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人気料理家・江口恵子さんが伝授!
この冬人気のトレンド鍋

2019/01/25

寒くなると食べたくなる鍋料理。最近は味の種類も増え、いろいろな楽しみ方ができるようになりました。そこで、この冬に食べたいトレンド鍋レシピを、料理家・フードスタイリストの江口恵子さんに教えていただきました。イベントごとが続き、食べ過ぎ、飲み過ぎになりがちなこの時期。栄養も一気に補えて、手軽な鍋レシピで体調を整えましょう。いつも同じになりがちな「鍋のしめ」の新しい楽しみ方も、要チェックです!

近年、飲食店のブームとしても、家庭料理としても、あらためて注目を集めている鍋料理。江口さんに伺ったところ、なかでも今季のトレンド鍋は、健康と美容にうれしいものばかりなのだそう!「トレンドの鍋料理に共通しているのが“ヘルシーさ”。野菜がメインの“ベジ鍋”をはじめ、ベースのスープに栄養が豊富な野菜を使ったり、美容にうれしい効果のあるものを使ったり…。そしてどれも、野菜がたくさん食べられるのがうれしいところです。具材などはレシピ通りでなくてよいので、冷蔵庫の食材を組み合わせて楽しんでください。」

美容にも嬉しいトマトたっぷり!
エスニック風トマト鍋

トマトに含まれるリコピンが持つ抗酸化作用から、美意識の高い女性たちを中心に人気を集めているトマト鍋。トマトの酸味に加え、ナンプラーとレモン汁をプラスすることでエスニック風のさっぱりとした味わいが楽しめます。脂が少なくヘルシーな鶏むね肉や、えびと豆腐を使うことでたんぱく質のバランスも良くなり美容効果もアップ!

鶏肉やえびなどの動物性たんぱく質は、鍋が沸騰した状態で加えると臭みが出ずにおいしく食べられます。

材料(2人分)

[スープ]
トマト・・・・2個
セロリ・・・・1/2本
玉ねぎ・・・・1/4個
植物油・・・・大さじ1
鶏がらスープの素・・・・小さじ1/2
水・・・・700cc
ナンプラー・・・・大さじ1
レモン汁 ・・・・大さじ1
塩・・・・ひとつまみ

[具材]
鶏むね肉・・・・1枚
えび・・・・6〜8尾
木綿豆腐・・・・1/2丁
しめじ・・・・1パック
エリンギ・・・・小2本
大根・・・・5㎝
小松菜・・・・3株
筍の水煮・・・・100g

スープの作り方

トマトは2㎝角、セロリと玉ねぎは1㎝程度にざく切りにする。温めた鍋に植物油をひき、トマトセロリ、玉ねぎを炒める。

鶏がらスープの素を水に溶き、①に入れる。

沸騰してきたら、ナンプラー、レモン汁の順に②に加え、味を調える。

[ 具材の下ごしらえ ]

鶏むね肉は1㎝程度に薄く削ぎ切りにする。えびは殻と背わたを取り、尾の先を切って水を抜く。しめじ、エリンギは手で割く。大根、小松菜、筍の水煮は食べやすい大きさに切る。

シメのアレンジ!
ココナッツカレー風リゾット

鍋のしめは、エスニック風の味わいを生かしたカレーリゾット。米は洗わずに生のまま入れることでパエリアのような食感が楽しめます。ココナッツとカレーの香りで食欲アップ!

[材料]
生米・・・・150g
カレーパウダー・・・・小さじ2
ココナッツミルク・・・・200g
粉チーズ・・・・大さじ1

[作り方]
残った鍋のスープに、生米、カレーパウダーの順に入れる。混ぜながら中火で3分ほど煮たらココナッツミルクを加え、さらに7分煮る。弱火にして粉チーズを加えて混ぜ合わせる。

ベジ鍋の進化版!
しゃぶしゃぶで野菜が進む
白味噌豆乳ベジしゃぶ

見た目の美しさと、野菜のヘルシーさで人気の「ベジ鍋」を、野菜がもりもり食べられるしゃぶしゃぶスタイルに。スープは、女子に人気の豆乳をベースに、やさしい甘みが楽しめる白味噌をプラス。たんぱく質が足りなくなりがちなベジ鍋も、豆乳と味噌を使うことで植物性たんぱく質をたっぷりと摂り入れられます。

薄く切った野菜は食べる分だけスープにくぐらせてしゃぶしゃぶ風に。葉物野菜と根菜を混ぜることでバランスよく食べられます。あまり煮過ぎず、シャキシャキ感が残る程度がおすすめ!

材料(2人分)

[スープ]
昆布・・・・3g
水・・・・500cc
豆乳・・・・500cc
白味噌・・・・70g
塩・・・・小さじ1/2

[具材]
大根・・・・10cm
人参・・・・1/2本
ゴボウ・・・・10cm
小松菜・・・・2株
白菜・・・・大1枚
チンゲンサイ・・・・1株
椎茸・・・・2個
えのきだけ・・・・1/2株
舞茸・・・・1/2パック
油揚げ・・・・1枚
仙台麩・・・・1本

スープの作り方

昆布を水に30分ほど浸したら、中火にかける。

沸騰する直前に昆布を取り出し、豆乳を加える。

沸騰したら、豆乳が温まったら白味噌を溶き、混ぜ合わせる。

③をひと煮立ちさせ、アクをとる。沸騰しないように注意。

[ 具材の下ごしらえ ]

大根、人参、ゴボウはピーラーで薄くスライスする。小松菜、白菜、チンゲンサイは3㎜程度の厚さに細切りにする。野菜をまとめてざっくりと手で混ぜる。椎茸、えのきだけ、舞茸、油揚げ、仙台麩は食べやすい大きさに切る。

シメのアレンジ!
豆乳入り関西風お雑煮

鍋のしめは焼餅を使ってお雑煮風に。スープに白味噌を使っているので、関西のお雑煮のような味わいが楽しめます。豆乳&白味噌の甘みがあるので、粗挽き胡椒は多めに入れてもOK。

[材料]
餅・・・・4個
粗挽き胡椒・・・・適量

[作り方]
餅はトースターまたは網で、焼き目がつくくらい焼く。粗挽き胡椒をお好みでふりかけ、鍋の残りのスープを温めてかける。

しびれ系本格スパイスで人気再燃!
発汗火鍋風ピリ辛鍋

さまざまな雑誌やテレビなどで特集を組まれるほど人気の火鍋も人気継続中。今年はしびれ系の辛味が出る花椒(ホアジャオ)を使うのがポイント!ピリ辛スープが野菜に染み込み、食べるほどお腹の内側からポカポカに。この時期食べたくなる牡蠣も、ぜひこの鍋で。他の食材から摂りにくいビタミンや鉄分が豊富で、辛味との相性も抜群です。

唐辛子、花椒(ホアジャオ)、生姜、にんにくの4つの素材を組み合わせることで発汗効果がアップ。体の内側から温まって代謝も高まるのでダイエット中にもぴったりです。

材料(2人分)

[スープ]
唐辛子・・・・2本
花椒・・・・大さじ1
生姜・・・・スライス5枚
にんにく・・・・1片
ごま油・・・・大さじ1
鶏ガラスープの素・・・・小さじ1
水・・・・1000ℓ
塩・・・・小さじ1/2
醤油・・・・大さじ1
日本酒・・・・大さじ1

[具材]
絹豆腐・・・・1/2丁
牡蠣・・・・1カップ
豚肉(こま切れ)・・・・150g
鶏つくね団子・・・・6個
白菜・・・・大2枚
小松菜・・・・2株
長ねぎ・・・・1本
きくらげ・・・・5g
椎茸・・・・2枚

スープの作り方

鍋を熱してゴマ油をひき、唐辛子、花椒、生姜、にんにくを炒める。

生姜とにんにくが色づき香りが出てきたら、鶏ガラスープの素を水に溶いて加える。

沸騰したら、醤油、塩、日本酒を加え、味を調える。

[ 具材の下ごしらえ ]

牡蠣は片栗粉(分量外)と塩(分量外)で揉み、水で流して汚れをとる。他の具材は食べやすいサイズに切る。

牡蠣は片栗粉(分量外)と塩(分量外)で揉み、水で流して汚れをとる。他の具材は食べやすいサイズに切る。

シメのアレンジ!
痺れたまごスープ

鍋のしめは、ピリ辛スープをさらに楽しめる一品に。緑豆の春雨を使うことで、お腹は満たされるのにヘルシー!たまごとピリ辛スープが絡んで、花椒が香る本格的な味わいが楽しめます。

[材料]
緑豆春雨(乾燥)・・・・30g
ニラ・・・・1/2束
卵・・・・2個

[作り方]
ニラは食べやすいサイズにカット。鍋の残りのスープに、春雨とニラを入れて煮立たせる。卵を溶き、鍋がグツグツしたら回し入れる。沸騰した状態で卵を入れることで、ふわふわに仕上がる。

PROFILE

江口恵子 | Keiko Eguchi
料理家・フードスタイリスト

料理家、フードスタイリストとして雑誌、広告、WEBサイト等で活躍するほか、ナチュラルフードカフェ 「ORIDO.吉祥寺」、料理教室「ナチュラルフードクッキング 」を運営。「おいしくて体に良い野菜たっぷりの料理」をモットーに、実生活に基づいたレシピ提案が人気。毎日食べたくなるまっすぐにおいしい料理を提案する。