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プロに学ぶファッションケア
スーツ篇 <監修:ザ・スーツカンパニー>

2018/04/27

毎日の仕事に欠かせないスーツや身体にフィットしたお気に入りのスーツは、できるだけ長持ちさせたいもの。でも着用頻度が高いものほど、シワや毛羽立ちなどに悩まされてしまいがち…。今回そんな悩みに答えてくれたのは、高いクオリティとスタイルを誇るザ・スーツカンパニー ラゾーナ川崎店の深田マネジャーです。スーツの正しいお手入れ方法と長持ちさせる秘訣はぜひ参考にしたいもの。スーツケアのルーティンを取り入れて、購入時の美しさをキープしましょう。

「スーツを長持ちさせるためには、着用したらその都度ケアをすることがポイントです。とくに、“ブラッシングはあまりしない”という方が多いのですが、繊維についたホコリや汚れをすぐ取り除くことで虫食いの原因を防ぐことができます。また、連続着用は避けたほうがベター。1回着た後は、2~3日は休ませてください。クリーニングに出し過ぎるのもNGです。ウールなどはドライクリーニングによって油分が落ちてしまうため、1シーズンにつき1~2回を目安にしましょう。基本的には男性用も女性用もケアの方法は同じです。」

ジャケット用ハンガーは
厚みのあるものを

ジャケットの肩には芯が入っていて厚みがあるため、その立体的な形を損なわないようハンガーも厚みがあるものを選んで。肩先が前方に向かってカーブしているもので、自分のジャケットのデザインや厚みに合わせるのがポイント。素材は木製のものがおすすめです。

スラックス用ハンガーは
吊りタイプのものを

スラックス用ハンガーは専用の吊りタイプがベスト。ジャケット用ハンガーにはスラックスを掛けられるバーが付いている場合もありますが、スラックス専用ハンガーのほうがケアしやすく、きれいに保管できます。素材はやはり木製のものがおすすめ。女性用のスカートも同じハンガーでOKです。

アイロンがけは
スチーム機能の蒸気が秘訣

シワが付いたままだとだらしない印象なので、アイロンがけはこまめにしたいもの。アイロンはスチーム機能が付いているものがおすすめ。蒸気を当てることでシワが伸び、きれいに仕上がります。ハンガーに掛けたままアイロンがけができる衣類スチーマーがあると便利。

毎日のお手入れ方法

スーツは購入後のお手入れ具合でぐっと差がつきます。少し手間はかかりますが、脱いだ後に一連のケアをすることで美しさがキープされ、身体にフィットしたスーツを長く楽しむことができます。ケアの方法は、ポケットの中身を出す→ハンガーに掛ける→ブラッシング→アイロンがけ→保管の順番。毎日のルーティンワークにすれば、スーツスタイルに磨きがかかること間違いなしです。

ポケットからすべてのものを取り出す

まずポケットに入っている中身をすべて取り出します。ジャケットはハンガーに掛けてから出してもOK。ジャケットの内ポケットやスラックスのポケットは忘れやすいので要注意。

ハンガーにそれぞれ掛ける

ジャケットは専用のハンガーに掛けましょう。ボタンはかけずに外したままにしておきます。

スラックスはベルトを外してからハンガーに掛けます。ボタンやファスナーは開けたままウエストを押さえるようにし、両足のセンタープレスラインを合わせます。

裾を上にして平行になるように左右を挟んで吊るします。裾幅よりハンガーの幅が広い場合は、途中で折って吊るします。逆さに吊るすことでウエストの重みが下へ向き、シワが伸びやすくなります。

ブラッシングしてホコリを取る

ブラシはコシがある豚毛や牛毛などの天然素材のものがおすすめ。繊維に対してブラシの毛が直角に当たるようにし、毛先でホコリを誘うようにかけていきます。ジャケットは生地の面を意識して全体をブラッシング。肩まわりは毛髪やフケ、ホコリが溜まりやすいので念入りに。襟は立てて裏を出し、ポケットは手を中に入れて生地を起こすとかけやすくなります。

スラックスはハンガーに掛けたままブラッシング。裾からウエストに向かって下から上に、その次に上から下に向かってかけていきます。裾の折り返しは手を入れて掻き出すように。

アイロンをかけてシワをのばす

アイロンがけで注意したいのが温度。素材によって異なりますが、綿や麻は180~200度、ウールは140~160度が目安。衣類スチーマーの場合は、直接生地に当てず蒸気を当てるようにして上から下へかけていきます。背中や腕部分はシワになりやすいため丁寧に。

スラックスはハンガーから外し、置いた状態で当て布をしてアイロンをかけます。センタープレスラインがずれないように注意し、押し当てるようにしてかけていきます。

スチームアイロンがない場合は、霧吹きで代用しましょう。霧吹きの代わりに市販の消臭スプレーやシワ取りスプレーなどを使ってもかまいません。

背中の縫い目で二つ折りする

両肩にそれぞれ腕を入れて、背中の縫い目を中心にして左右を二つ折りにします。ジャケットにはさまざまな芯地が入っているため、芯地が入っていない背中で折るのがポイントです。

肩を出すように裏返す

二つ折りしたら片方の腕を外し、襟を立てます。肩口から袖を引き出すようなイメージで裏地部分を表にします。このとき、肩まわりの形が崩れないように注意しましょう。

上下に折り返す

形を整えて片方の腕に掛けたまま上下に折り返し、腕を抜けば完成。コートをたたむときも、同じたたみ方を応用できます。

COLUMN
シワにならない画期的なおすすめスーツ

「スーツを脱ぐたびにケアするのはちょっと面倒…」という人へ、深田さんがおすすめするのがこのスーツ。「防シワ性機能を持つスーツなのでケアの必要がほぼありません。ウォッシャブル仕様になっているので自宅での洗濯も可能です。スラックスが2本ついていて、とても便利ですよ」AIRTECH Traditionalスーツ¥41,040(税込)[ザ・スーツカンパニー]

PROFILE

深田篤史 | Atsushi Fukada
ザ・スーツカンパニー ラゾーナ川崎店 マネジャー

8年前、洋服の青山に入社し、その後ザ・スーツカンパニーへ。現在はマネジャーとして活躍中。プライベートでもスーツを好み、英国調のクラシカルなスタイルがお気に入り。店内ではスーツなどのケアに関する相談にものってくれる。

http://blog.uktsc.com/tsckawasaki/

※施設・店舗により商品の取扱が異なります。予めご了承ください。

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