも代用可。