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アルピニスト 野口 健さんトークショー

トークショー写真

ロンドンオリンピックの競泳メダリストである寺川 綾さんが
水泳をはじめた理由や、初心者でも楽しめる水泳のポイントなど、
水泳を通じてスポーツの魅力や楽しみ方を教えてくれました。

野口 健さん
プロフィール
1984年、大阪府大阪市生まれ。三歳から水泳を始める。2012年ロンドンオリンピック・100m背泳ぎで銅メダルに輝き、400mメドレーリレーでは第一泳者として銅メダル獲得に貢献。現在、ミズノ(株)ミズノスイムチームコーチとして後進の指導及びスポーツの振興に尽くす。テレビ朝日報道ステーションスポーツキャスターとしても活躍中。

水泳を始めたきっかけは??

小児喘息がきっかけで、
偶然が重なり競泳の世界に。

小児喘息がきっかけで、
偶然が重なり競泳の世界に

小さい時から小児喘息を患っていまして、三歳の時に少しでも体力をつけるために始めたのが水泳でしたね。喘息が治るというわけではないのですが、喘息にとってすごく良い環境らしくて。湿気がすごく多いのと、全身運動ですよね。全身運動で体力をつけて病気に打ち克つじゃないですけれど。昔の記憶なのでおそらくなんですが病院の先生に水泳を勧められたのがきっかけだったと思います。
それから、近所のスイミングスクールを3つほど見学した中から自分で決めて良いよと言われ、たまたま選んだのが選手を強化するのに定評のあるスイミングスクールだったんです。
あとは友達ですね。プールにはプールの友達がいて、切磋琢磨というか競争するのが大好きだったので、練習でも勝負しながらっていうのが楽しくて水泳にのめり込んでいったきっかけでもありますね。

意外!? 水泳なのに高地トレーニング。
現役時代は食事もトレーニング。
いま簡単にできる食事法や運動法など。

意外!? 水泳なのに高地トレーニング。
現役時代は食事もトレーニング。
いま簡単にできる食事法や運動法など。

意外に思われるかもしれませんが水泳でも高地トレーニングをするんですね。私が現役の頃は一番高いところで標高2300mで行なっていました。空気が薄いので泳いでいて初めて貧血になりましたね。やっぱり高地合宿すると自分の体の中もどんどん変わっていくので、いつもより食事にも気をつけないといけないんです。
食事といえば現役の時は、食べても食べても太ることができないので、逆にコーチに食べさせられてたくらいで、まさに食事もトレーニングでしたね。

引退してからそんなに食べたら太ってしまいますが、普段から気をつけていることは基本な事ですが、まずは3食しっかり摂ること。あとは皆さん実践されてる方も多いとは思うのですが野菜から食べる事ですね。
また初心者にオススメのトレーニング方法は、まずはストレッチですね。ストレッチをする前に激しい運動をしてしまったら、すぐ怪我につながってしまうので。なんならトレーニング時間よりストレッチをする時間の方が長くても良いくらいです。私自身もストレッチは毎日続けていますし、運動しなくてもストレッチだけで筋肉は動きますので痩身効果も期待ですますよ。他に日常生活の隙間時間にできるトレーニングとしてはテレビのCMの間にする腹筋とかですね(笑)
さらにジムで趣味で水泳してる人なんかは、泳ぐ前に鏡で確認すると良いですよ。水泳っていうのはフォームが大事なので、力任せにならず綺麗なフォームで楽に泳ぐということに重点を置くと上達も早いと思います。

寺川さんへの質問コーナーでは
予想の斜め上をいく珍回答が続出。

寺川さんへの質問コーナーでは
予想の斜め上をいく珍回答が続出。

〜〜試合前のルーティーンとかありますか?
良い質問ですね(笑) 私は背泳ぎだからコース台に上がらずそのままプールに入るんですが、必ずプール台の左側からプールに入ってました。
あと、決勝前に知り合いに会って缶コーヒーをもらって飲んだら日本新記録が出たんです。それ以来、決勝前にはコーヒーを飲む習慣ができましたね。

〜〜オリンピックに行く時の飛行機の中で緊張しますか?
飛行機に乗りすぎてよくわからなくなってますね(笑) 2012年ロンドンオリンピックの時は2ヶ月くらい前から世界一周チケットいうのがあって海外を転戦したり合宿してたんですね。だから飛行機は緊張とかじゃなくてリラックスして寝る時間だと認識してましたね。

〜〜現役時代に一番嬉しかったことと、悔しかったことはありますか?
これまた良い質問(笑) まず一番悔しかったことは、北京オリンピックの代表選考会で、上位2名がオリンピック出場できる規定で私は3位だったんです。表彰台に上がる3人のうち私だけがオリンピックに行けない。その表彰式で役員の方から「今まで長い間ホントによく頑張ったね。お疲れ様。」て言われて。その瞬間が一番悔しかったですね。この人は私がここで辞める思ってるって。でも、その悔しさをバネにロンドンオリンピックでメダルを獲れたので今はよかったと思ってます。
一番嬉しかったことは、メダルを両親に見せて喜んでくれたことですね。親もロンドンに見に来てくれたんですけど、帰国してからは挨拶回りなどで結構な順番の後に実家に持って帰ったんです。それでも喜んでくれて、携帯で写真撮ってるのを見てると嬉しいなと思いましたね。

トークショー後半には、スイミングスクールの子供たちと
ストレッチやトレーニング方法などで交流し、会場は温かい雰囲気に包まれました。

トークショーの最後にはアトラクションコーナーとして、地元のスイミングスクールに通う小学生たちに、2人ひと組で行うストレッチや寺川さんが現役時代に行なっていたトレーニング方法などを伝授。少し照れたり、少しキツそうにしながらも一生懸命トレーニングしている姿が印象的でした。
また最後に寺川さんからアドバイスとして、イメージトレーニングの大切さや、挑戦すること、嫌なことを嫌だと思わないメンタルトレーニングの重要性などを話してくださり、水泳やスポーツに関わらず社会生活において大切なことを教わった気がしました。

楽しいトークや質問コーナー、アトラクションコーナーを通して
水泳はもちろん、フィットネスやスポーツ以外の普段の生活にも通じる
お話が伺えました。寺川綾さん、ありがとうございました!