2022.05.26
サンプル品&B品編
普段からお得なアウトレットショップですが、さらにお得感倍増なお買い物術があるのをご存知ですか?
それはショップで限定的に展開されるサンプル品やB品、いわゆるワケあり商品を狙うということ。
でも実はこれ、アウトレットならではのとってもおいしいワケありなんです♡
今回はそんな素敵にお得な商品と出合うテクニックをご紹介します。
アパレル用語として頻出の「サンプル品」や「B品」。なんとなくイメージはできるものの、具体的にはどういったものなのでしょう? お答えいただいたのは三井アウトレットパーク 幕張に勤務する某ショップ店員・Oさん。
「サンプル品とは本生産に先行して製作されたもので、主にプレスリースなどに使用された商品です。B品とはB級品のことで、商品に小さい傷やほつれ、汚れなど若干のダメージがあるもの。ただ、サンプル品はいずれも製品とほぼ仕様に変わりがなく、B品もダメージがわからないことがほとんどなので問題なくご着用いただけます。サンプル品の場合、サイズが通常展開と異なる場合もありますので、ご試着いただくことをおすすめします。」
サンプル品、B品の商品にはタグづけやシールでマークされていることもあるので見分ける目安のひとつになります。
※ショップで表記の仕方は異なります。
年に数回実施するサンプル品・B品フェア開催時には、実施店舗のエントランスにあるフェアPOP(写真左下)を目印に。店舗に入ったらサンプル品、B品P O Pのあるコーナーや専用ラックを見つけてみてください。店舗により場所は違いますが、エントランス横に専用ラックが設置されていたり、奥のコーナーにまとめられている場合もあります。(POPのデザインは店舗ごとに違う場合があります)
サンプル品、B品からお気に入りを見つけられたらより満足度の高いショッピングが叶う! ファッション業界で働くおしゃれプロの二人にその魅力についてうかがいました。
ライター小嶋(以下K):サンプル品やB品にマイナスイメージはなくて、もう期待値しかないです(笑)。
スタイリストMORIYA(以下M):ですよね、私も!特にファッションの仕事をしているとそれらに出合うことはしょっちゅうで、もう初めからサンプル品やB品を狙うことも多い。
K:例えばよくあるのはドロップ(サンプル品ではあったけど製品時には落とされる)になったカラー展開を見つけたり、「ピンクもあったんだ!」とその発見が楽しい。商品にはない色だからまさに1点もの!
M:1点ものっていうパワーワード、心くすぐられます(笑)。製品より丈が長めの商品とか、逆に私にはそれが好みだったりして。それに、店頭で完売だったアイテムがサンプル品で残っていたりするとラッキー。
K:B品もB品といわれないとわからないものばかりじゃないですか?むしろ「どこらへんがB品なんでしょう?」とショップ店員さんに聞いちゃう。
M:B品も例えば着用時に自然とほつれてしまうデザインとかもあって、新品を買ったとしても結局ほつれは出ちゃうから、私はまったく気にならないですね。
K:そんな上で割引率とか値段を見るから、そのギャップにまたときめいてしまいます。
M:素敵に裏切られる「この値段なの!?」って(笑)。サンプル品、B品は超リーズナブルな値段&レア物に出合えるお宝探しみたいなもの。まさにショッピングの醍醐味なんです!
PROFILE
MORIYA
スタイリスト。数々のファッション誌やカタログ、広告の他、女優など著名人のスタイリングまで幅広く活躍。カジュアルからモードまで、洗練されたスタイリングセンスに定評がある。
小嶋多恵子
編集ライター。出版社の女性誌編集部を経てフリーランスに。ファッションを軸に、WEB・紙媒体コンテンツ制作、広告、ブランドコンサルティングなどフィールドを広げる。
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