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こだわりアウトドアLIFE

OUTDOOR

“ソトアソビ”の達人! YURIEさんに聞く、
新たな「こだわりアウトドアLIFE」

おしゃれで楽しい女子キャンプの火付け役であり、アウトドア×遊びを掛け合わせた“ソトアソビ”の一大ブームを巻き起こしたインフルエンサー・YURIEさん。
大好きな自然を、より身近に楽しむため、新たな「こだわりアウトドアLIFE」を構築中の彼女に、初心者でも楽しめる“ソトアソビ”の秘訣を伺いました!

アウトドアクリエイター YURIEさん

インスタグラマー。キャンプや旅、アウトドアを楽しみながら、その魅力を「ソトアソビ」というライフスタイルとして発信。愛車で日本各地を旅しながら、女子でもできるアウトドアを提唱。グランピング施設のプロデュースやファッション・雑貨・アウトドアアイテムの商品企画も手がける。著書に『THE GLAMPING STYLE〜YURIEの週末ソトアソビ〜』(KADOKAWA)がある。

@yuriexx67

「以前は都心のマンションに住んでいたのですが、アウトドアの発信がメインのお仕事なので、緊急事態宣言が出てからは、外出せずに発信する方法がないかを考え、千葉の里山の庭付きのログハウスに引っ越しました。県をまたがずに自然豊かな場所にアクセスできる利点もありますし、都心で頻繁にあった仕事の打ち合わせもほとんどがオンラインにシフトしたので、移動距離もネックになりませんでした。
引っ越してからは、庭にテントサウナを設営し、家庭菜園も始めたことで、外出できない期間もストレスを溜めることなく過ごせています。家にいる時間が長くなった分、インテリアにこだわるようになり、掃除を念入りにするようになったと思いますし、シャンプーやタオルなど毎日使うものを少しだけ良いものにランクアップして、心地よい環境作りを意識しています」

“里山のログハウスへお引っ越し”という決断をし、まさに新生活をスタートしたばかりのYURIEさん。ちょっとしたお庭やスペースがあれば実践できる、春にぴったりの“ソトアソビ”や、公園などでもアウトドア気分を味わえる、YURIEさん流のアウトドアLIFEにフォーカスします!

外ごはんを楽しむ。

外出や外食が制限される中でも、ベランダや庭に出てごはんを食べるだけで、いつもの食事が楽しく、おいしく感じます。
夏以外は、ホーローやステンレスなどの保温性が高い食器やカップを使うと、ベランダや庭でもスープやごはんが冷めにくく、家族や友人とのだんらんの時間も(温め直しなどで)邪魔が入りません。自宅に友人のお子さんが来るときも、多少雑に扱っても割れにくいので重宝しますよ。
外ごはん初心者の方なら、ホットサンドメーカーが一つあると良いかもしれません。直火okなものなら、屋内・屋外ともに使えます。最近人気は、サンドする上下がセパレートになるタイプのホットサンドメーカー。離して使えば、2つのフライパンとして、ちょっとしたものを同時に焼くこともできて便利なんです。
外ごはんに一役買ってくれるのが、庭で始めた家庭菜園で育てている、ローズマリーやバジル。ハーブは育てる手間が要らず、スーパーで買うと高いものですが、大量に収穫できるため、ローズマリーはピザに、バジルはジェノベーゼソースを作ったりと、大活躍です。ご自宅のベランダでも、大きいタイプのプランターさえあれば、挑戦できますよ! その際、長めの足のついたプランターを選んだり、腰くらいの高さの台にプランターを乗せると、通気性もよく、腰を痛めないのでおすすめです。

車を心地いい空間にする。

車中泊は極力、人と接することなく旅ができる最適な手段。自分の部屋をそのまま移動する様な感覚で、居心地良い空間づくりを心がけています。
車中泊の第一歩として、カーテンを用意すれば、「道の駅」などで休憩する用にプライベートを確保できますし、秘密基地感が増しますよ。簡易的に突っ張り棒やマグネットのフックなどを利用してカーテンを装着できるパターンもありますし、後方のドアや窓を開けてカーテンだけ閉められるので、ちょっと空気を入れ替えする際も便利です。
あとは、車中でゆったり寛ぐために、シートをフルフラットに。上にエアーマットを敷いたり、工夫次第で、車が<動く部屋>のようになるんです。

テントサウナでリフレッシュ。

テントサウナは、外出禁止時でも気持ちよく汗をかいて、ストレス解消できるうえ、自分たちだけのプライベートサウナとして、自由に気兼ねなく楽しめるのがポイントです。
コロナ禍では、サウナが営業休止していたり、人数制限があったりしますが、プライベートサウナは自分で温度調節や好みの香りの(オイルを垂らした)「ロウリュウウォーター」の使用が可能だったりと、今の時代にとても合っている気がします。
比較的小さいサイズのものが多いので、ちょっとした庭や広めのベランダがあるお宅でしたら使えますし、テント貼りに慣れていなくても設営しやすいタイプが多いので、説明書通りにやれば、問題なく楽しめます。注意点は、火を使うものなので、場所によってはNGなエリアがあったり、自治体や消防署などによって決まりがあったりもするので、念の為確認を! また、万が一、一酸化炭素中毒になった時のことも考えて、警報機はマストで用意しましょう。
テントの外にさらにスペースを確保できるお宅なら、水風呂用のポータブルバスや、外気浴用のリクライニングチェアを用意すれば、より本格的に楽しめます。おすすめのリクライニングチェアは、コールマンから出ているインフィニティチェアが無茶苦茶気持ちいいです。本格的なサウナ施設の外気浴用としても時々置いてあるものなので、ぜひ試していただきたいです。

ギア(アウトドア用品)のメンテナンスをする。

お気に入りのギアが揃うと、気持ちがワクワクしますよね! メンテナンスをすることで長く使えるようになりますし、なにより愛着が増すので、おうち時間を利用してメンテナンスや収納を見直してみるのも大切です。
ギアはこれからという“ソトアソビ”初心者は、運びやすい折り畳みの椅子から揃えるのはいかがでしょう。最も手軽なアウトドアとして最近よく耳にする「チェアリング」は、庭や公園に椅子を持ち運んで、自然のなかでボーッとするだけでリフレッシュできるというもの。折り畳める椅子はコンパクトに収納できるので、室内で来客時に椅子が足りない場合などにも使えて便利です。
あと、キャンプでは思った以上に暗い場所が多く、特に初心者は暗いと不安になりがちなので、ライトを多めに持っていくのがおすすめです。
椅子やライトに限らず、<RULEその2>のお話に出た車中を快適にしてくれるエアーマットは、来客時のベッドとしても使えますし、ポータブル電源は車中でスマホなどの充電ができるだけでなく災害時の備えにもなるなど、基本的に“アウトドア用”のアイテムというのは、機能的でコンパクトに収納できる便利なものが多いので、いざという時の備えにもなってくれて、“買っておいて損はない”ものばかりです。

新しいソトアソビ(アクティビティ)にチャレンジする。

引っ越してから、まだ体験したことがないソトアソビに挑戦することが増えました。脳が活性化して、精神的に若返る気もします。
去年、群馬県の水上という場所で初めてラフティングをしたんですが、一日体験コースだったので、装備を揃えることなく、全てレンタルして楽しめました。もともとラフティングに興味があったのですが、ボートも縮んだ状態から自分たちで空気を入れて膨らませたりと、興味のあるアクティビティはアイテムを揃える前に、まず体験版に参加してみてインストラクターの方々に色々相談してみてから始めるのもいいと思います。
次は、バックカントリーに挑戦したいと思っています。

カメラにこだわる。

勇気を出して、あえて高いカメラとレンズを買ってみました。お仕事でご一緒したカメラマンさんが、いつもは大きい機材を持っているのに、アクティブな取材の時には小さめのカメラで来ていて、「こんなコンパクトなカメラでもこんなに綺麗に撮れるんだ!」と感激したのがきっかけです。
今使っているのは上位機種にヴァージョンアップした2台目です。今までとは違う写真が撮れてビックリしますし、大袈裟かもしれませんが、世界が変わります。星空が驚くほど綺麗に撮れたり、新しい目を手に入れたような感覚になります。ツール選びはとても時間がかかるけれど、素晴らしい体験を共有するための大切なツールですし、選ぶ時間も楽しみの1つです。私の場合、ツール選びは、信用できそうなブログを片っぱしから読むことから始めます。たいていその人が撮った作品なども載っているので、「こういう写真を撮りたい」と感じる人がおすすめしている中から選ぶと、参考になると思います。

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